静岡県富士市在住のシンガーソングライター、結花乃。
医大看護科を卒業し、看護師を経てシンガーソングライターになったという異色の経歴を持つ。
イラストや動画制作なども自ら手がける多彩なアーティストでもある。
2016年9月にミニアルバム『花一匁』でデビュー。
2021年、2022年に創立100周年を迎える母校、静岡県立富士高等学校の記念歌
『学び舎〜富士高創立100周年記念の歌〜』『はじまりの鐘〜富士高創立100周年記念の歌〜』の2曲を作成。
CM等で使用される他、生徒さん達による吹奏楽や合唱でもアレンジされていく予定となっている。
・結花乃-「きんぎょすくい」(フルバージョン)MV 5/1Release 1stアルバム「結花乃譚~きんぎょすくい~」より
2018年8・9月、NHK『みんなのうた』へ書き下ろした楽曲『きんぎょすくい』。
自身の代表曲的な楽曲だ。
元々看護師として勤務していた彼女の経験、そして縁日から持ち帰った金魚のうち
数匹があっという間に死んでしまったという経験。
そんなリアルな体験から描かれているこの楽曲では、金魚目線で、
大切にされてきたその命が、幸せであったことを歌う。
視覚的に描くストーリーはもちろんのこと、繊細に感情を込めるその歌声によって、
込められた想いがリアルに伝わってくる。
命の大切さ、尊さに改めて気が付かされる1曲だ。
・【フル】魔法のコトバ -スピッツ-【cover/歌詞付き/結花乃】
コロナ禍になる前からYouTubeにカバー楽曲をあげていた彼女だが、
ライブ活動が制限されるようになり、より積極的にカバー楽曲を上げるようになったという。
こちらはその中からスピッツのヒット曲『魔法のコトバ』のカバー。
映画『ハチミツとクローバー』の主題歌ということもあってか、この楽曲には瑞々しさが感じられる。
そしてこのカバーにおいても、始めの一声から、それが強く感じられるのだ。
深みがありながらも瑞々しいその歌声で、楽曲の持つ青春感を十二分に引き出している。
聴いていると思わずタイムスリップしてしまうカバーだ。
また、ただカバーするだけではなく、アニメーションを自作しているというのもこのカバーの魅力。
他のカバーも同様にアニメーションが制作されているので、是非チェックしてみていただきたい。
・結花乃-「ハクモクレンの木」PV
曰く、デビュー前に作った楽曲『ハクモクレンの木』。
「ハクモクレンは空に向かって咲く花。自分を励ます応援歌として自分のために作り、
ライブでも披露していなかった。ある日ライブで初めて歌ったとき、
ファンから良い曲だねと言っていただき、それからちゃんと歌うようになった」
という1曲だ。
≪同じクラスのさっちゃん来年ママになるって≫
≪私はというとそうね まだそうだね 通学路の途中≫
と、なんともやるせない想いを抱きながらも、
それでも折れずに、逃げずになりたい自分を目指して進んでいく。
そんな前を向いて歩き続ける決意を歌った歌詞に、ぐっとくる。
同じように何かを目指して歩く人には、きっとたまらないものがあるだろう。
きっと、「自分も頑張ろう」と思えるはずだ。
今後の活動については「まずは有観客でワンマンライブをやりたい。
今はまだ制限があったりして、遠方から来ることが難しいと思うので、
コロナが収束したら思いっきり皆さんとライブを楽しみたい」と話してくれた。
世界観を的確に表現できる彼女だが、ライブではよりその世界観が伝わりやすくなる。
誰でも気兼ねなくライブに行けるようになるその時を楽しみに待ちながら、
まずは楽曲やカバーを聞き込んでいっていただきたい。
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