茨城県水戸市発のスリーピースライブバンド、ヒヨリノアメ。
2015年夏、茨城県にて高校時代の友人で結成。2018年にVo.AKIの両耳の突発性難聴が発覚、2020年にライブ活動休止、Ba.萩谷が脱退。
昨年2022年11月、Vo.AKIの呼びかけによりBa.萩谷が再加入するも、直後、萩谷ががん告知を受ける。さらに大きな検査の結果、“10万人に1人の難病”サルコイドーシスと診断。命の危機、解散の危機、幾多の困難に生きる希望を失うも、出会った人達の愛情を受け、失意の底から這い上がり、再び音楽と共に生きることを選ぶ。
そして同年11月、ライブ活動を再開。また同年同月に、篠塚将行(それでも世界が続くなら)氏にアーティストプロデュースを依頼、闘病の開始と共にレコーディングを開始。
“声”で歌われた『昨日の自分を超える』覚悟と『愛する事を辞めない』をテーマに、あの頃の自分達の様に『愛すること』を諦めそうになる誰かと『昨日の自分を超える為の』言葉と、過去を破壊する爆発力のあるサウンド、誰も一人にさせない一体感のあるライブで、ライブハウスを中心に一気に話題を集める。
・ヒヨリノアメ - 声 (Official Music Video)
2nd début Mini Album『また君に会えるように』の1曲目に収録されている楽曲『声』。
豊潤な歪みで覆ってくれるギターサウンド、サウンドに分厚さをプラスするベース、エモーショナルに響き渡るドラミング、そして心を震わせるボーカル。鳴らされている音自体も間違いなくリアルなもので、聴いているだけで自然とぐっとくるという人も多いのではないだろうか。
ライブで聴けばまたさらに強烈なはず。是非ライブで聴いていただきたい1曲だ。
・【Live Video】ヒヨリノアメ / 声
こちらの映像は、まさにそんな楽曲『声』のライブでのパフォーマンス模様。
熱量がさらに増したボーカルに、厚みと切れ味、そして圧倒的な迫力が光るバンドサウンド。直接心に刺さるように真っ直ぐ、そして熱く、そんな歌と音が飛んでくるのだから、響かないはずがない。
きっとライブ終わりの帰り道まで、なんならその次の日、そしてまたその次の日まで、いつまでも火種のようなものが残り続けているのではないだろうか。彼らのパフォーマンスからは、そしてこの楽曲からは、それだけのエネルギーを感じる。
・ヒヨリノアメ - SONIC (Official Music Video)
同じくMini Album『また君に会えるように』収録曲『SONIC』。疾走感と爆発力が溢れるイントロ。最初の一音から心を掴まれるような、パワフルな1曲だ。
かと思えばメロディーラインはAメロ時点からキャッチーで、サビでの弾け具合も抜群。ロック好きにはもちろんのこと、普段はJ-POPしか聴かないという人であってもハマりうるだろう。
変にトレンドを強く意識したりせずに、彼ら自身が本当に鳴らしたい音を間違いなく鳴らしているような、そんな雰囲気が伝わってくるのも大きな魅力だ。
彼らが鳴らす音はきっと、多くの人にとってのそんな貴重な機会になりうるもの。
【リリース情報】
ヒヨリノアメ
2nd début Mini Album
「また君に会えるように」
ジャケットデザイン:萩谷飛翔
タワーレコード
https://tower.jp/item/5691332amazon
www.amazon.co.jp/dp/B0BZ85V3Y3