染谷音羽、成瀬ゆりあ、花野夏咲、大高羽月からなる４人組ガールズユニット、Dan te Lion（ダンテライオン）。

2021年1月11日にメンバーが一名卒業し、同月16日に新体制がスタート。

その日を“最強の日”とし、6月にも、願いを込めたイベントとして“最強の日”イベントを開催している。

週に３～４日連続ライブを行うこともあるなど、ライブ活動に力を入れているというのも一つの特徴。

ライブ活動に力を入れているのは、2020年2月、TSUTAYA O-EASTにてワンマンライブを行ったすぐあとに緊急事態宣言になり、

何もできなくなってしまったということがあったから。

今年8月より、「このままだといけない」と思い、積極的にライブを行うように。

来年2022年2月22日には、TSUTAYA O-EASTでのワンマンを再度開催予定。

2021年2月にリリースしたシングル『Little Braver』。

オールドスクール、あるいはクラシカルともいえるようなロックンロールの香りと、

カッコよさを前面に押し出したようなクールなボーカルが融合し、圧倒的な力強さを生み出している1曲だ。

描かれている言葉たちも力強く、芯の強さが感じられる。

そんな音や言葉の力強さに刺激を受けて、足にぐっと力が入るという人も多いのではないだろうか。

ラップパートにおける歌唱スキルの高さも特筆すべきポイント。

ともすれば可愛らしくなってしまいそうなメロディックなラップパートだが、彼女たちはクールに聞かせる。

だからスッと世界界に入り込めて、刺激をもらえるのだ。

こちらはYouTubeチャンネルからの一本。

そのタイトル通り、「ファンの皆様からのプレゼントとして届いたものの中身に、活動再開をする花野夏咲が入っていたら」

というドッキリ動画だ。

ドッキリとしての企画力も面白いが、とかくメンバー同士の仲の良さや空気感の良さが伝わってくるというのが

大きなポイントだろう。見ていて思わず微笑ましくなってくるのと同時に、感動すらも覚え、何ともほっこりした気持ちになる。

2021年1月リリースのアルバム『GO』に収録されている楽曲『ハカナシ』。

パワフルかつ推進力のあるロックサウンドに乗せて、

≪どうでもいいことばっかの日々を 蹴り飛ばしたら なんでもかんでもやりたいように 出来るもんさ 笑われても最後に笑え≫

≪この世界が/綺麗なのは/いつかきっと/散りゆくから≫と歌う。

その言葉と音は、儚い人生だからこそ、覚悟を決めて突き進んでいこうと思わせてくれる。

何をするにもこれまで以上に勇気がいるように感じられ、

何をしても続けるのが難しくなりつつあるように感じられる昨今。

この楽曲に乗せて届けられるメッセージは、深く心に刺さる。

この2021年５月より、来年2月にTSUTAYA O-EASTでおこなわれるワンマンライブまで、

「魂の5番勝負」というイベントを展開している彼女たち。

「スキルアップもそうだが、グループとして飛躍できる年になってほしい」と、

そんな一年に向けての抱負を明かしてくれた。