琴線に触れるノスタルジックなメロディーと感情的な歌声、そして人間味のある詩世界で多くの共感を呼ぶシンガーソングライター、朝日駿。茨城県日立市出身。 

国立茨城工業高等専門学校電気工学科を中退後、ギタリストとして数々のバンドに参加。2007年頃よりシンガーソングライターとしての活動を開始し、2017年10月にはソロ初の全国流通盤EP「もう既に始まっている」をリリースした。

また2011年より自身の弾き語りと並行してバンド「スーパーアイラブユー」のリードギターとして数々のイベント、フェス等に出演。その後、2018年3月3日に脱退した。

この2020年には「THE BACK HORN/山田将司」「COCK ROACH/遠藤仁平」が発起人となり、水戸・茨城県の音楽シーン活性化を目的として立ち上がったプロジェクト「ヒカリノハコ」に参加。8月15日リリースのプロジェクト第一弾となる楽曲「命の灯」にて、「MUCC」や「石崎ひゅーい」ら豪華な面々が名を連ねる中でコーラスを担当するなど、その歌声への評価は高い。




・もう既に始まっている/朝日駿【ライブ動画】 




2017年10月にリリースされたソロ初の全国流通盤EP「もう既に始まっている」のタイトルトラック。こちらは水戸周遊イベント「え〜じゃないか」においてのライブバージョンだ。 

アルバムバージョンはエレキギターをかき鳴らすバンド編成のサウンド。しかしこのライブバージョンはアコースティックギターの弾き語りで、メロディーの牧歌的な雰囲気がより強くなっているといえる。どこか懐かしさを覚えるそのメロディーや力強く感情的な歌声が心の琴線に触れる、泣きそうになる雰囲気の1曲だ。

≪行くあてのない俺はブックオフで立ち読みをしながら 何かを始めようと 何かを始めたいと もはや走り出すしかないと気づいている≫≪つまづいて転んで立ち上がって また歩き出す瞬間に 明日が少しだけ輝いてみえた あぁ これが人生か≫と歌ういい意味で泥臭い歌詞もやはり感情に触れてくる。




・ノーディレクションホーム / 朝日駿【Music Video】 




同じくEP「もう既に始まっている」に収録されている1曲。 

ドラム、ベース、ギター、ボーカルをひとりで多重録音したこの楽曲。エレキギターの歪んだサウンドと感情的な歌声が実にマッチし、より強い感情が響いてくる。ゆったりとした伸びやかなメロディーもまたその感情的なサウンドを際立たせ、やはりどこか泣きそうになる雰囲気がある。

力強い歌声やサウンドながらどこか繊細さが感じられるのも一つの特徴で、≪ぽつり ぽつり どこへ向かうべきかも分からぬまま歩いていく≫≪さよなら さよなら帰る場所もない≫≪僕は行くよ≫≪帰れないほうへ≫といった等身大の歌詞からは、弱さも強さも感じられる。そんなところにも共感を覚える人は多いだろう。



地元茨城や東京都内で年間50本以上のライブ活動を行ってきた彼だが、コロナ禍でスケジュールが全バラシとなってしまった。しかし現在は「開き直ってエレキギターやアンプの改造や修理、曲作りをしながらのんびり暮らしている」という。 

その裏には「コロナの期間に色々考えたが、聴く側も歌う側も、自然発生的なものだと感じた。活動もなかなかできないが、今は望んでいないとも感じる。自然とお客様の足がライブ会場に向くまでは、のんびり活動していこうと思っています」という思いがある。

焦らずじっくり活動していく彼の空気感と今を生きる人々の空気感は、その音楽性も含めてきっとマッチするはず。今注目しておくべきシンガーソングライターの一人であることは間違いない。



【読者に一言】 

今、こういう状況で、ライブハウスなどにも気軽に来られる状況じゃないと思いますが、人の歴史の中で音楽が途切れたことはないと思います。

なので、みんなが望めば音楽はまた生まれてくると思いますので、焦らずのんびり、これからも音楽を楽しんでいけたらと思います。




【HP】

https://www.asahishun.com/


【Twitter】

https://twitter.com/asahishun


【リリース情報】

2020/08/15

ヒカリノハコ「命の灯」


■特設サイトURL

http://hikarinohako.com/index.html#5thPage

8/15よりダウンロード開始