MOROHAの記事を書くことになった。
正直に言うと書くことがない。
それは彼らが書くに値しないとかそういうことではなく彼らの曲を聴けば私の言葉などなくても彼らの魅力は十二分に伝わるからだ。
とにかく余計な御託はいい。
まずは彼らの曲を聴いてほしい。
歌詞に耳を傾けて聴いてほしい。
少し長い曲だが最後まで聴いてほしい。
文章を読みながらでなくしっかりと彼らの曲を聴いていただけただろうか?
おそらく耳を傾けて最後まで聞いてくれたあなたはもう彼らのファンになっているだろう。
テレビ『しゃべくり007』に彼らが出演した際にこの曲を披露し、大きな反響を呼び彼らのオフィシャルサイトにアクセスができなくなった。
あなたもその時のテレビ視聴者と同じように衝撃を受けただろう。
あぁなんて突き刺さる言葉たちなんだろうか。
歌詞の中に名言が多すぎて拾いきることができない。
感情が洪水のように流れ込んできてそれにどう対処すればいいのかわからなくなるのだ。
音楽的にどうだこうだなんて言うのも野暮に感じてしまうがあくまでこれは彼らの紹介記事なのだ。
しっかりと彼らのことを紹介していこう。
MOROHA
2008年に結成された、UK(Gt)とアフロ(MC)からなる2人組。
感情の破裂音としてのラップ、繊細かつ獰猛なギターリフ。
個々の持ち味を最大限に生かす為、MC+Gtという最小編成にこだわる。
鬼気迫るLIVEはあなたにとって毒か薬か。
雪国信州信濃から冷えた拳骨振り回す。
ギターとラップだけという編成のMOROHA。
そのシンプルな編成故に直情的だ。
余計なものを一切排除した彼らの音楽はフィルターを介すことなくリスナーの耳へと流れ込む。
そしてリスナーはその激情に流されるままに溺れていく。
ラップの技術がどうとかギターのコード進行がどうとかそういったことを長々と綴って紹介するのは彼らの紹介としては間違っているだろう。
そういった小難しいことをすべてねじ伏せるような底知れぬパワーが彼らの魅力なのだ。
他の彼らの曲をさらに聴いてもらうのが最善手だろう。
あぁ聴いていて辛くなる。
MVに使用される映像と写真は映像作家エリザベス宮地氏のプライベートなものであり、MOROHAの赤裸々な歌詞と相まって心を締め上げる。
この言葉の力強さと弱さはどこから来るのだろうか。
冒頭の三文銭のMVの最後にアフロが吐き捨てた言葉の芯がこの説得力をもたらすだろう。
真っ当な普通の人間だから恋人を失った哀しさもそこにあるままのそのものなのだ。
そして先日約半年ぶりのMOROHAの新曲のMVがアップされた。
https://youtu.be/x1LHEgj4V4I
多くのアーティストが経験したであろう自分たちのライブのフライヤー配りを題材にMOROHA流の泥臭さに精錬されたアプローチを交えた楽曲でそこにあるアーティストの苦悩、自負、矜持、決意を言葉に刻む。
そしてこのMVで配っているフライヤーなのだが間近に控えたMOROHAの単独公演のフライヤーだ。
『それいけ!フライヤーマン』の歌詞にある「損はさせない」という言葉。
これをまさに体現してくれるであろうMOROHAのその単独公演の情報はこちら。
MOROHA ONEMAN
2016.05.28(土)
「単独」@恵比寿LIQUIDROOM
■出演
MOROHA
■時間
OPEN 17:00 START 18:00
■料金(1D別)
前売 ¥3,500 当日 ¥4,000
■ticket予約
・ローソンチケット [L:71064]
・チケットぴあ [P:289-443]
・イープラス
・LIQUIDROOM店頭
・DISK UNION(お茶の水駅前店/新宿店(BF)/下北沢店/吉祥寺店/池袋店/渋谷中古センター)
■info
LIQUIDROOM:03-5464-0800
1st single "上京タワー/バラ色の日々"
2015.12.09 ROSE-194
¥1,000(+tax)
1.上京タワー
2.バラ色の日々
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