2020年2月7日にデビューライブを終えたばかりのニューカマーアイドルグループ、PEDIOPHOBIA(ペディオフォビア)。
メンバーはグループプロデューサーも兼任する「こあい」に「uru(うる)」、「tenten(てんてん)」、「moa(もあ)」という4人組編成。さらにコンセプトプロデューサーにインフルエンサーとして活躍する「Aice」、楽曲プロデューサーに「MiA」を迎えている。
3月8日には4曲収録の1st EP「PAS DE QUATRE -パ・ド・カトル-」をAppleMusicやSpotify等の各サブスクリプションサービスでリリース。理想と現実、理性と衝突、光と闇といった葛藤をコンセプチュアルに表現した作品性がSNS等で話題を集めた。
ゴシックな雰囲気をまとったハードなバンドサウンドの中で、甘さも感じる華やかな歌声を聴かせる彼女たち。そんな相反する雰囲気の融合自体、ある種の葛藤の表現だといえるだろう。
2月にデビューライブを成功させ、3月頭に1stEPをリリースというだけでも勢いは抜群だが、その勢いはなおも留まることを知らない。3月29日には早くも2ndEPからの楽曲「オフィーリア」を公開。サウンドもますます洗練され、さらに注目度を高めていった。
次なるリリースやワンマンライブの開催に向け、着実に活動を続けている彼女たちに注目しない手はない。
・PEDIOPHOBIA「ペディオフォビア」Music video
1stEP「PAS DE QUATRE -パ・ド・カトル-」に収録されているリードトラック。
≪操られた世界よ紡いでいて/何を求め彷徨うのか≫と「現代のSNSに溢れる女性のビジュアルコンプレックス」に共感するような内容が歌われている。
オルゴールのセンチメンタルなサウンドで始まりを告げる曲だが、次の瞬間にはハードでゴシックなサウンドにぐっと覆われる。そんな中を極めてキャッチーなメロディーが駆けめぐるなど、PEDIOPHOBIAを象徴するようなサウンド、展開の楽曲だといえるだろう。
またこの楽曲は、サビの後のバッキングのメロディーもリフ的で印象に残るなど、歌だけではなく、どこのサウンドをとってもメロディックな仕上がりとなっている。歌も楽器も、どこの音を聞いても楽しめるだろう。もちろん歌詞に共感して楽しむのも良い。
・PEDIOPHOBIA『オフィーリア』2ndEP楽曲を公開!
1stEPに収録されている4曲の楽曲と比べてさらにサウンドに重さが増しており、かつよりダンサブルになっている印象を受けるこの楽曲「オフィーリア」。特に印象的なのはシンセサイザーの電子的な音色だ。それが、爆発力の高いバンドサウンドに、さらにカオス的な爆発力を加えている。間違いなくライブ映えするだろうと思わせられるサウンドだ。
もちろん持ち前の雰囲気も失われておらず、ゴシックな匂いやキャッチーで頭に残るようなメロディーは健在。それでいて爆発力が増しているから、進化・深化していることが顕著に感じられる。
2ndEPのリリースが待ち遠しくなる一曲だ。
コンセプトもしっかりしていて、楽曲の質も間違いないアイドルグループ、PEDIOPHOBIA。
2ndEPにかけて、サウンドだけではなく歌唱力もますます洗練されていっている印象で、これから先、シーンの主役になるだけの可能性も十分だと感じさせられる。
今のうちから追いかけておいて間違いない存在だ。
【HP】https://pediophobia.tokyo/
【Twitter】https://twitter.com/_pediophobia_?s=20
【Instagram】https://www.instagram.com/pediophobia_official/
【サブスクリンク】
PAS DE QUATRE
01. ペディオフォビア
02. バブル。
03. florina
04. Wonderland
− PEDIOPHOBIA / 1st EP『PAS DE QUATRE』