ボカロ・J-pop・アニソンなどのカバーを中心に活動中のシンガー、ユエナ-YUENA-。

2019月5月からニコニコ動画で歌ってみたの活動を開始。


ハリ感のある声が特徴。また、声での表現も好きなのでセリフ楽曲全般も扱う。

さらに趣味はイラストと、歌だけではなく表現すること自体を好む。


2021年には『イージーゲームfeat.和ぬか / natsumi』の楽曲カバー選手権にて、グランプリを受賞。

さらにこの2022年にも、『マーシャル・マキシマイザー杯』にて、最優秀賞を受賞している。




・マーシャル・マキシマイザー/柊マグネタイト Covered by ユエナ-YUENA-【歌ってみた】



『マーシャル・マキシマイザー杯』にて最優秀賞を受賞した作品。


「楽曲が持つかっこよさに惹かれて歌唱。Bメロの前の早口のパートは納得の行くテイクが出るまで、録音し直した。Mix・イラスト・動画と、いろいろな方の力を借りてできた作品」と話してくれた1曲だ。


その言葉通り、特にBメロ前の早口パートや楽曲の独特のノリの合わせたリズム感が光る歌唱などに惹きつけられる。

美しく透き通るような高音もまたポイントだ。


テンポ的にもメロディーラインの動き的にも、決して歌いやすい楽曲ではないということは想像に難くない。

しかし彼女は楽曲を確かに自分のものにして歌い上げる。


シンガーとしての質の高さが分かるカバー動画だといえるだろう。

最優秀賞を受賞したというのも、納得だ。



・CULT/DUSTCELL Covered by YUENA-ユエナ-【歌ってみた】



「もともとDUSTCELLの楽曲はとても好きだった。なのでいつか歌いたいと思っていたらオフボーカルが出たので、すぐに取り組んだ。動画もかなりこだわりで、動画師さんの腕が光る」と話す、『CULT/DUSTCELL』のカバー動画。


どこかダークな雰囲気の色気が香る歌声は、楽曲の世界観と絶妙にリンク。

雰囲気のある映像も相まって、楽曲の中にぐっと引き込まれる作品となっている。


あえて心が落ちている時に聴きたい・見たい作品だ。

その世界観に没入することで、逆に心がすっきりとしていくということもあるのではないだろうか。




・全部君のせいだ / イチョウ Covered by YUENA-ユエナ-【歌ってみた】



「こちらもとても好きな楽曲。知ったキッカケはYouTubeのオススメに出てきたこと。1回目に聴いただけで楽曲のキャッチーさに惹かれて、とても好きになった。原曲の持つキャッチーさを表現するために、とても気を配った」と話すこの作品は、『全部君のせいだ / イチョウ』のカバー動画。


軽やかでポップなサウンド感と、楽し気なリズム。それに対して何とも言えない切なさを感じる歌詞の世界観というギャップが面白い同曲。彼女はその特有の切なさと、ポップでキャッチーなサウンド感の両方を生かすような、明るさと強がり感のある歌声を響かせる。


楽しく聴くことはもちろんのこと、胸がぎゅっとなるような聴き方も出来る、いろいろな楽しみ方が出来るカバーだといえるだろう。




「年内にオリジナル曲を出したい」ということをこの1年の目標として挙げてくれた彼女。


ボカデュオという5月1日から始まるイベントにも、イチョウ氏と一緒に参加するなど、さらに注目度を高めているだけに、オリジナル楽曲の続報も楽しみでならない。


是非、Twitterなどをフォローして楽しみに待っていていただきたい。