宮城県東松島市出身のシンガーソングライター、橋本桃子。
2年間仙台の専門学校で音楽活動を行い、2017年に上京。
2020年11月にはTOKYO FM『坂本美雨のディアフレンズ』にゲスト出演し、全国ラジオデビューを果たしている。
同年9月からは10ヶ月連続でデジタルシングルを発表。
2021年8月、セカンドアルバム『等身大パズル』の世界配信&CDリリース。
・橋本桃子 - 勿忘草
2021年8月リリースのセカンドアルバム『等身大パズル』収録曲『勿忘草』。
「恋愛の楽曲を作ろう」というコンセプトから生まれた楽曲で、恋愛の「理屈ではない、分かっていても抗えない状態になってしまったりすることもある」という面を描く。つまりは、一言でいえばハッピーな曲ではない。
それはとてもリアルで、まるで自分の事を歌われているかのように感じる人もいるのではないだろうか。辛い心に寄り添うような歌声も含めて、胸がぎゅっとなる1曲だ。
・橋本桃子 - 春の音
同じくアルバム『等身大パズル』収録曲『春の音』。
出会いと別れが入り混じる春という季節に向けて、「この楽曲を聞いて、“不安なこともあるけれどこの季節が楽しくなる”と思える曲になって欲しい」という思いを込めて創り上げた。
そんな思いは間違いなく音にも反映されている。ストリングスの音など、楽器ひとつひとつの掛け合わせ方によって春の季節が見えるようにと丁寧に施されたアレンジは、聞いていてワクワクしてくるような仕上がりだ。もちろん優しくて柔らかい歌声も同様。
春には寂しさもあるけど、だからこそ良いのかも。そんな風に、じんわりと新しい何かが見えてくるような楽曲だ。
・橋本桃子 - 限りなく儚い青 @吉祥寺SHUFFLE(2021.10.26)
2018年12月リリースのファーストアルバム『hana』収録曲『限りなく儚い青』。
「震災に限らず、大切なことも時間がたつと忘れていく、薄れていく、っていうのが人間。ただ忘れていくのが嫌で、この気持ちを楽曲として残しておこうと思い制作した」と話してくれた。タイトルにある“青”には暗い出来事や津波、さらには当時中学二年生だった自分の“青春”だったり、いろんなイメージを込めているという。
自分自身の思いをぽろぽろとこぼしているようなその等身大の音と歌声は、きっと同じような経験をして、同じような思いを抱いている人にも寄り添ってくれるものだ。
「実際に始めてみて、新しく出会ってくれた人が増えた。1回きりの人もたくさんいるが、何度も足を運んできてくれる方もいたり」と、そんな路上ライブで出来た繋がりもある。「このワンマンライブは寒い中足を止めて、自分の歌を聞いてくれたその人たちのために歌いたい。ずっと橋本を応援してくれるみなさんに良い時間をお届けしたい、素晴らしい景色を見せたい。路上ライブで頑張ってきたことの集大成みたいなライブ」にしたいというから、楽しみに待っておこう。
そんな彼女のこの先のいちばん大きな目標は「宮城セキスイハイムスーパーアリーナで歌いたい!」ということ。「そこに向けてひとつひとつ新しい目標を立てて、どんどんステップアップをしていきたい」と話す彼女ならば、それも叶うように思えてならない。
少なくとも、この先要注目のシンガーソングライターの一人であることは確かだ。
【リリース情報】
2021.8.27 Release
【ライブ情報】
<橋本桃子ワンマンライブ “もも祭り”>
チケット購入URL
https://qr.quel.jp/om.php?ds=psiyf