大多喜町観光大使、鋸南町観光大使、やちまた未来PR大使、長生村スペシャルサポーターと千葉だけで4つの観光大使を務める。また、行政のお祭りに参加したり、1日警察署長を務めたりするなど地域密着型で、地元の人間に愛されているというのも他のアイドルと一線を画すBOSO娘の特徴の一つだ。週1回参加しているというイベントもライブハウスだけではなく、道の駅やショッピングモールなど地域に密着した場所でも行う。

そんな千葉の看板娘としての彼女たちの活動歴は、もう7年目に入る。7年間という長い期間にわたって活動してこれているのは、ショーに力を入れているからだ。ショーを楽しくすることを意識しており、ファンもそんなショーを楽しみにしている。完璧さを求めるようなものではなく、多少完璧ではないかもしれないが、その瞬間にそこで楽しめるものを提供しようというのが、BOSO娘のショーのコンセプトだ。なんでもネット上で楽しむことができる今の時代だからこそ、そうした生感・現場感というのは大きな強みになる。
これまでに何度もメンバーの加入・卒業を繰り返し、結成時のメンバーは当時最年少だった「くるみ」ただ一人になった。結成時は年上のメンバーについていっただけだというくるみだが、今やグループを引っ張る存在になっている。そんな成長ストーリーを身近で感じられるという点も、BOSO娘の魅力だ。


・BOSO娘 – 2019/10/27 ライブ@大多喜オリブ

2019年10月27日に、千葉のおおたきショッピングプラザ・オリブにて行われたイベントの模様だ。
1曲目に披露されたのは2017年5月に発売されたBOSO娘の3rdシングル「絶対↑アンビシャス」。90年代のアニソンやジャパニーズポップロックバンドでよく見られたような、ディストーションが強くかかったギターが印象的な一曲。そんなハードなサウンドでありながら、メロディーはアイドル然としたポップ感・元気感あふれるものとなっている。それが懐かしさもあり、どこか新しさもあるような印象に繋がる。
その後、フィンガー5の「恋のダイヤル6700」のカバーやアニソンメドレーなど、数多くのパフォーマンスを披露しているが、どの楽曲でもいえるのは歌声のクオリティが高いということ。
ライブパフォーマンスで音程が大きく外れてしまうというのは、テレビに出ているようなアイドルやミュージシャンでも少なくない。しかしBOSO娘にはそうしたシーンはあまり見られず、自力の高さを感じさせる。
ファンとの一体感も含めて、ライブを楽しめるように力を入れているということが改めて感じられる映像だ。



ローカルアイドルというと、何かの片手間にやっているような印象を持つ人も少なくはないだろう。しかしBOSO娘のライブパフォーマンスは、そんな印象とはほど遠い。そういう意味でも他のアイドルとは一線を画すといえるだろう。
千葉だけではなく、東京でライブをおこなったり、大阪に行ったりすることもあるという彼女達。今後ますます活動の場が広がっていくことも十分考えられる。もちろんそれでも千葉を捨てるということはまずないだろうが、比較的に見に行きやすい今の段階で生のパフォーマンスに触れておくのは正解だ。



【公式HP】https://www.bosomusume.com/


【Twitter】https://twitter.com/bosomusume_


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【ライブ情報】
2020/1/5(日)
「くるみ生誕TheFinal」「やってきました20」
@Tジョイ蘇我 https://tjoy.jp/t-joy_soga
千葉市中央区川崎町51-1


1部:「やってきました20(今年もよろしくお願いいたします)」
時間:11:00 開場/11:30 開演
料金:一般  2000+1d/未成年 1dのみ(要年齢確認)
出演:BOSO娘、イチトキ、かしま未来りーな、グルメプリンセス
(特別ゲスト SOGAっ娘)


2部:「くるみ生誕TheFinal(19年の歴史)」
BOSO娘ワンマン(特別ゲストBOSO娘卒業メンバー)
時間:15:00 開場/15:30 開演
料金:一般  2000+1d/未成年 1dのみ(要年齢確認)
※1部2部両部予約3000+各部1d