僕らの光を受け、あなた自身も誰かを照らす光になってほしい


――今回muevo初登場ということで、改めてバンドの紹介をお願いできますか?

Daiki(Vo, Gt):京都出身のロックバンドLOCAL CONNECTと言います。よろしくお願いします! もともと高校の同級生で組んだバンドで、16歳の時から活動しているんですけど、2015年で行ったバンド改名とともに新しくドラムのNatsukiを迎えて今の編成でLOCAL CONNECTとして活動しています。

――現在も京都で活動されているんですね。上京せず地元で活動を続けることへの想いはありますか?



Daiki:地元ではメンバー同士家が近いので、生まれ育った地で音楽を作ったほうが僕ららしいんじゃないかというのが、京都で続ける理由ですね。


――京都の音楽シーンはいかがですか?

Daiki:あんまりインタビューで言っていいのかわからないんですけど、変態音楽って言われるような、ちょっと異色な感じですね(笑)。
しゅうま(Ba):アンダーグランドな感じの。
Daiki:そう、アンダーグラウンドな音楽が多くて、僕らみたいな王道ロックっていうのは少なくて、正直、京都でも友達はあんまりいない(笑)。仲良いバンドとかあんまりいなくて(笑)。

――なるほど(笑)。普段の活動において大切にしていることはありますか?

Daiki:そうですね、ドラムのNatsukiは後から入ったんですけど、Natsukiは地元の後輩だったので、そういう近い環境の中でこうやって繋がってずっと音楽をやれてるのは奇跡なのかなって思いますね。メンバー間の仲も良いですし、やっぱりそうやって関係を崩さず一つの音楽を生み出すためにどうしたらいいかっていう。やっぱり年を重ねるにつれ環境も変わりますし、その中で僕らが絶対ぶれないもの、人間関係とか5人で音楽を楽しむことであったりとか、そういう本質的なものは絶対失わずにやっていくということは心がけています。
しゅうま:そうです、まさにその通りです。5人でやることに意味があると思ってるので、まぁ、このメンバーじゃないとやらへんかなっていう気持ちではありますね。

――結束力がすごいですね。

しゅうま:メンバー全員、このバンド以外ちゃんと知らないんです。他のバンドでやってきた人が集まったとかじゃなくて、皆このバンドが始まりで、友達からずっとやってるので。バンドが楽しくてやってるっていうのもありますけど、このメンバーでやってるのが楽しいなという感覚もすごくあるので。だから、最近、他のバンド見てて自分らこうなんやなって思うことがあります。自分ら結構、メンバーでいても苦じゃないんやなぁって。他のバンドってバラバラで移動するんやなって、俺らはみんなで飯食ってるなとか、一緒に行動してるなって。当たり前やと思ってたんですけど、外に出て見ていくと特別な感じなんやなって。
Daiki:機材車とかでも、他のバンドは誰も喋らないっていうんですけど、僕らは喋りっ放しなんで。
しゅうま:割と騒がしい感じなんで車内が。

――どういったお話をされるんですか?



Daiki:本当、しょうもないことばっかりですよ(笑)。友達同士の会話みたいな。音楽の話あんまりしいひんな、機材車の中で。
しゅうま:友達と遊んでる感じっすね。
Daiki:旅行に行ってる感じですね(笑)。
しゅうま:良くも悪くも友達な感じで。





――続いて、4月26日リリースの最新シングル「スターライト」についてお伺いします。コンセプトが「僕らの光を受け、あなた自身も誰かを照らす光になって欲しい」ということですが、このコンセプトで制作することになったきっかけはありますか?



Daiki:LOCAL CONNECTになってから、2枚ミニアルバムを出してるんですけど、そのミニアルバムを出したことが結構、今回のタイトルに繋がったかなと思っています。今までの2枚のミニアルバムは、どちらかというと寄り添った音楽というか、「同じ目線で一緒に歩いていこうぜ、俺らも頑張るから、お前らも頑張ろうぜ!」みたいなスタンスが多くて。今までそういう環境の中でやってきて、今回はまた一歩力強さっていうのもあっていいんじゃないかと思ったんです。今回歌詞を書いたのは、相方のボーカルのISATOなんですけど、彼に「こういうスタンスでやったらどうやろう?」みたいな話をしたら、同じことを常に思っていたらしくて。やっぱり背中を押す以上に、その背中を押された人が誰かの背中を押せるように、そういう影響力を俺たちはもっと与えていきたいよね。っていうことで今回この曲のテーマになりました。

――そのテーマを受けて、しゅうまさんはどうでしたか?

しゅうま:そこに関しては考えてなかったので、すごく納得しました。一歩先見てくれてるんやなって。感心しました(笑)。流石!と思って(笑)。

――なるほど。制作時のエピソードはありますか?



Daiki:今までは僕が作詞作曲をして70%ぐらい仕上げた状態でスタジオに持ち寄ってたんですけど、今回の「スターライト」という曲は、ちょっと変わった作り方をしたいなと思って。この曲に限っては、僕がメロディとアコースティック一本で歌っただけの、しかも、ワンコーラスだけ歌ったデモをスタジオに持ち寄って、これで一から作ろう、みんなで作ろうという方法をとりました。5人全員が全力で関わった一曲なので、シングルになるべくしてなった一曲かなって。

しゅうま:今回はライブを意識してできたのかなっていうイメージなので、曲がいつもよりテンポが速いんです。ライブで映える曲というか、今までに僕らの持ち曲にない新しい曲になりましたね。
Daiki:3曲とも聴き応えのあるシングルになってるんで。
しゅうま:新しい感じがあるので僕らも楽しみですね。
Daiki:3曲目の終わりまで聴いて欲しいですね。

――先日「スターライト」のMVがフルで公開されましたが、MVについてこだわった点はありましたか?



Daiki:そうですね。「スターライト」というタイトルだからやっぱりキラキラしたものにしたいよねっていうことで、LEDライトを使いました。


――曲の世界観にとても合った演出ですよね。

Daiki:そうなんです。CGとかではなくて。後ろにLEDライトが並んでてそこに映像を投影するという形でやりました。
しゅうま:入力されてるんですよ、Aメロはこんな感じBメロはこんな感じサビはこんな感じって。

――完成した映像を見ていかがでした?

Daiki:びっくりしました(笑)!
しゅうま:めちゃめちゃかっこええ!って(笑)。撮影中は見えないんで。

――いよいよ来月からリリースツアーが始まりますね。意気込みをお願いします!



Daiki:今年は今までより上を見た一年にしたいと思っています。もっと無理かもしれないというとこにもっとぶつかって行きたいなって話になってて。そういうことに果敢に挑んでいきたい、そこまでの道のりで努力したものを僕たちを支えてくれてるお客さんと共有したいっていうのはすごい一番にあるので、本当に賭けてるワンマンというか、全力でやっていきたいんでO-WESTに一人でも多くの方に遊びに来て貰えたらなと思っています。O-WESTに特化して言ってしまいましたけど、初日の心斎橋Music Club JANUSっていうところも全然ライブしたことがないですし、すごくキャパが大きいところになるのでそれを皮切りに名古屋、福岡と良い景色を見てこの「スターライト」というシングルを伝えていきたいと思いますので、皆さんぜひ遊びに来てください! よろしくお願いします!



2017年4月26日発売
1st Single『スターライト』
■収録曲■
1. スターライト
2. Power Song
3. またあした
品番:WPCL-12636
価格:1,000円(税抜)


インタビュー・文:徳田菜摘(muevo)



LOCAL CONNECT
京都府長岡京市出身、5人組ロックバンド。 高校1年生(2006年)に前身バンドを結成。 2015年、現ドラマーNatsukiの加入と共にLOCAL CONNECTへと改名。 現在も地元京都に在住。人と人の繋がりを大切にしながら全国的に活動。 透明感があり、伸びのあるハイトーンボイスのISATO、 泥臭く熱量を放つDaikiの2人が織りなすツインボーカルの極上ハーモニー。 正統派ロックバンドの中でもずば抜けて輝くメロディー。 疾走感と透明感が共存したどこまでも美しく力強いサウンドは唯一無二。LOCAL CONNECTが奏でる音楽の持つ「力」や「可能性」が多くのリスナーを魅了。 
幅広い世代に受け入れられる王道のポップ/ロックミュージックを表現している。 2017年ブレイク必須アーティスト! 
http://localconnect.jp

《Live Schedule》

■「スターライト」リリースツアー


5月11日(木)大阪心斎橋 Music Club JANUS (ワンマン) 

5月19日(金)名古屋 池下 CLUB UPSET(guest : ROOKiEZ is PUNK'D / BURNOUT SYNDROMES / dot the period)
5月21日(日)福岡 Queblick(guest : ユビキタス / スノーマン / Saucy Dog)

5月24日(水)渋谷 TSUTAYA O-WEST(ワンマン) 


■イベント

4月29日(祝) GOOD LUCK 2017 – なんばHatch


5月3日(祝) FM802 FUNKY MARKET

5月13日(土) 横浜BAYSIS 【sold out】
5月14日(日)豊橋Club KNOT
5月28日(日) “NEO TOKYO 15” MIYAVIとのツーマンライブ - 下北沢GARDEN 
6月3日(土)〜6月4日(日) SAKAE SP-RING 2017