高円寺出身の2人組、HONEBONE(ホネボーン)。

ヴォーカル・EMILYとギター・KAWAGUCHIによるデュオで、アコースティックギターと歌だけの生々しいサウンド、そしてリアルな言葉とキャラクター性で全国各地を巡りながらライブ活動を展開している。

ライブ中心の活動を続ける一方、2021年公開の品川ヒロシ監督映画『リスタート』では、EMILYが主演を務め、HONEBONEとして劇中音楽と主題歌も担当。
さらに現在は、読売ジャイアンツ・丸佳浩選手の入場曲『夜をこえて』を提供し、スポーツシーンへも活動の幅を広げている。
この曲をきっかけに、ジャイアンツファンからの支持も広がった。

作品ごとに作風が大きく異なるのもHONEBONEの特徴だ。
軸となるのはもちろんアコースティックサウンドだが、表現の幅を広げながら「何が自分たちにハマるか」を模索し続けている。




・夜をこえて/ HONEBONE [Official Lyric Video]



「読売ジャイアンツ・丸佳浩選手のオリジナル入場曲として東京ドームで流れる『夜をこえて』。

丸選手の応援歌のフレーズを随所に散りばめたというこの曲には、闘志を奮い立たせるような言葉が力強く刻まれている。

疾走感あふれるサウンドと、EMILYのパワフルな歌声が心を燃やす。

丸選手のみならず、何かに向かって全力で挑むすべての人に刺さる楽曲だ。


「頑張ることがしんどい」と感じる瞬間にこそ、聴いてほしい1曲である。


・HONEBONE - 祝祭 (Music Video)



「それまでネガティブで個人的な内容が多かったHONEBONEにとって、転換点となった楽曲です」と語る『祝祭』。

2023年リリースのアルバムのリードトラックであり、タイトル通り“祝う”ことをテーマに据えた1曲だ。

《祝おう 祝おう あなたが生まれてきたことを》――

温かいメロディーに乗せたこのフレーズが、まっすぐに心を照らす。


一方で冒頭には《望んで生まれてきたわけじゃない 生きる価値のある世の中じゃない》と歌い、現代の息苦しさをも描く。
そんな現実を包み込みながら、それでも前を向く力をくれる。


また一年、生きていこうと思わせてくれるような1曲だ。


・HONEBONE - 『生きるの疲れた』 Music Video / "Exhausted" MV



「2016年リリースのアルバム『船出』に収録していた楽曲で、ライブを重ねるうちに代表曲として育ちました。2020年の再録ベスト『一本勝負』でリードトラックとしてMV化し、今ではほぼ毎回のライブで演奏する大切な曲です」とHONEBONEは語る。


タイトルの通り、現代社会に生きる誰もが感じたことのある“疲れ”を描く作品。
誰かの成功と比べて自分を責めたり、うまくいかない日々に落ち込んだり――そんな気持ちを真正面から受け止めてくれる。

それでも、サビで歌われる《生きるの疲れても 生きてみようか》という一節が、静かに、けれど確かに心を軽くしてくれる。
ただの応援歌ではなく、“痛みを理解したうえでの優しさ”が滲む、HONEBONEらしい一曲だ。



「ライブは自分たちにとってすごく大事なもの。だからこそ、ライブに来てくれる取り組みを頑張っていきたい。色々なことに挑戦してはいるが、芯の部分ではみんなが言いずらいことを歌詞に込めたり、1人でライブに来る方にも楽しんでいただけるような、寄り添っていけるようなことを歌ったりしているので、どんなキッカケでもチェックしてくれたら嬉しい」と話すHONEBONEの二人。

11月2日(日)に開催されたホールワンマンライブ2025「人生まるごと全肯定‼」がソールドアウトで大成功を収めた彼ら。
来年11月8日(日)には、彼らのキャリア最大の挑戦となるホールワンマンライブが ヒューリックホール東京 にて決定しておりこれからの活動から目が離せない。

音源だけでも心に刺さる彼らの音楽は、今年の成功をステップに、来年さらに大きな舞台へと飛躍しようとしている。

その言葉と音が、あなたの心を救ってくれるかもしれない。