東京都町田出身、力強い歌声と情景の浮かぶ歌詞描写を融合させて自身の世界観を表現するシンガーソングライター、咲耶(サクヤ)。
もともと作曲などを手がけていたという彼女は、母校の軽音楽部に楽曲を提供し、その曲で地元町田の「ポップフェスティバル」という大会に出場して入賞。このことがきっかけになってフリーイベントなどでライブ活動を行うようになり、やがてライブハウスデビューを果たした。今では本格的なライブ活動を始めて5周年を迎え、ますます表現を研ぎ澄ませている。
精力的なライブ活動の一方で作品制作もコンスタントに行っており、2019年には初のフルアルバム「Sympathy」をリリース。自身のYouTubeチャンネルでもMVやライブ映像を多数公開し、その世界観をしっかりと築いてきた。
現在は配信ライブを中心に活動し、春には新しいCDのリリースも予定して準備を進めるなど、アーティストとして活動の勢いを増しながら注目を集めつつある。
・それが言い訳だとしても。
シンガーソングライターとしての咲耶の個性を体現しているのが、この「それが言い訳だとしても。」だ。
歌うきっかけをくれた、亡くなった友人を想って作ったというこの曲。そこに込められた歌詞の言葉のひとつひとつが体温と感情をもって響いてきて、確かなメッセージを伝えてくれる。
その詞世界をエモーショナルに歌い上げるボーカルにも注目してほしい。洋楽ポップスの影響を受け、空間への広がりを意識しているという咲耶の歌唱は、強いインパクトをもって聴き手を揺さぶってくれる。
・アルメリア
1st Album「Sympathy」のリードナンバーとなった「アルメリア」。アッパーなポップロックサウンドが印象的なこの曲は、キャッチーなメロディも合わさって耳に残るキラーチューンだ。
アレンジや歌詞のルーツとして、アルバム「アルトコロニーの定理」以降のRADWIMPSを挙げている彼女。希望と愛に満ちた詞世界や多彩な音色で魅せるサウンドに注目して聴いてみてほしい。
・勲章 / 咲耶【Music Video】
新作として現在リリースに向けた制作を進めているというポップナンバー「勲章」。
高校生のときに軽音楽部で作ったというこの曲は、自身のアーティストとしての核になっている一曲だという。
開放的で明るいサウンドと、普遍的なストーリー・メッセージを描く詞世界が最大の注目ポイント。シンガーソングライターとしての魅力を見せる代表曲として、今から要注目だ。
今後の活動の展望として、地元町田で大きな公演をすることを目標にしているという咲耶。また、幼い頃に役者をしていたことや劇の伴奏などを手がけた経験があることから、演技や朗読など新しい表現にも挑戦していきたいそうだ。
新しい音源の制作も進めており、ますます活動の幅を広げている彼女。その今後の活躍に注目していこう。
【公式HP】
https://www.soilmusic.jp【Twitter】
https://twitter.com/sakusong_398