ALLaNHiLLZ　様々なジャンルを独自に昇華しつづけるフレキシブルツインズユニット

長野県佐久市出身の井出匠(Vo.)、井出匡(Vo.Gt)による双子ユニット、ALLaNHiLLZ(アランヒルズ)。

合言葉は『双子で!天パで!!左利き!!!』。

匠の生まれ持ったハイトーンボイスに、匡の絶妙なるコーラスワークが加わり、時に優しく、時に激しくメッセージを投げかける。

2004年、single『パーソン』でインディーズデビュー。

2008年には渋谷eggmanで初のワンマンライブを行い、200人を動員し、成功を収める。

以降も、野口五郎プロデュースにて『あ☆ぅん』としてのメジャーデビューをしたり、メジャー・インディーの垣根を超える企画イベント・ライブ活動を行ったり、CMソングの歌唱をしたり、ラジオ番組へのレギュラー出演を果たしたりと、幅広く活躍。

現在もライブ、制作活動に加えて様々なコラボレーションや楽曲提供など、フレキシブルに活動中。

ちなみにユニット名である『アランヒルズ』とは南極に落ちた隕石の名前。正確にはアランヒルズ84001から。

・ALLaNHiLLZ / ココロココカラ 2022/11/6 新宿ReNY「UnBreakable TRACKS」~ALH20周年OneManLive~

Apple Music：https://music.apple.com/jp/album/%E3%82%B3%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%B3%E3%82%AB%E3%83%A9/1121088581?i=1121088582

2022年が活動20周年イヤーだった彼ら。20周年を記念したワンマンライブを新宿ReNYにて開催。こちらはそんな記念すべきワンマンライブの映像で、口火を切る1曲目『ココロココカラ』のパフォーマンス模様だ。

同曲はALLaNHiLLZの代表曲であり、≪ホラまた勝手に決めつけてるだろ限界点コラまだ答えはでちゃいないだろ通過点≫≪ココロココカラ転がるようにココロココカラ何処まで辿り着くのか≫と、ポジティブなエネルギーを感じる言葉たちと、キャッチーで思わず一緒に歌いたくなるようなメロディーライン、そして熱量の高いパフォーマンスに心を持ち上げられる１曲。

サビでみんなが手を上げる箇所もあり、「共有・共感ができる大切な曲の一つ」だと、彼らは話している。

ちなみに同ライブのタイトルである『UnBreakble TRACKS』はダブル・ミーニングになっている。直訳では「壊れなかった音」という意味で、20年間音楽を続けられた自分達を指す。

もう一つの意味は「UnBreak＝ブレイクしなかった」という、20年間音楽を続けてきたが大きくブレイクはしていないという自分達を揶揄するもの。そんな風に自分たちを揶揄しながらも、それまでの軌跡や道を誇ったタイトルとなっているのだ。

そんなこのライブについて彼らは「メンバー、ファンのみなさん、活動をサポートしてくれている色々な方々のおかげでここまで続けてこられた。改めて20周年のタイミングで、みんなへの感謝の思いを込めた。音楽を始めた頃は人気者になれなかったら辞めるのかも…という気持ちがあったが、20年やってきて音楽そのものを更に好きになった。音楽をやることは自分が自分でいるためのライフワークになった」ともコメントをくれた。

ちなみに、20周年のタイミングでは他に『UnBreakble TRACKS』という同様のタイトルで、対談形式のYouTubeライブを展開。お世話になっているカフェバーを借りて、今までサポートしてくれたメンバーや共演したメンバーなどを呼んで対談を行ったのだ。

「この場を借りて久々に会えた人も多かった。長く活動をしていると、人それぞれ進みたい道が変わることはある。でも繋がり自体はなくならない」という彼らの言葉に、彼らの音楽から感じる温かみの一旦を垣間見る。

・ALLaNHiLLZ / MAHOROBA(ALH×森泉洋一) MV

八田雅也(KAZOO)氏からオファーをもらって作った楽曲『MAHOROBA』。

「もう東京にいる時間の方が人生の中で多くなった。地元のことを考えて曲を作るとか、地方創生とかそういうのも多いけど、『別々のところにいてもつながっていられる事が大切』と思い、その思いを曲にした。自分達の大切な場所を『MAHOROBA＝まほろば』と呼んでいる。自分達がただいま、といえる場所があるのは幸せなこと」と、元々長野県で生まれ育ち、現在は東京で暮らしている彼らは話す。

サウンド感にはどこか郷愁を感じる柔らかくて温かい雰囲気があり、歌声やハーモニーにも、自然と心を温めてくれるようなあたたかさがある。聴けばきっと、心で繋がっている誰かや≪育った故郷の真っ青で真っすぐな空≫が、自然と頭に浮かんでくるはずだ。

MVは現在過ごす東京と、彼らが幼少期を過ごした場所で撮影。ゲストボーカルの森泉洋一は、小学校からの後輩であり友人だ。

「ALLaNHiLLZが地元でライブをするときに、イベンターをやってくれている方。自由に楽しく音楽をやっているかこそ、呼んじゃおうか！というノリでオファーした」とのこと。

・ALLaNHiLLZ / TSUBASA LIVE at 赤坂BLITZ (新宿ReNYワンマン告知動画)

「ALLaNHiLLZと同じように、兄弟でバンドを組んでいる『SOONERS』(https://twitter.com/soonersonline)という盟友バンドがいる。ALLaNHiLLZの初期に出会った音楽仲間で、この曲『TSUBASA』はそんなSOONERSに楽曲提供してもらった。今までは楽曲提供する側の立場が多かったけど、『自分以外の誰かと一緒に曲を作ってみんなが喜んでくれる』という事がとても嬉しかった！！そういう思いがあるからこそ、赤坂BLITZでのワンマンでの1曲目に披露した。ちなみにSOONERSからはこの楽曲以降も何曲か提供してもらっていて、どれもバンドにとって重要な曲になっている」。

そんな風にコメントをくれた、赤坂BLITZでの楽曲『TSUBASA』のライブ映像。

豊潤な響きのギターサウンドが広がったかと思えば、タイトなドラミングと、切れ味鋭い、ややラップ的ともいえるメロディーラインでぶち上げる。心に沁みながらも、テンションもあげてくれる希有な１曲だといえるだろう。

ライブならではの熱量の高さと楽曲のパンチ力もマッチしていて、ライブ映えも抜群の１曲であるということが、この映像からはっきりと見て取れる。

現在は復活した原宿RUIDOというライブハウスをホームにしており、すでに50回以上開催している『ハレルヤ』というイベントと、新しく始めた『FirstTone』というイベントを企画している彼ら。

『FirstTone』は始まりの音という意味で、そこには「自分が好きだった音を新たに思い出そう、FirstToneを感じた上で未来に繋いでいこう、自分たちのFirstToneを忘れずに」という思いが込められている。

2023年のテーマは“出会い直し”。なぜ音楽をやっているのか。それは人と繋がりたいから。

「時間を共有して、共振して、共鳴して、共感するのが、音楽。お客さんとも、メンバーとも、バンド仲間とも、ミュージックサークルを広げていきたい！」と、そこに至った背景も明かしてくれた。

そんな彼らにこの先の活動について尋ねてみると、「夢は地元のスキー場で『ハレルヤ』フェスを行うこと！あと10年以内にはやっていきたい。難しいことではあるけど、必要なことをコツコツ続けていく！また、1つ1つのライブを自分の中でスペシャルなものに捉えていきたい。その想いがファンの皆さんにも伝わるようにしていきたい」との答えが。

温かい歌声と心に響く言葉、そして心地よいメロディーラインという、たくさんの武器・魅力を持つ彼らであれば、きっとそれも叶えていくことだろう。

もちろん一つ一つのライブでも、大きな満足感を手にして帰ることが出来るはずだ。是非まずは一度、ライブに参加してみていただきたい。

【ライブ情報】

■2023/7/7(FRI.)

原宿RUIDO ALLaNHiLLZ Presents【First Tone Vol.5-七夕Special-】

open/start 17:00/17:30

adv/door ¥3,500(D別)/¥4,000(D別)

※未就学児 : 無料/小学生~高校生 : 1,500(D別)

act : オトループ / 森翼 / 小林清美 / SOONERS / ALLaNHiLLZ ticket :

◆各アーティスト取り置き

◆プレイガイド : (5/28~)

e+購入ページURL :