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二次元と三次元を行き来するSATORIの今

二次元と三次元を行き来するSATORIの今

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は京都出身の男女5人組バンド、SATORIの登場です。


京都出身の男女5人組バンド、SATORI。白衣を身に纏い、「ソウルでグルーヴィー、時にメロウで極上にハッピーなサウンドで全国各地を駆け回る」。そんな彼らの特徴は、幸せを詰め込み、喜びを爆発させるかのような曲調だ。


「音楽で世界一周したい」というテーマを掲げて活動するSATORI。ブラックミュージックをベースとしている以外は共通のルーツも音楽性の軸も持たない彼らは、声や歌詞によって自らの楽曲を色づけていく。「自分たちらしい音楽」を追求するバンドが多い一方、SATORIは「自分たちらしくない」という迷いを持ったことはないそうだ。どんな曲であっても、個性的なツイン・ヴォーカルによってSATORIらしく彩っていくという。




2016年7月にリリースしたファースト・アルバム『よろこびのおんがく』には、聴くだけで元気になれるような9曲が収録されている。表題曲「よろこびのおんがく」は、軽快でおしゃれなイントロに、身体が勝手にリズムを取り出す。本来「喜び」とは、身体が勝手に踊り出すような感情を指すものだと思う。その感情の根本的な部分を増幅したような、まさにタイトル通りの音楽だ。同作の「愛しのゾンビ~ナ。」も同じく、楽しさを凝縮したかのような曲。ハノトモとYKOの、溌剌とした中に独特の粘り気のある声が後を引く楽しさだ。


もう一つ、SATORIがこだわっているのが歌詞。「5万ピースくらいのパズルみたい」と自負するその歌詞は、一言一言に彼らの想いが篭っている。その歌詞が、誰もが親近感を持てるような、例えば仕事に疲れた人が元気になれるような楽曲を作り上げているのだ。「NO NO NO」でSATORIは、〈悲しみはやがて 消えてしまうわ〉〈苦しみもやがて 慣れてしまうわ〉と歌う。描かれているのは何も特別な出来事ではなく、なんでもない日常で感じる想いだ。





YouTubeのMVや音源でもSATORIの音楽の楽しさは伝わってくるが、彼らの真骨頂はライヴだ。CDからは想像もつかない濃いアクトは是非、ライヴハウスで目撃してほしい。


文・小島沙耶



SATORI

フロム京都のニューカマー。 二次元と三次元を行ったり来たりな、男女5人組バンド・SATORI。白衣を身にまとった彼らは、ソウルでグルーヴィー、時にメロウで極上にハッピーなサウンドで全国各地を駆け回る。2枚のミニアルバムをリリース後、昨年8月には新進気鋭の漫画家・ニャロメロン氏とのコラボシングル『トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー!』をリリース。そして、今年夏リリース予定の待望のニューアルバムより先行シングル『愛しのゾンビ~ナ。』が3月23日に配信限定リリースされた。開放感と多幸感、そしてユーモア溢れるステージで、多くのオーディエンスを熱狂の渦へと巻き込む彼らの「今」を見逃すな。


SATORI オフィシャルホームページ

http://satori-official.com/



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