高校3年生、18歳のシンガーソングライター、かこ。

10代の目線から等身大の言葉で世界へメッセージとストーリーを放つ彼女は、現在の邦楽シーンでじわじわと注目度を高めつつある。

活動の開始は15歳の頃。祖父母からギターを借りたことがきっかけで中学3年生から路上弾き語りを始め、作詞作曲なども手がけるようになって16歳で本格的にシンガーソングライターとして始動した。

阿部真央やGLIM SPANKYといったアーティストをルーツに持つその音楽性は、ハスキーで力強いボーカルと耳に残るメロディ、ストーリー性豊かな詞世界が一体になって、独自の世界観を見せている。

インターネット上からライブハウスシーンまで、若い世代を中心に支持を集めている存在だ。



・東京でも星が見えたら





かこの代表曲となっているのが、「東京でも星が見えたら」だ。

その中で描かれるのは、人工の光で埋め尽くされた東京の夜の中で想像する「もしも」のストーリー。高層ビルの中に埋もれて顔をしかめながら生きる大人たちの街と化した東京で、もっと根源的な、人として大切なことを明らかにすることができたら、という切実な気持ちが、ifの物語となって紡がれている。

せわしない現実を生きる中で、多くの大人が忘れているであろう「空を見上げる」という行為。空を広げたら、星を取り戻したら人々がまた空を見るだろうか、という純粋な想いに、10代だからこそ描ける感性がうかがえる一曲だ。

さらに、そんな物語にリアルな体温と感情を注ぎ込んでいる彼女の歌声にも注目してほしい。大人びたハスキーな歌声は圧倒的な存在感を放って、歌詞のストーリーをよりエモーショナルにしている。

アコースティックギター弾き語りという極限までシンプルな見せ方だからこそ、かこの歌の力をまっすぐに感じさせてくれる。

10代の感性だからこそ描ける、まっすぐな感情が印象的だ。



現役高校生として今を見ているからこそ、大人たちが日々の中で忘れてしまった大切なもの、その心の中から薄れてしまった純粋な感情をあらためて思い出させてくれる“かこ”の音楽。

その楽曲が描き出すストーリーは、同世代はもちろん、かつて10代だった大人にこそ聴いてみてほしい。きっと心にダイレクトに響いてくるものがあるはずだ。

彼女がこれからどんな歌を届けてくれるのか、ますます期待が高まる。ぜひそのライブに足を運んで、等身大のまま切り出したメッセージをダイレクトに受け取ってみてほしい。

かこの活動の最新情報は、Twitterなどから要チェックだ。



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【Twitter】 https://twitter.com/use_coupons


【イベント情報】



2020年3月21日(土)高田馬場四谷天窓

楠橋まどか / 堀胃あげは / かこ

開場18:30 開演19:00

料金 ¥2500+1drink

  (学生・20歳以下は身分証提示で¥1000引き)

チケット予約はTwitterDMまで