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オノマトペル 独創的な言葉たちと幅広いサウンドアプローチに彩られた「物語」

オノマトペル 独創的な言葉たちと幅広いサウンドアプローチに彩られた「物語」

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回はオノマトペルの登場です
シンガーソングライターの横沢ローラ、そしてピアニストの工藤拓人の2人から成るユニット、オノマトペル。
それぞれアーティストとしてソロで活動していた彼らは、横沢のオリジナル楽曲を聴いた工藤が声をかけるかたちで2017年末にユニットを結成。作詞を務める横沢の描く物語が工藤の作曲によって幅広いアプローチをもって表現され、確固たる世界観を生み出して注目を集めてきた。
各楽曲には横沢によって宮沢賢治などの影響を受けた寓話的なストーリーが込められ、一曲一曲に明確なコンセプトが置かれる。そこにクラシック印象派やジャズ、ポップロックなどさまざまなジャンルのエッセンスを取り込んだ工藤のアレンジが合わさり、さらにはユニット名の由来でもある「オノマトペ」に通じる言葉遊びやリズムの要素も加わることで、キャッチーでありつつも独創的な物語を紡いできた。

2018年9月には1stアルバム「ツベラコベラ物語」をリリースし、ユニークな楽曲の数々で話題に。コンスタントにライブ活動も行い、着実に注目度を高めている。


・百鬼夜行 by onomatopel (Full version) - The Night Parade of a Hundered Demon 

「ツベラコベラ物語」の収録曲でもある「百鬼夜行」は、オノマトペルの代表曲のひとつだ。
彼らの最大の特徴である、横沢ローラのシンガーソングライターとしての世界観が印象的なこの曲。幻想的なストーリー描写の数々はまるで絵本を紐解いたような雰囲気に満ちている。その内容は「徳島の阿波踊り」に着想を得て生きとし生けるもの全てを表現しているそうで、後半にいくにつれて壮大なスケールに盛り上がる緩急もポイントのひとつだ。
サウンドは歌詞が見せる和の情景にマッチしながらもポップスとしてのきらびやかさも両立していて、変化に富んだアプローチで聴き手を惹きこんでくれる。


・「蛍の川」by オノマトペル(ツベラコベラ物語)より LIVE RECORDING @ REC STUDIO 

島のほたる祭りからインスピレーションを受けたという「蛍の川」も、「ツベラコベラ物語」の収録曲のひとつだ。
さまざまなサウンドがワクワク感をかき立てた「百鬼夜行」とは対照的に、ボーカルとピアノ伴奏のスタイルでしっとりと情景を描くミディアムナンバーに仕上がったこの曲。童謡のようにゆったりとしたメロディが横沢のボーカルとマッチし、ピアニストである工藤の演奏は柔らかいタッチで楽曲の持つノスタルジックな空気をより鮮やかに感じさせてくれる。
思わず記憶をふり返りたくなるような、暖かく懐かしい風をまとった一曲だ。
さらにアルバムに収録されている音源ではチェロを取り入れており、また違った楽しみ方ができるので是非そちらも聴いてもらいたい。


・オノマトペル「ツベラコベラ物語」全曲視聴 

先に紹介した2曲も収録されている「ツベラコベラ物語」は、「物語を読んでいるような気持ちになるCD」というコンセプトのもと、個性的な全5曲が収録されている。
タイトルの「ツベラコベラ」は、「ツベコベとした言葉を紡いでいく短編集」というストーリーのテーマから。リズミカルなポップナンバー「Clock to You」にはじまり、疾走感に満ちたキラーチューン「君への道しるべ」、一転して繊細な郷愁の漂うバラード「記憶に灯るあかり」、そして「百鬼夜行」「蛍の川」と続き、オノマトペルの魅力を存分に体感させてくれる。


・オノマトペル「哲学の旅」Journey of Philosophy - onomatopel 

世界観が繊細なバランスでまとまった音源作品はもちろん、「ライブ」もオノマトペルの大きな魅力だ。
彼らの楽曲の大きな魅力のひとつが、物語のなかの空気まで伝わるような「温度感」。それがリアルタイムの生演奏だからこそよりダイレクトに伝わり、ストーリーに直接触れるような体温が感じられる。
ライブアーティストとしての彼らにも注目だ。



【ライブ情報】 

2019.10.31(木)
「DIRTY FOUR EYES × onomatopel」
@原宿クロコダイル
(東京都渋谷区神宮前6丁目18−8 ニュー關口ビル)
open18:00 start19:30
charge ¥3,500 学割¥2,800
出演:DIRTY FOUR EYES/オノマトペル(band set)


2019.11.27(水) 

ワンマンライブ(band set)
@千歳イロイロリビング
(北海道千歳市幸町1丁目15番地)
open19:00 start19:30
charge ¥3,000 学割¥2,500(1 drink 付き)


2019.11.28(木) 

ワンマンライブ(band set)
@札幌JAMUSICA
(北海道札幌市中央区中央区1 北4条西28丁目1-16 ラ・ワイズビルB1F)
open19:30 start20:00
adv ¥3,000 door ¥3,500(1 drink 別)


2019.12.4(水) 

「トコフェロール アルバムリリースライブ」
@三軒茶屋GrapeFruitMoon
(東京都世田谷区太子堂2丁目8−12 佐々木ビル B1)
出演:トコフェロール/オノマトペル and more


歌詞(ストーリー)とサウンド(情景描写)、それぞれで独創的な表現をくり広げ、個性を見せてきたオノマトペル。
作詞を手がけるシンガーと作曲を手がける奏者という最小限のスタイルだからこそ製作においては深いディスカッションを行うことができているそうで、結成から2周年が近づいている中で、ユニットとしてますます磨き上げられているという。
今後の展望として「親交のあるミュージシャンとのコラボ」「映像系のコラボや製作」「楽曲の世界を膨らませる表現活動」「より活発で工夫を凝らしたライブ」など、各方面で目標を定めているという彼ら。そのさらなる躍進、アーティストとしての表現の進化に、これからも要注目だ。
現在は製作活動も進めているそうで、彼らの最新の情報をHPやTwitterなどから今後の活動をチェックしてほしい。


【公式HP】http://onomatopel.com/ 


【Twitter】https://twitter.com/onomatopel 


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