2011年夏に結成された彼らは、幾度かのメンバーチェンジを経てVo.Ba.Tsutomu、Gt.Ozawa、Gt.Jamie、Dr.Muraokaの現編成に。地元静岡に拠点を置いて全国的なライブ活動を展開し、国内ライブハウスシーンで存在感を示してきた。

2013年にはFurther Platonics Recordsから「And Protector EP」を、翌2014年には1st mini Album「Lime Green」をリリースするなど、コンスタントに作品を発表。一方で、COUNTRY YARDやbacho、CRYSTAL LAKEといった人気バンドと共演し、ライブバンドとしても精力的な活動を見せてきた。
2015年には大型イベント「new TWIM BOMB NIGHT 2015」に出演し、the HIATUSやBRAHMANといった国内パンク・オルタナティブシーンを代表するバンドとの共演を果たす。翌年にリリースされた待望の1st Full Album「COLD」ではより研ぎ澄まされたパンク・エモサウンドを見せ、新境地を切り開いた。

2017年には名門レーベルcosmicnoteからシングル「CUT」をリリース。さらに、翌2018年には盟友であるHollow Sunsとのスプリット「AP/HS SPLIT」をリリースするなど、その活動は止まることなく、常にハイペースで進んでいる。


・And Protector - twilight 【Music Video】 

And Protectorの音楽性の魅力は、爆発的なパワーを秘めた轟音と激しく叫ぶボーカル、そんな中にもノスタルジックな空気が感じられる詞世界だろう。シングル「CUT」の収録曲で彼らの代表曲でもある「twilight」では、そんな魅力が存分に体感できる。
そのサウンドは武骨で疾走感に満ちていて、明るいコードやストレートなメロディが、荒々しさの中にもキャッチーな響きを見せる。エモやオルタナティブ、パワーポップなどを彷彿とさせる音像と邦楽的なメロディラインが共存するキラーチューンだ。


・And Protector - Flashback 【Music Video】 

「Flashback」は、1st Full Album「COLD」のリード曲だ。
タイトで力強いドラムとゴリゴリのベース、ざらついたギターが生み出すアンサンブルは絶妙なバランスで混ざり合い、武骨さの中にも青春の風を感じさせる。
歌詞が描く情景は何気ない日常の景色の一ページばかりなのに、それら一つひとつが心をざわつかせるのが印象的だ。
葛藤や焦燥を抱えながらも、どこかにかすかな希望も感じさせるロックナンバーに仕上がっている。


・And Protector @ TRUE FRIENDS 2019 

And Protectorの轟音を最もダイレクトに感じられる「ライブ」にこそ、彼らの最大の魅力がある。このライブ映像では、圧倒的な近さでほとばしる激情を観客に浴びせかける彼らの姿がうかがえる。
メンバーと観客の表情からは、熱を帯びた会場の空気や、それを揺るがす振動まで伝わってくるようだ。



勢いを増しながら叙情的な世界観を描くAnd Protector。そのサウンドはライブシーンの最前線で、轟音を奏で続けている。 

2019年中には新しいフルアルバムのリリースも予定しているという彼ら。今作では「夕方」というワードがキーになっているそうで、”日常の中にある違和感や感情”という、彼らの命題ともいえるテーマを描く作品になるという。
サウンド的には「ライブ感」をよりダイレクトに表現することにこだわりを持っているそうで、彼らの真骨頂であるライブの生々しさがどのように鳴らされるのか、今から期待が高まる。
And Protectorのさらなる躍進に、目が離せない。


【公式HP】https://www.andprotector.jp/


【Twitter】https://twitter.com/andprotector


【Instagram】https://www.instagram.com/andprotector_jp/