都内を中心に活動中の音楽ユニット、夢積(むつみ)。

ボーカリスト「齊藤夢積」、ベーシスト/ピアニスト「菅沼翔揮」の2名からなる。
2015年に結成されると、それから3か月後には早くも日本最大規模の音楽コンテスト「YAMAHA The 9th Music Revolution」にて約1400組の中からグランプリを獲得。その後2017年より都内でのライブ活動を本格的にスタートさせた。
染み入るようなバラードソングから、ルーツミュージックをうまくポップソングに昇華したようなノリの良い楽曲まで、制作する楽曲やアレンジの幅は広い。また、ボーカル齊藤夢積の深みのある歌声も一つの特徴であり武器。R&Bを彷彿とさせるような深度の深さがあり、そこに感情を豊かに含ませて歌声を放つ。端正で柔らかい雰囲気のルックスとその歌声のギャップも一つの魅力だ。



・【 LIVE 】君に会いたい 

「恋愛の歌になっており、踏み出したいけど、踏み出せない、気持ちを伝えられない、そんなもどかしい気持ちを歌っている」という1曲。切ないメロディーと歌詞がじっくりと染み入るバラードソングだ。
歌声に表情が付いているかのように感情たっぷりに歌い上げるそのボーカルスタイルによって、ただでさえ切ない雰囲気の歌詞やメロディーがさらに強調され、心を襲う。また、シンプルに高音の美しさや表現の強弱のつけ方の上手さも聞いてとれ、一瞬で人を引き付ける歌声の持ち主なのだということが分かるだろう。

このバージョンはピアノと歌という極めてシンプルな構成でアレンジされているが、ライブごとにアレンジを変えているとのことなので、ぜひ生で、その時々のアレンジで聴いていただきたい1曲。


・【 LIVE 】呼吸 

「制作したのは少し前になりますが、このコロナの状況にリンクしている部分があります」というこの楽曲。≪声を殺して泣いた夜 明日や未来なんか見えなくて≫≪私は今日もまた嘘をつく≫≪よく見て 逃げないで その先に何を描く≫と歌う、人の弱さや痛みに寄り添いながら前を向かせてくれる1曲だ。
バンドアレンジによる爽やかなサウンドと、サビのキャッチーなメロディーも心地良い。特にサビのメロディーの爆発力は高く、音数を詰め込んだわけではない伸びやかなメロディーなのにぐっと心を掴まれるだろう。



この2020年9月にはワンマンライブを開催予定だった彼女たち。残念ながら新型コロナウイルスの影響により延期になってしまったが、2021年2月13日に改めて開催予定となっている。

その深みのある音と歌声は、直接聞く方がより深く染み入ることは間違いない。そのワンマンライブ以外でもぜひ機会を見つけて、直接その音を味わってみていただきたい。


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