2015年、自ら演奏・歌唱・作詞・作編曲を行うソロ名義ワタナベタカシとして活動開始。
2018年、音楽性をそのままに『meiyo(メイヨー)』へと改名。
同名義での活動も3周年を迎えた。
ひねくれ過ぎて一回転。
逆に真っ直ぐな歌詞と、どこか懐かしさを感じるメロディーライン。
時代が求めるブランニュー・ポップを歌い、時代に忘れ去られたアイロニカル・パワーポップを鳴らす。
侍文化・POLLYANNA・HGYMなど、音楽家として様々なプロジェクトにも参加。
主にドラムボーカルを担当。
・【meiyo】うろちょろ
2020年、海外の曲にハマり影響を受けたという前作
『KonichiwaTempraSushiNatto』がSNSでバズった彼。
それまではバンド系のサウンドが中心だったが、方向転換をした。
不思議な感じが特徴的な同曲と同様に、
この楽曲『うろちょろ』もどこか不思議な雰囲気が香る。
そこにダンサブルなムードを融合し、ポップで可愛らしくて踊れる、
一筋縄ではいかないポップソングとなっている。
「音楽の組み立て方としては、ベースとバスドラムのリズムをあえてずらし、
疾走感を出している。歩くテンポに合わせているため散歩の時とか聴いて欲しい」
というその言葉通り、歩きながらこの楽曲を聞いていたら、自然と気分があがり、
楽しくなってくることだろう。
他の楽曲ではまず見ないような≪ウロチョロする≫という言葉を歌詞に使ったり、
≪ポンポコポンとかタンタカタンとかとっくのとうに試している≫といった
リズミカルな言葉を並べたりする言葉選びも巧みだ。
映像は、自身が好きだという映像作家の葛飾出身氏が担当。
今作では氏の映像の雰囲気に合わせた曲作りを意識したというから、
この楽曲の映像と音の親和性が抜群なのも頷ける。
・【meiyo】なにやってもうまくいかない【TikTok】
「TikTokで伸びるものにはいろいろ要素があり、研究をするも、
TikTokで売れる曲に合わせると中々曲がつくれない」
「売れる曲わからん。ダメだ。何やってもうまくいかない」
という感情をそのまま曲に落とし込んだ1曲『なにやってもうまくいかない』。
Ado/うっせぇわの作曲者であるsyudou氏の言葉に
「取り繕った曲ではダメだ、本音を出すことが大事」というものがある。
この楽曲はそんなマインドで制作し、結果的に大バズり。
描く言葉はもちろんのこと、映像にニコニコ動画のコメント風に乗せた、
音楽制作側の人間としての嫌なことや辛いこと、SNSの普及により
製作側に直接届くようになった”勘違い馬鹿”からのありがたいご意見に対する
「やりもしないくせに、出来ないくせに偉そうにすんな」という感情も、
TikTokなどのクリエイターに刺さり、共感を得たのだ。
実際同じように「何やってもうまくいかない」となってしまうことは多々あるもの。
その瞬間にふと頭の中に流れてきそうな真っ直ぐな言葉選びと耳に残るメロディーラインが秀逸だ。
・タイトル未定
エヴァーグリーンなメロディーラインと、琴線に触れるバンドサウンドで描かれる音もさることながら、
細かい具体例や描写が織り交ぜられている歌詞の世界観に特に心が惹かれる。
≪僕は怒った 君に怒った 洗いざらい吐き出してやった 君は笑った 優しく笑った 僕は困っていた≫と、
ラスサビで喧嘩してしまう二人だが、根底にあるものは変わらない。
そんな二人のストーリーを自分に重ねながら聴くことも出来るだろうし、単純に物語として楽しむことも出来るだろう。
≪ピアノが昇ってくフレーズはこんな風だっけ≫という歌詞に合わせてピアノのメロディがあがっていくなど、
「歌詞をそのまま音にしてリンクさせるのが好き」と自身でも話す。
2021年は、4月にコナミとのタイアップで配信曲を発表したが、
正式なオリジナル楽曲のリリースはまだない。
TikTokで先行公開になっている未発表音源たちの正式リリースについては
「反応を見て順次作っていきたい」とのことなので、
お気に入りの曲があったらシェアやコメント、いいねなどもお忘れなく。
続報を楽しみに待ちながら、まずはこれまでの作品に改めてどっぷりと浸かっていこう。
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