北海道は札幌発のピコリーモ・エレクトロコアバンド、DISCORD SILENCE。

メンバーは、Vo.『春-Shun-』、Gt.『TK』、Ba.『モリソン』、Dr.『TOSHIKI』という４名編成。

『Shun』、『TK』と初期メンバーにて結成。2016年1月、雪まつり特設ステージでのライブにて始動。

1st、2ndシングルを作成し道内ツアーを成功させる。その後、当時のベースが仕事の関係にて脱退。

2018年には3rdシングルを発売しサポートギター、サポートベース、サポートDJが加入。

新たなベース加入と合わせて、サポート期間が終了。

2019年より新たな体制にて基盤を作り、

ファン参加型のオーディションイベント『OTONOVA』にて

数々のアーティストの中から圧倒的な支持を受け、北海道代表となる。 

その後、ドラムの脱退に合わせて新ドラム『TOSHIKI』が加入。

また同年、アイドルとの関東スプリットツアーを行う。合わせて道内、関東ツアーも成功。

2020年はアルバム『SHOCKWAVE』の発売を皮切りに関東、大阪、仙台、道内ツアーを決行。

その後、ベースの脱退と合わせて新ベース『モリソン』が加入。 

シングル『RE:JECTION』と『TRICKSTER』を発売。

さらにアパレルブランド『WERA@DISCO』を立ち上げ現在に至る。

圧倒する轟音が疾走。その中でポップさすら感じるピコピコサウンドが輝きを放つ。

メロディーも疾走感と、意外なほどのキャッチーさを兼ね備えたもの。

そんなサウンドやメロディーから、ピコリーモ・エレクトロコアとはどのようなものなのか、

そして彼らがどういうバンドなのかということが、身をもって体感できるだろう。

攻撃力と、身近に感じられるほどのポップさを同時に鳴らすこのサウンドは、

中毒性抜群。気が付けば何度も聴きたくなり、そして聴くたびに活力を高めてくれる１曲だ。

２曲目『HAZE18』は、ずしずしと響く重たいサウンドがさらに荒々しく鳴らされているような印象を覚える１曲。

しかしキャッチーなメロディーやポップなピコピコサウンドも同時に強い存在感を放ち、

様々なサウンドがそれぞれに印象的に鳴り響く。

いうなれば音の戦場の中に身を投げることが出来る楽曲だ。

耳を奪われるギターリフにも注目したい。

そして３曲目『UNCERTAIN CELL』では、またぐっと雰囲気が変わる。

重たく激しいサウンドもしっかりと響かせてはいるものの、

美しいメロディーラインや時に鳴らされるナイーブなサウンド、

あるいは澄んだストリングスが光るのだ。

彼らのバンドとしてのクオリティの高さが感じられる１曲。

重たいバンドサウンドや輝くピコピコサウンド、さらには驚きを与えるような曲展開も魅力的だが、

この楽曲で特に耳を奪うのはやはりそのメロディーラインの強さ。

たとえば何らかのアニメやドラマのオープニングやエンディングで使われていても違和感がないほどに、

耳なじみの良いメロディーが歌われている。

特にサビのメロディーは思わず歌いたくなるようなものだ。

かっこよく、そしてコアなサウンドの中で鳴らされているその心地良いメロディーラインに、

一目ぼれならぬ一聴ぼれする人もたくさんいるだろう。

2020年、ツアーはつぶれてしまったところもあるというが、音源やMVの制作が出来たり、

配信にて月に４本から５本からライブを行ったりするなど、歩みは止めずに進んできた。

そんな彼らの2021年は「作品を出す１年にする」とのこと。

現在もレコーディング中で、「来月ないしは再来月には配信リリースしたい」と話してくれた。

来月にはCSに出演する予定もあるといい、

この１年の彼らの活動からは、目が離せない。

【HP】

https://thegrim0113.wixsite.com/discord-silence

https://twitter.com/DISCORD_SILENCE?s=20

【YouTube】

https://www.youtube.com/channel/UCoVhFIWGa467M26MZflp1Eg

『TRICKSTER』