新潟を拠点にしつつ全国的に活動するJ-POPグループ、Your Friends。 

キャッチーなメロディーをポップに歌い上げるボーカルのTATSUと、メジャーアーティストへも楽曲提供を行うDJ・トラックメーカーのWATARUという2名からなる。

結成は2007年5月。それから4年後の2011年に1st Single「もう少し/Vitalize」で全国デビューを果たすと、オリコンデイリーチャート初登場5位を記録。その後も精力的にリリースやライブ活動を展開し、2017年10月には地元新潟県秋葉区で主催フェス「秋の音」を開催。1万2千人を動員するなど、大成功に収めた。

そんな彼らが現在力を入れているのが、新型コロナウイルスの影響で営業自粛・営業中止を余儀なくされているライブハウスをサポートする動きだ。「このままでは収束した時に若手ミュージシャンの活動の場や、歌う場所がなくなってしまいそう。そんな環境を変えたい。」という思いで立ち上がった彼らは、ライブハウスをスタジオ練習として借り、そこでのパフォーマンス模様を配信している。




・Your Friends「SCANDALOUS」@ライブハウス 音楽色堂(長岡市) 




音楽食堂が初めて手がけるライブハウスとして誕生し、長岡市で多くのアーティスト・ファンたちに愛される音楽色堂。 

ここでパフォーマンスしているのは2020年4月15日にリリースされたばかりのアルバム「SETLIST」に収録されている楽曲「SCANDALOUS」。

SCANDALOUSはオートチューンがかかるボーカルやコーラスが印象的なダンスナンバー。ラップ的でもあるメロディーもそんなダンスナンバーを盛り上げ、ライブ映えが抜群であることを想起させる。

音楽色堂の照明もそんなダンスチューンとの相性が抜群で、ライブハウスに足を運びたいと思わせてくれるだろう。




・Your Friends 「How you like me now」@Live Hall GOLDEN PIGS(新潟市) 




新潟市は中央区のライブハウスLive Hall GOLDEN PIGSは、同じビルの3階・5階・6階に、「YELLOW STAGE」・「RED STAGE」・「BLACK STAGE」とそれぞれキャパシティの違う3つのステージを持つのが特徴。 

披露している楽曲「How you like me now」は、強いビートで煽るようなミドルテンポの1曲。ダンサブルなビートの中でも持ち前のメロディーセンスは発揮されていて、全体的に耳なじみが良い。特にサビのメロディーは印象的で、ぐっと持っていくような綺麗なメロディーを奏でる。サビの強い曲が好きな人におすすめしたい1曲だ。




・Your Friends「Love you」@CLUB RIVERST(新潟市) 




この2020年にもTATALFATやtacica、打首獄門同好会にCrystal Lake、眉村ちあきなど名だたるアーティストたちの出演予定があった(ある)ライブハウスCLUB RIVERST。 

そんなCLUB RIVERSTでは楽曲「Love you」をパフォーマンス。小気味いいビートにのせてグッドメロディーを歌うLove you。歌われているのはそのタイトルからも分かる通り、愛についてだ。

普段は言わない「愛してるよ」という言葉を伝えるというストレートなラブソングで、男性には思い当たる節もあるのではないかと思われるリアルな歌詞が魅力的。




・Your Friends「キラワレBOY」@Gioia Mia Niigata(新潟市) 




ライブだけではなく、宴会やパーティーから結婚式、またはその二次会・会議・講演会・発表会・懇親会などとにかくフレキシブルに色々なことに利用される新潟ジョイミーア。 

そんなジョイミーアで歌われているのが、≪すべてが嫌になった≫≪俺が求めてた未来とは違った≫と、ともすれば折れそうな心を歌った名曲「キラワレBOY」。この曲は、理想と現実の乖離を嘆くだけではなく≪怖くなんてないさ≫≪嫌われたって良い≫≪俺はお前を絶対笑わないから≫と前を向くための力も与えてくれる。

切ないメロディーのスローなナンバーながら、ダンサブルなビートで歌われているので、それも自然と心を前向きにすることに力を貸してくれる。



「昔のインディーズシーンみたいに、みんなで夢を追いたい」という思いがある彼ら。そのためにはやはりライブハウスというホームは間違いなく必要だ。 

現在進行形で音楽活動をしている人以外にも、ライブハウスに色々な思い出があるという方も多いはず。彼らの活動を通して、ライブハウスに対して自分ができることは何かないか、今一度考えてみるのも良いだろう。

もちろんそんな活動を通しながら彼らの音楽の魅力に気が付くというのも、ライブハウスから繋がる一つの素敵な思い出だ。




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