ゆきこhrは、宮崎県出身の女性シンガーだ。

出身地の特色を見せる「やっちょんな!?やっちょっよ!!」という合言葉をもつ彼女は、2013年ごろからケーブルTVやイベント、ラジオでMCやパーソナリティとして活動を開始し、2014年から本格的にシンガーとして始動。インターネット上を中心に着実に知名度を高めてきた。

その活動の要となっているのは、生配信サービス「SHOWROOM」だ。多くのアイドルやシンガーソングライターが活用するこの配信サービスは、配信者とリスナーのつながりを強めるものとして話題を集めている。

このSHOWROOMでの活動を1年以上続けることで、一気にファン層が広がったというゆきこhr。2018年に初開催されたワンマンライブではSHOWROOMがきっかけになった観客が8割を占めるなど、その効果は絶大だ。

既に5年の活動を積み重ねてきたゆきこhrだが、その最初の目標は「女優」になることだったという。小学生のときにこの夢を持った彼女は上京し、その後、ボイストレーニングがきっかけになり、歌手の道へと進むことを決めたという。

そんなバックグラウンドもあってか、“ソウルフルSinger”と称される彼女の歌声は、どこまでもパワフルで感情豊かな表現力が最大の魅力となっている。また、「歌」という自分の役割に徹するために、楽曲制作をプロの作曲家・作詞家に任せる完全分業スタイルもその活動の特徴だ。

「歌のプロ」であり続け、多くのクリエイターとコラボするからこそ、楽曲と歌声が化学反応を起こして世界観が広がる。彼女のシンガーとしてのストイックな姿勢があってこそ、その活動は成り立っている。



●1st mini album「POWER OF ONE」



これまでに2枚のCDをリリースしているゆきこhr。その最初の作品が、ミニアルバム『POWER OF ONE』だ。

力強いロックソングからどこか懐かしいダンスチューン、壮大なバラードまで様々なタイプの曲が収録されたこのアルバム。その中心に常にあるのは、彼女の力強く表情豊かなボーカルだ。

それぞれの曲が違う個性を見せながらも、そこに確かな芯を通し、ひとつのストーリーを成立させるゆきこhr。そのシンガーとしての実力が、はっきりと表れている。



●2nd mini album「The TWO Souls」



2枚目のミニアルバム『The TWO Souls』では、シンガーとしての個性はそのままに、さらに表現力を磨いたゆきこhrの進化がうかがえる。

まるで童謡のように優しい響きのアコースティックナンバーからパワフルなポップチューン、疾走感のあふれるロックナンバーまで、違うタイプの5曲が詰まったこの作品は、それぞれ違う作曲家に「ゆきこhrに歌ってほしい曲」というテーマのみで自由に作ってもらったものだという。

それぞれの曲の特色が動き回り、それが彼女の歌によってひとつにまとまった名盤と言えるだろう。



一歩一歩着実な活動で、シンガーとしての道のりを歩んできたゆきこhr。「やれることはやりたい」というモットーを掲げる彼女だが、その活動スタイルにも、そんな姿勢がはっきりと表れている。

「明日へのパワーになるような歌」「未来を照らす歌」「心に残る歌」を歌っていきたい。そんな目標を胸に、これからも彼女は歌っていくだろう。

11月には初のデジタル配信シングル「Hapi☆Hapi★Birthday♪」のリリースも果たしたというゆきこhr。彼女の歌声の最新形を、是非一度聴いてみてほしい。


【公式Twitter】https://twitter.com/yukikohr1026

【公式ブログ】https://ameblo.jp/yukiko-1026/