福岡出身のシンガーソングライター、平野純輔。
18歳より福岡のライブハウスを中⼼に活動を⾏い、オーディションなどにも多数参加。
2016年7⽉には地元福岡の⼤型⾳楽フェス『NUMBER SHOT2016』Show Case Liveにも出演。
・モグリ/平野純輔
高校生のときに作詞し、20歳の時に曲をつけたという楽曲『モグリ』。アートワークも自身で手掛けている。
≪このままじゃ終われない≫≪何十年後 僕の未来を笑ったやつに これが僕だと言えたならいいか≫と、
愚直ともいえるロックサウンドに乗せて10代特有の反発心を表現した楽曲で、
その歌声やグランジさながらに歪んだギターサウンドからも、強い想いが感じられる。
高校時代には音楽と学業の両立に悩んでいたという彼の、そんな頃に制作した楽曲だというから、
そこかしこからリアルな思いを受け取れるのも納得できる。
・平野純輔【未完成な感性】PV
「人一人の弱さにフォーカスして、未完成な感性というタイトルを付けた」という楽曲『未完成な感性』。
平野の楽曲にはアップテンポの曲が多いが、この楽曲はストリングスサウンドも用いた
エモーショナルでドラマチックなバラードナンバーとなっている。
彼の新たな一面を見せる楽曲だ。
「今のブームとは逆行しているかもしれないが、太く力むような歌い方を意識した」と話す歌声も、
そのサウンド感やタイトルからも分かるように、実に感情的に響き、一言でいえばぐっとくる。
・鉄塊/平野純輔
アコギの弾き語りのカバーを多く発信している彼。
最後はその雰囲気を感じられる弾き語りの楽曲『鉄塊』。
「弾き語りというジャンルを意識して、直球で伝えられる文章や表現で構成している」という1曲だ。
≪時速約90kmの鉄塊に今 僕が意を決して飛び込んでやる≫という強烈な歌詞は、
その言葉通りストレートで、描かれている想いやストーリーがはっきりと伝わってくる。
切実な歌声や感情的に響いてくるアコースティックギターの音も相まって、
痛みすら感じるほどに、極めてリアルに伝わるのだ。
実に密度の濃い弾き語りであることは間違いない。
「ソングライターとして弾き語りという枠にとらわれず、楽曲配信という観点からクリエイターとして
サウンド、トラックメイクはもちろんのこと映像制作その他アートワークにも力をいれて行きたい。」
とも語る彼は、オリジナルの作品に興味を持って頂けるきっかけとして、
カバー弾き語り動画の方も引き続き投稿していく予定とのこと。
そんなさらなる活動の広がりを通して、今後さらに注目度が高まっていく可能性は十分。
今、チェックしておきたいシンガーソングライターの一人だ。