作詞・作曲・トラックメイク・レコーディング・MIXまで行う現代型SSW、tonun(トヌン)。
2020年10月にYouTubeに初作品の『最後の恋のmagic』を投稿し活動をスタート。
2021年1月に『tonun EP』を配信リリース。それ以降毎月シングルを発表し、
2021年7月には2nd EP『tonun2』をリリースという驚異的なペースで作品を発表し続けている。
一年に満たない活動期間にしてYouTubeのチャンネル登録者数は3.5万人を越え、
楽曲がリリースされるたびに各サブスクでの主要プレイリストに選ばれている。
・あなたの季節が
2021年9月1日リリースの新曲『あなたの季節が』。
・今作は前作の『琥珀色の素肌』、『東京 cruisin’』の夏の匂いがする2曲から
時間軸が進み、哀愁ある秋の風景が感じられます。
普段から歌詞を書く際、季節感のある情景が思い浮かぶようなものを意識されていますか?
tonun ) 1st EPの曲は、季節感は全く意識していませんでした。
たまたま、2月にバレンタインの曲、3月に桜の卒業ソングを作ってみようと思い作ってみたんです。
その流れで、せっかく毎月シングルリリースをするのならば毎月ごとに季節を感じられるような
エッセンスを曲に取り入れてみようと考え、季節感を意識するようになりました。
・今作に限らず歌詞をかく上で大切にされていることはありますか?
tonun ) 歌詞を書く時は、目で歌詞を読んで楽しめるようにストーリ性を持たせる。
耳で聞いた時の心地よさを持たせるために踏めるところではなるべく韻を踏む。
曲によって言葉遣いを変えたりして、世界観を表現しています。
後はわかりやすい言葉を使って、いかにメロディにうまくはめ込めるかを考えています。
・今作から自身でのミックスではなく、MIXエンジニアを起用されておりますが、
実際に関わってみて大きく変わったところなどはありますか?
tonun ) やはり一番は音像がクリアになりました。
音の一つ一つがきちんと聞こえるようになった感じはあります。
あとは欲しい部分の低音だけがきちっと出るようになったので、
今まで物足りなかった部分が埋まり、要らなかった部分がきちっと
削られていることがすごくわかりやすくなりました。
・この曲はアコースティックなギターサウンドが核となっていますが、
ギターRECの際こだわった点などありますか?
tonun ) やはりマイクの位置ですね。真ん中で鳴っているガットギターはボディよりで、
サウンドホールには被らずに、斜め上から当てる感じ。この角度を何度も試行錯誤して録りました。
サイドで鳴っているアコギの音はネックよりで煌びやかな音を録りました。
「夏の暑さも収まり、気づけば外からは少し涼しい風が吹いてくる。
この季節になると必ず甘い金木犀の香りが部屋に漂う。そして年を重ねるごとに君の香りは薄れてゆく。」
・tonun - 琥珀色の素肌(Lyrics)
2021年7月リリースの2nd EP『tonun2』に収録されている楽曲『琥珀色の素肌』。
夏のロマンスを描く世界観。
ビターなほろ苦さも香りながら、軽やかで、スウィートなムードもあるトラック。
物語を伝えるような、優しいボーカル。
それらが混ざり合い生み出される中毒性は、聴く者をいつまでも物語の中に閉じ込める。
ここで描かれる恋は、まるで昔見ていた漫画のよう。
それはそのまま、誰かの憧れたものであることを意味する。
この楽曲の物語の中にいつまでも閉じ込められているうちに、
「自分もこんな風に恋がしてみたい」と、焦がれる人も多いのではないだろうか。
そんな、誰かの恋のBGMになりそうな1曲。
・tonun - 今夜のキスで(Official Lyric Video)
2021年1月リリースのEP『tonun EP』収録曲。
丸いトーンのサウンド、そして想いが溢れるかのような歌声によって描かれているのは
≪あなたに出会ってなければ愛し続けなければ少しは楽になれていたのかな≫
≪今夜のキスで最後だと言って いつものように優しくそっと抱き寄せた≫という切ない世界観。
そのサウンドや歌声、そして言葉の表現からは、感情がダイレクトに伝わってくる。
聴いていると胸がぎゅっとなる1曲だ。
切ない空気感を多分に孕んだメロディーラインは、サビが特に頭に残る仕上がりで、いうなればJ-POP的。
しかしサウンド感はより洗練されているといっても過言ではないだろう。それはまさに、令和のJ-POPだ。
不定期でインスタライブや、アコースティックカバーの動画などもあげていて、
そこでは純粋に音楽を楽しんで演奏している姿を見ることができる。
そんな配信や音源をチェックし損ねないように、
是非TwitterやInstagramなどをフォローして、追いかけていっていただきたい。
tonunの音楽性をこのまま貫きつつ、普段あまり音楽を聞かない人にも、
なんか良いなと聴いてもらえるような音楽を作っていけたらなと思っています。
今は、ライブは行なっていないのですが、
今後ライブでは原曲とは違ったアレンジをするなど、
アドリブ感のあるライブをやりたいと考えています。
また、プロデュース力があるアーティストになるというのも目指すところです。
自分はもちろん、他のアーティストからプロデュースしてもらいたいと
思えるような存在になりたいと思っています。
【リリース情報】
9月1日(水)配信リリース Single「あなたの季節が」