2019年東京にて結成された、世の不条理、刹那、理不尽を歌うメタルコア・デスコアというジャンルを主軸にした、バンドサウンドベースのアイドルグループ、
Satanic Punish。
メンバーは『うぇぶ式。』、『姫乃羽咲』という2名編成。
重厚かつ力強いメロディの楽曲がコンセプトとなっている。
一に音楽。
二に音楽。
三、四が無くて、五に音楽。
「音楽」のみで勝負することを決意し、
研鑽を積んで発せられるデスボイス、シャウト、
グロールやクリーンパートなどが最大の魅力の一つ。
「魑魅魍魎、弱者を喰い物にする外道なモノに対しての宣戦布告。悪は許さない。法で裁けないモノに私刑を執行する、私刑執行人。目には目を。歯には歯を。この世の不条理は許さない。震えて待て。罪人どもよ。我らがサタパニ。義憤に駆られた神と悪魔の使い」
2020年12月25日リリースの7枚目のシングル『Alpha Omega』。
キャッチーなメロディーラインや疾走するテンポ感が心地よい、耳なじみの良い楽曲でありながら、サウンドは重たく攻撃的。
そのサウンド感は、同曲に込められている想いを反映しているものだといえるだろう。
≪Somebody told me この世界は不平等であふれている≫
≪右に倣えの信号断ち切ってよ≫
≪自分の声で歌いたい≫
≪誰かが描く空よりも自分色の空の下で笑いたい≫
と歌うこの楽曲からは、自分の足で、自分たちの道を歩くという強い意志が感じられる。
昔からこの国では、右に倣えの状態から脱却することがなかなかむずかしい。
でも心の中ではそうしたいと思っている人は多いのではないだろうか。
そんな人たちはきっとこの楽曲、ひいては彼女たちの姿に刺激を受けるはず。
2021年3月28日にリリースとなった8枚目のシングル『マスゴミックパニック』。
冒頭からヘビーで爆発力抜群のサウンドが鳴り響き、デスボイスがその迫力に拍車をかける。
かと思えば済んだ歌声で一縷の清涼感を覚えさせ、感情的な歌声で楽曲の中のメッセージ性を表現。
そしてまたデスボイスの迫力あるサウンドへと繋がっていく。
そんなグラデーションも見事で、迫力と清涼感を共存させることが出来るという、
彼女たちならではの強みを改めて感じさせられる。
そしてその特有の音感覚の中毒性にやられてしまうのだ。
気が付いた時には、何度も再生していることだろう。
2019年9月にリリースされた2枚目のシングル『Bully』。
日々、情報が滝のように行き交い、如何しようも無いニュースやクダラナイ噂ばかりで本当に大事なことを忘れてはいませんか。
この曲 "Bully" は齢16才にしてこの世を絶ったとある少女への鎮魂歌です。
来世は幸せに。
R.I.P to #ssb84t 2018.07.01 22:05
この楽曲は曰く、若くしてこの世を去ったとある少女への鎮魂歌。実際歌詞には、
≪最期の言葉も 虚しく 響いて 助けて 助けて 届かない≫
とその少女の想いを代弁するような言葉が並ぶ。
例によってサウンドは重たく攻撃的だが、やはりそれは怒りややるせなさが反映されたものなのだろう。
メロディーラインにどこか切なさが感じられるのも、描かれる世界観とリンクする。
何年も何年も、何度も何度も、同じような悲劇は繰り返されている。
でももうこんな思いをする人間は現れてほしくないし、そういう世界にしていきたい。
そう思わせてくれる1曲だ。
「コロナの影響もあり、去年の今頃から海外や遠方に住んでいる人に向けた活動に重きをおいた」という彼女たち。
「今後も国内だけではなく、海外にも向けて発信していく。海外のコアなメタラーにも聞いてもらいたい。拠点が東京であることには変わりはないし、コロナの状況次第というところもあるが、アメリカ・ヨーロッパツアーは行いたい」とも話してくれた。
そんなこれからの海外での活躍にも期待しつつ、まずは6月29日に行われるうぇぶ式。聖誕祭に注目だ。
最後に、Satanic Punishが所属する事務所Devil Margin代表取締役・マルチクリエイターである"不動厳哲"氏(https://twitter.com/Fudou_Gantetsu)を紹介しよう。
彼曰く、Satanic Punishの独特な世界観やそれぞれの楽曲に「潜み」「蠢き」そして時に「儚い」世界観は、実体験に基づいた陰鬱で目を背けたくなるような体験や経験からインスピレーションを受けてきたとのこと。
『音楽で世界は変わることはない。それはこの先ずっと。
ただ音楽で人は変わる。それはこれから先もずっと。
自分たちの音楽が、せめて「心の救い」になることを心の底から願っています。
そして、一曲一曲に込められたメッセージを一人一人が考察できる、そんな楽曲をこれからも制作し続けていきます。
音楽という名の「芸術」をSatanic Punishと共に息絶えるまで、「続け」ます。』
彼はそう語ってくれた。
楽曲プロデュースやデザイン制作をほぼ全て独りで手掛けている"不動厳哲"氏(https://twitter.com/Fudou_Gantetsu)の今後も期待だ。
【ライブ情報】
うぇぶ式。聖誕祭「富国強兵。日イヅル國ヨリ宣戦布告。日本人ヨ覚醒セヨ。」
会場:四谷LOTUS
日付:2021/6/29(火)
時間:OPEN17時(予定) START18時(予定)
料金:手売り¥2,500+1D / 予約¥3,000+1D / 当日券¥3,500+1D
出演:Satanic Punish / DEARDEVIL / Treble / 作者Q / Evil Noise / 感覚ロヂック / ディアブルボア / あいまいどーる / and more
※当日、世界同時配信あり
来場のご予約はこちら
https://tiget.net/events/129939
配信チケットのご購入はこちら
https://twitcasting.tv/tanop_curry/shopcart/70854
【リリース情報】
8th Single "マスゴミックパニック"
8th Single "マスゴミックパニック"
1.マスゴミックパニック
2.マスゴミックパニック - instrumental -
2021.3.28 on sale (税込 ¥1,000 )
( Single Available everywhere on 28.03.2021 )
国内通販:https://satanic.base.shop/items/41785314
For Overseas:https://satanic.base.shop/items/41785314
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【Sound Cloud】
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【Contact】
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【通販サイトDevil Margin Web Shop】
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