ピアノ弾き語りのシンガーソングライターでありながら、数々のアニメやゲームのテーマソングを歌うボーカリスト、小林未郁。

アニメ『進撃の巨人』『ガンダムUC』やテレビドラマ『医龍3』やNHK連続ドラマ『まれ』など数々のサウンドトラックにボーカリストとして参加。自身のオリジナル楽曲は“女の情念”をメインテーマとし、クラシックを彷彿とさせるメロディが特徴的。その反面、ボーカリストとしては戦いや葛藤など激情的で力強い歌声を得意とする。
2010年よりヨーロッパを中心に海外進出を果たし、以降毎年欠かさず海外ツアーを決行。国内外問わずどこへでも歌いに行き、どんな環境でもライブを成功させる生粋のライブアーティスト。
『剱伎衆かむゐ』にフィーチャリング参加する各国劇場公演は常に満員の観衆から大喝采を受け、ポーランドではジャズの殿堂であるブルーノート、ロシアでは世界三大美術館、エルミタージュ美術館での公演に出演。
「思い描いたことを自分の力で実現する」という信念を持ち続ける為、2016年、自主レーベル 『miccabose』を設立。2019年12月には同レーベルからの3枚目となるアルバム『Mika Type は』をリリース。この2020年には中国やスペインなどでのライブも予定されていたが、予定していた海外ツアーはすべてダメになってしまった。

長年のフリーランス活動でその険しさを思い知ったが、イバラの道は終わらない。それでも歩き続けるシンガーソングライター・ボーカリストだ。




・小林未郁 Mika Kobayashi - 東京スカイツリー®展望台

 



2019年12月、アルバム『Mika Type は』の発売を記念して開催されたライブサーキットからのダイジェスト映像。
天まで届き、そのまま夜空に吸い込まれていくのではないかと思うほどに透き通って伸びやかな歌声。その中に同居する力強さ。彼女の歌声の圧倒的な響きの魅力は、この1分程度の短いダイジェスト映像からでも十二分に伝わってくる。

スカイツリー展望台を完全貸切して開催されたというその特別な空間もまた魅力的。その空間で歌声に酔いしれたかったと思わされる映像だ。



・小林未郁 「迷宮入り」イタリアver.[ Mika Kobayashi "Meikyu-iri"MV (Italian Version) ]

 



クラウドファンディングにて目標金額の137%を達成し、イタリアはフィレンツェにてMV撮影を行った楽曲『迷宮入り』。

≪螺旋階段をぐるぐる上ってく 何も聞こえないまま こんなにも歩き続けてあなたを思っていた≫≪螺旋階段をぐるぐる落ちていく 何もつかめないまま こんなにもすり減らされた私の亡骸はあなたが埋めて≫という情念的で視覚的な歌詞を、ピアノと歌声だけで描く。そのサウンドは美しく、もはや荘厳。イタリアの映像もまたそんな美しさを加速させ、まるで実際にどこかの教会で彼女の歌を聴いているような気分になってくる。そんな没入感の高い1曲だ。



・Mika's Band Project ‘miccatenka’ 三日天下 - Tsukaisute 使い捨て

 



自身のバンドプロジェクト『三日天下』にて演奏された楽曲『使い捨て』。例によって歌詞は≪今ならきっとあなたは抱きしめてくれる≫≪そんな風に勘違いをしたのは夕日のせい≫≪捨てるなら分別をして私は燃えているでしょう?≫と情念的。歌声もそんな世界観をそのまま踏襲したような、粘り気のある歌声だ。バンドサウンドも同様に朱色の情念がこもったムードで、さらに世界観を強調。

こうした歌をうたいあげる主人公。その主人公の暮らす街のほの暗さ。空の曇り加減。聴いているとそんな映像がはっきりと目の前に浮かんでくる、まるで映画のような1曲だ。




歌声の透明度や伸びなど、魅力が多い彼女だが、特に秀でているのは表現力だろう。だからこそ没入感の高い楽曲やまるで映画のような楽曲を生み出し、歌いこなすことが出来るのだ。

そんな彼女が描きだす世界観に、酔いしれよう。 



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