福岡出身のシンガーソングライター、平野純輔。

中学3年⽣の時にASIAN KUNG-FU GENERATION、oasisを聴いたことをきっかけにアコースティックギターによる作詞作曲を開始。

18歳より福岡のライブハウスを中⼼に活動を⾏い、オーディションなどにも多数参加。

2016年7⽉には地元福岡の⼤型⾳楽フェス『NUMBER SHOT2016』Show Case Liveにも出演。

2018年3⽉、20歳を機に単⾝上京。現在は路上やYouTubeへの投稿などをメインに活動を展開中。
オリジナル曲とセットでイラストを描いているというのも一つの特徴となっている。




・モグリ/平野純輔



高校生のときに作詞し、20歳の時に曲をつけたという楽曲『モグリ』。アートワークも自身で手掛けている。


≪このままじゃ終われない≫≪何十年後 僕の未来を笑ったやつに これが僕だと言えたならいいか≫と、

愚直ともいえるロックサウンドに乗せて10代特有の反発心を表現した楽曲で、

その歌声やグランジさながらに歪んだギターサウンドからも、強い想いが感じられる。


高校時代には音楽と学業の両立に悩んでいたという彼の、そんな頃に制作した楽曲だというから、

そこかしこからリアルな思いを受け取れるのも納得できる。

その思いに触れて、刺激をもらえる人も多いはずだ。



・平野純輔【未完成な感性】PV



「人一人の弱さにフォーカスして、未完成な感性というタイトルを付けた」という楽曲『未完成な感性』。


平野の楽曲にはアップテンポの曲が多いが、この楽曲はストリングスサウンドも用いた

エモーショナルでドラマチックなバラードナンバーとなっている。

彼の新たな一面を見せる楽曲だ。


「今のブームとは逆行しているかもしれないが、太く力むような歌い方を意識した」と話す歌声も、

そのサウンド感やタイトルからも分かるように、実に感情的に響き、一言でいえばぐっとくる。

終盤の展開も秀逸で、心を掴まれる力強さがある。何度でも聴きたくなるような1曲だ。


・鉄塊/平野純輔



アコギの弾き語りのカバーを多く発信している彼。

最後はその雰囲気を感じられる弾き語りの楽曲『鉄塊』。

「弾き語りというジャンルを意識して、直球で伝えられる文章や表現で構成している」という1曲だ。


≪時速約90kmの鉄塊に今 僕が意を決して飛び込んでやる≫という強烈な歌詞は、

その言葉通りストレートで、描かれている想いやストーリーがはっきりと伝わってくる。

切実な歌声や感情的に響いてくるアコースティックギターの音も相まって、

痛みすら感じるほどに、極めてリアルに伝わるのだ。


実に密度の濃い弾き語りであることは間違いない。




「ソングライターとして弾き語りという枠にとらわれず、楽曲配信という観点からクリエイターとして

サウンド、トラックメイクはもちろんのこと映像制作その他アートワークにも力をいれて行きたい。」

とも語る彼は、オリジナルの作品に興味を持って頂けるきっかけとして、

カバー弾き語り動画の方も引き続き投稿していく予定とのこと。


そんなさらなる活動の広がりを通して、今後さらに注目度が高まっていく可能性は十分。

今、チェックしておきたいシンガーソングライターの一人だ。