首都圏で活動中の女性ヴォーカル・ドラマティック・デス・メタル・バンド、Ghost Cries。獰猛なメロディック・デス・メタル、壮大なシンフォニック・メタルなどのエッセンス、切迫感を伴った日本的なメロディ・フレーズと多様な要素を含んだ音楽性の楽曲を特徴とする。


メンバーは、Any (Vocals)、Mitchy (Guitar)、You (Guitar)、Yuta (Bass)、Manabu (Drums)、Elly (Keyboards)という6名編成。オリジナリティが光る、Ghost Criesならではのデス・メタルは、激しい音楽好きから美しい音楽が好きな方まで、幅広く虜にしている。




・Ghost Cries - Sin of Justice [Official Music Video]



7分近い尺の大作曲『Sin of Justice』。「“ドラマティック・デス・メタル”というコンセプトを立ち上げ、それを体現した曲」との言葉通り同曲では、デス・メタル的な激しい要素に、ドラマティックという言葉がふさわしいストーリー性豊かな展開を織り交ぜて響かせている。


「物語仕立てになっているので、想像しながらストーリーを追う形で見てもらいたい。特にエンディングが注目。キャッチーな歌メロも織り交ぜながら、飽きさせない展開となっている。また、メタルの要素とシンフォニックなアレンジも特徴。ダークなパートとキャッチーなパートとシンフォニックなアレンジが活きている」とも話すように、意表を突くような展開はもちろんのこと、キャッチーさと壮大さ・美しさ・ダークさなど、様々な空気感を感じさせるというのもポイントだ。


Ghost Criesというバンドの魅力がこれでもかと詰まった1曲だといえるだろう。


・20220123 GhostCries@吉祥寺CRESCENDO



「ライブ配信を行った際の映像。普段のライブの雰囲気や勢いを感じてもらいたい」と話すこちらの動画では、彼女たちのライブの様子が確認できる。


1曲目から、彼女たちならではのドラマティックで荒々しい音楽をかき鳴らし、一瞬でその世界観の中へと誘われる。そんな没入できる音楽を、音源だけではなくライブでも奏でていることが分かるというだけでも、この映像には価値があるといえる。


さらに特筆すべきは、そのライブパフォーマンス力の高さ。世界観に没入できる音楽を奏でるには、当然それなりのテクニックが求められる。ましてや決して簡単とは思えないデス・メタルともなればなおのこと。しかし彼女たちは確かなテクニックで、スピーディーでテクニカルなフレーズも問題なくパフォーマンスしきっている。


この映像を見れば、音源だけではなくライブも魅力的なバンドであることが、はっきりと分かるはずだ。




「2024年は同人イベント『M3-2024春』に出展予定。そこに向けて新曲も準備したい。ワンマンライブはバンドにとってひとつの目標。実現に向けて活動していきたい」と、これからの展開・目標について話す彼女たち。


12月17日には立川BABELでのライブイベント『METAL VARIANT FINAL DAY2』にも出演予定。是非生でその世界観に浸っていただきたい。また、EP作品『Cocytus』も販売中。あわせて注目だ。


【リリース情報】


最新EP「Cocytus」のDLカード(税込2,000円)をライブ会場の物販並びに公式通販サイトにて販売中
配信サイト:https://songwhip.com/ghostcries/cocytus

▼収録曲
1. Cocytus
2. Godslayer
3. Under A Blood Stain Moon
4. Crimson Utopia
5. Blue Dystopia
6. Shadowbringer (piano.ver)