2017年6月、地元愛知県は豊田で結成されたロックバンド、場違いクラウン。 

メンバーはVo.「勢至郎」、Gt.「ラノ」、Ba.「キム」に加えて、この4月28日に正式にメンバーとして迎えられることになったDr.「虎一」という4名編成。
自らを「ノージャンル・道化師の様な独自性バンド」と謳う彼らのサウンドには、まさに道化師のような悲哀と華やかさがある。ネオギターロックとでもいうべき踊れるギターダンスロックを奏でたかと思えば、王道ロックバラードといえるメロディックな歌物を鳴らしたりもするなど、音楽性は確かに様々。ただその音の中にどこか常に悲哀があり、どこか華やかさがある。それはまさにサーカスにおけるピエロのようだ。
現在までに2枚のシングルと1枚のアルバムをリリース。この2020年4月からは地元豊田のラジオ局エフエムとよたにて、勢至郎がパーソナリティを務めるラジオ番組「場違い噺」(毎週水曜日22時から)がスタート。さらに同月、2月に再収録した「storyとstreet」「リピート」を配信限定のシングルとしてリリースした。
「一つのショーという意識をもってやっている」というライブへの評価も高く、「ライブの年にしたかった」という昨年2019年には年間約60本のライブを経験。そうしてますますその音の質を高めている、要注目のバンドだ。




・場違いクラウン 「僕ガ君ニ贈ル最後ノ唄」 -Music Video- 




2019年5月にリリースされた1stミニアルバム「イリスの夜想曲」に収録されている楽曲「僕ガ君ニ贈ル最後ノ唄」。 

場違いクラウンというバンドは「道化師的な悲哀と華やかさ」があるバンドだと紹介してきたが、この楽曲はまさにそれを特徴的に表している楽曲だといえるだろう。サウンド的にはメロディックで存在感溢れるギターロックに、ニューウェーブパンク的な要素をプラスし、さらに和風のメロディーを乗せたような曲だといえる。それだけ聞くと明るく楽しい楽曲のようにも思えるだろうが、ボーカル勢至郎の特徴的な歌声や全体のサウンド作り、さらに楽曲構成やメロディー構成、そして歌詞によってそこには大きな悲哀が宿るのだ。
そんな相反する魅力が共存しているということが魅力の1曲。コチラが楽しい気分の時には音に合わせて踊りたくなるだろうし、暗い気持ちの時には叫ぶように歌いたくなるだろう。



カッコイイ音を鳴らすバンドも、頭に残るメロディーをかけるバンドも、日本には意外と少なくない。ただ、高いオリジナリティを感じるようなサウンドを鳴らすバンドは、そこまで多くはないだろう。 

場違いクラウンは、そんな個性ある音を鳴らすバンドの一つであることは間違いない。音楽ライフに新しい刺激が欲しいという人に、是非おすすめしたい。




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【リリース情報】 




◆storyとstreet(新録版)
◆リピート(新録版)
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