中毒性の高いピコピコサウンドを武器としたアイドル、ポイズンラット。
活動の中心は名古屋で、楽曲も名古屋で活動するロックバンド「THREE LIGHTS DOEN KINGS」より、 PENPEN(u-ya)を中心に、残響P/708(ハローモンテスキュー)、tmg、によって制作されている。THREE LIGHTS DOEN KINGSはテレビ東京系で放送されていて、熱狂的なファンも多い人気アニメ「銀魂゜」のエンディングテーマに楽曲が採用されたことがあるなど、スキルもセンスも兼ね備えたバンド。そのため楽曲のクオリティは他のアイドルと比べてもはるかに音楽性が高いといっても過言ではないだろう。
その楽曲には基本、ハードなバンドサウンドに、ハードテクノとでもいうべきピコピコサウンドがちりばめられている。しいて近いサウンドをあげるのであればPOLYSICSなどが近いといえるが、同バンドと比べるとポイズンラットの方がポップなメロディーを奏で、サウンドもヘビーだ。そんなヘビーでハードなサウンドにピコピコサウンドがちりばめられているから気持ちが良い。
メンバーはぴんく担当の「愛音 ゆら」、きいろ担当の「猫屋敷 七十七」、あか担当の「苺谷 あじゅ」、むらさき担当でリーダーの「楪 菻李」という4人組構成。リーダー楪菻李は楽曲の作詞を担当することも多数ある。それもまた他のアイドルと一線を画すポイントだといえるだろう。
ライブも評判で、フロアを巻き込んで猛毒をまき散らすステージパフォーマンスの中毒になる人も多い。
・ポイズンラット – 8bit
早いBPMで、ポイズンラットの楽曲の中でも特に高い疾走感を誇る楽曲。「夢追い 後追い 深追い うりゃおい」と韻を踏んでくるサビの歌詞も、その疾走感をさらに加速させる。
全体のサウンドは当然のようにヘビーで、電子音が全体を装飾する。さらにこの楽曲は、鳴らさられる各音がそれぞれメロディックな印象だ。もちろん歌のメロディーもとてもポップなのだが、それに負けず劣らず電子音もメロディック。そこにアイドルらしさが感じられる。
・ポイズンラット – 毒69
ポイズンラットの4thシングルがこの「毒69」だ。
電子音やバンドサウンドはとてもハード。歌のメロディーも比較的にゴシックでハードな印象を受けるなど、全体的にハードさを強く感じる。しかしサビに入ると一気にダンサブルに。ライブ映えすること間違いなしの曲だといえる。
歌詞はサビに「青酸カリの8億倍猛毒中毒アイドル ポイズンラット」というフレーズがあるように、自己紹介的な1曲となっている。ここからポイズンラットを知り、中毒に冒されていく人も多いだろう。
音源でもそのクオリティの高さは伝わるだろうが、ポイズンラットの魅力がより直接的に伝わるのは間違いなくライブだ。ファンを巻き込んでみんなで展開することでお馴染みなのがポイズンラットのライブ。初めての人が一人で行っても楽しめることは間違いない。
自身たちも「とにかくライブが楽しくて魅力的なので是非一度遊びに来てほしい」と語っているように、ライブには力を入れている。一度ライブに参戦してみると、もっと深く毒に冒されていくだろう。
【Twitter】https://twitter.com/poisonrat___?s=20
【リリース情報】
1st Full Alubum 「 Jack in the BOX 」
¥3000(※2020年夏前リリース予定)
1 infection
2 Magic party tonight
3 毒69
4 パンデミック
5 転生輪廻
6 もぬけのから
7 とらぶるるー
8 ネクロマ
9 首に希望巻きつけて
10 Like a game
11 3061
12 Salem
13 Magic party tonight -inst-
14 毒69 -inst-
15 パンデミック -inst-