ギタリスト/コンポーザー、Rie a.k.a. Suzaku。


4歳からエレクトーン、中学1年生でクラシックギター、2年生の頃よりエレキギターを始める。作曲も独学で行いながら、高校卒業後にはミューズ音楽院プレーヤー科ギター専攻へと進学。卒業時にはプレーヤー科ギター専攻の『最優秀賞』を受賞した。その後、メジャーアイドルのバックミュージシャンに選ばれ、ツアー、PV撮影等に参加。


2010年にはソロアーティストとしてポッピンレコードに所属。ソロCD作品のリリースや、『ニューイヤーズワールドロックフェスティバル』への出演、音楽誌の「実力派女性ミュージシャン特集」に取り上げられるなど、着実にその音が届く範囲を広げてきた。


2019年6月、キングレコードよりCDアルバム「Top Runner」でメジャーデビュー。

2019年10月、イギリスのロンドンでおこなわれた、ロックフェス「METAL MATSURI」に参加。


2020年11月には世界旅行をテーマにした作品『World Journey』を発表。

さらにこの2022年1月にも、その第二弾となる『World Journey 2』をリリースしている。




・Rie a.k.a. Suzaku / Paris Dusk Music Video



2022年1月リリースのアルバム『World Journey 2』収録曲『Paris Dusk』。


世界旅行をテーマにした同作の中で、この楽曲のテーマとなっているのは、言わずもがなフランスはパリだ。パリにはどこかしっとりとした印象を持つ人も多いのではないだろうか。恋人たちの時間にあるような、しっとりした空気感。この楽曲から受ける印象もそんな、しっとりしたものだ。


泣きのギターで彩られたこの楽曲を聞いていると、まるで映画のワンシーンの中に入り込んだような感覚になり、パリの街中にいる自分が目に浮かぶ。



・Rie a.k.a. Suzaku / Great Ocean Road Music Video



こちらもアルバム『World Journey 2』収録曲。


先の楽曲とは打って変わって、こちらの『Great Ocean Road』には、爽やかな風が吹き抜けていくような爽快感がある。疾走感豊かに鳴らされるサウンドの中を、心地よいメロディーラインが駆け抜けていくのだ。


オーストラリアの温暖な気候の中を車で走り抜けたくなるような、あるいは綺麗な海の前を走りだしたくなるような、そんな抜群の晴れやかさを鳴らす1曲だ。何かと閉塞的な気持ちになりやすい昨今。この楽曲のオープンなムードは、きっとそんな閉塞的な気持ちごと吹き飛ばしてくれることだろう。


・Wangan Street Rie a.k.a. Suzaku (G)/須藤 満 (B)/坂東 慧 (Dr)/深井麻梨恵 (Kb)



2021年10月に行われたライブより、楽曲『Wangan Street』のパフォーマンス映像。


ブリブリのベースに、タイトでパワフルなドラミング、空間を彩るキーボード、そして思わず口ずさみたくなるようなメロディーラインを、歌っているかのように鳴らすギター。


インストゥルメンタル作品には、それが苦手だという人もいるかもしれない。しかしここで鳴らされている音は、確かに歌っている。そしてそれぞれの楽器が確かな存在感を放っているので、決して物足りないという事がない。


このパフォーマンスを見れば、ライブではなおさらそうなるということが分かるのではないだろうか。
熱狂と心地よさの両方を存分に堪能できるパフォーマンスによって、いつの間にか苦手意識は無くなっているはずだ。




アルバム『World Journey 2』は先の2曲の他にも、一瞬で海へとトリップさせてくれる『Tropical Wave』、異国情緒あふれる『Inca Ruins』、爆発力と攻撃力に満ちたラテンのムードに覆われる『Last Pirates』、きっと多くの人が抱くエジプトのイメージとリンクする『Desert Queen Cleopatra』、キャッチーなサウンドと変化していく展開に惹かれる『Apocalypse』、トロピカルな『Jamaican Dreams』、冷たい空気感の中を一筋の光が駆け抜けていく『Ice World』、ぐっとくるメロディーラインが印象的な『Aurora 2021』と、バラエティ豊かでスケールの大きい楽曲群によって彩られている作品だ。


飽きずに聞き込むことが出来るというのはまず間違いない。

世界旅行が満喫できる同作で、是非海外旅行欲を満たしてみていただきたい。


【リリース情報】



2022年1月19日リリース
全10曲入りNewアルバム
『World Journey2』

タイトルの通り、世界各国のジャンルを取り入れて製作。
発売当日は、前リリースの『World Journey』と同作でフュージョンジャンル1位・2位を独占した。