——muevo voice初登場ということで、まずはバンドのご紹介をお願いします。
甲斐(Vo):asobiusは、2011年に結成したロックバンドです。 僕とベースの海北君が友達で「一緒にバンドやらない?」って僕が声をかけてバンドを結成しました。その後、ギターの髙橋君が加入し、メンバーの脱退を経て、ドラムの石川君が加入しまして、今に至ります。
——ありがとうございます。 それでは、7月19日に発売した3rdアルバム『YES』に関することについてお聞きしたいと思います!
ファンの方々の反応はいかがでしょうか?
甲斐:今回、メインとして制作したのが「yes」と「tonight」と「sons of the sun」の三曲だったんですけど、その他の曲もとても評判が良かったです。
髙橋(Gt):聴いてくださったみなさんが好きな曲にかなりばらつきがあったような気がします。
甲斐:確かにアルバムの出来としても、全部リード曲にして良いくらいの仕上がりでした。今回は“原点に戻りつつも、進化を”というところをテーマにしました。 新体制になったタイミングで増えた日本語の歌詞を英詞に戻したり、サウンドも初期のエレクトロニカとかポストロックの方向性で。僕らの伝えたいメッセージに一番にリンクしたのが、その三曲でした。 各曲の説明をすると、「sons of the sun」は“いろんなものが無くなってしまったけれど、そこからもう一度、新しい世界を作っていく”という曲です。僕ら自身の現在の決意やバンドの現状報告も歌詞の中に込めています。 「tonight」は、原点から離れすぎないところでの自分たちがテーマに掲げているものに一番近い楽曲だと思います。 「yes」は “みんなと一緒に歩んでいきたい”という強い想いを歌詞に込めました。
髙橋:「yes」は、すごく肯定的な楽曲になっていると思います。 大人になると否定的に粗探しをしたりすることも多くなるけれど、「大丈夫。そのままでいいんだよ。」って、とにかくすべてを包み込むような楽曲になっています。
——なるほど…。だから今回はそういう肯定の意味を込めて “YES”というタイトルにされたんですね。
甲斐:最初「sons of the sun」にしたいって言ったんです。でも髙橋君が…。
髙橋:まず「長くね?」思って(笑)。単語の方が分かりやすいし、雰囲気的にも「yes」が良いんじゃないかって思って推しました。
海北(Ba):単純に聞いても、遊び心があるし、“YES”って英語でも日本語でも使いますし、馴染みがありますよね。シンプルに分かりやすいタイトルの方がいいかなって思って。
——アルバム制作過程のエピソードはありますか?
髙橋:今回はイメージもかなり固まっていたのでとてもスムーズに行きましたね。あまり大変なことはなかったです。
海北:でもドラムは甲斐君からの指示が多いからいつも大変だと思う(笑)。
甲斐:自分的にはあんまり作り込みすぎないようにはしてるんですけど…。ただドラムにはこだわりがあるみたいで……(笑)。
石川(Dr):デモだと「明らかに手が一本多い!」とか細かいことを言うよね…(笑)。
一同:(笑)。
海北:ただ出てきたデモに対して、ちゃんとできるのかを解釈して、そこから音を成形するのが楽器陣の役割でもありますね。
甲斐:あと今回は “新しい自分たちは、これだ!”っていう名刺代わりの音が作れたなって思っています。メンバーも一人抜けたこともあって、僕ららしい曲を書き続けられるのか不安ではあったのですが、新体制での一枚目として、とても良いものができたなと…。
石川:asobiusとしては三枚目なんですけど、僕にとってはasobiusとしての初のフルアルバムだったので、かなり気合いを入れたので、名盤になると思います。
——ちなみに今回のアルバムのトレーラー映像は、みなさんで制作されたんですか?
甲斐:今回は初めて遠征先でカメラをまわしてみんなで作りました。 約一年ぶりのアルバムだったので、一人でも多くの人に興味を持ってもらいたかった。でもMVだと一曲しか聴けないし、トレーラー映像もありきたりのものだとつまらないと思ってメンバーみんなで試行錯誤しました。
海北:それで遠征車でバンドマンが見ている風景を撮ることになりました。僕らは、バンドマンだから当たり前に見る風景だけれども、普通はなかなか朝から晩まで長時間車に乗ることはないと思うので、面白いと思います。
甲斐:約一年ぶりにようやくアルバムを出すことができました!僕らとしては、最高傑作ができたと確信しています。この曲をたくさん聴いてもらって、みんなと一緒に楽しんでいけたらなと思います。
髙橋:アルバムもツアーもかなり仕上がってきているので、大事な三本のライブ!ぜひ見にきてほしいです。
海北:ぜひCDを聴いてライブに来て、騒いでくださいね!
石川:対バンするバンドも毎回違うので、ぜひ僕らと一緒にツアーまわって欲しいです。
——asobiusのみなさん、ありがとうございました!
(インタビュー&取材 徳田菜摘)
【リリース情報】
3rd full album「YES」2017年7月19日(水) 発売
価格:2,500円 +税 品番:RX-133 レーベル:RX-RECORDS / UK.PROJECT
1.introduction 2.sons of the sun 3.flash 4.tonight 5.winter sparks 6.never never 7.walking in the rain 8.dark gazer 9.diamond tears 10.yes 11.first life
【ライブスケジュール】
asobius tour 2017 “we need YES”
9/16(土) w/ Hello Sleepwalkers@愛知ell.SIZE
9/18(月祝) w/ PELICAN FANCLUB@心斎橋Live House Pangea
<全会場共通> 開場/開演 17:30/18:00 チケット代 前売¥2,800 (ドリンク代別) / 当日¥3,300 (ドリンク代別)
【イープラス】 http://eplus.jp/asobius-2017/
【ぴあ】 P:340-394 http://w.pia.jp/t/asobius/
【ローソン】 L:74675 http://l-tike.com/asobius
問い合わせ Livemasters Inc. 03-6379-4744
10/9(月・祝) @渋谷asia 6GEAR presents SIXXX
asobius / TEAMLIGHTS / ZERO / Amazing Making Alive / chasedown
OPEN / START 16:30 / 17:00 ADV / DOOR ¥4,000 (1d別)
楽天チケット http://r-t.jp/sixxx 問い合わせ info@6gear.jp
10/26(木) @高田馬場CLUB PHASE New Age Connection -vol.10-
asobius / FILTER / ATLANTIS AIRPORT / ROLLICKSOME SCHEME / シーブレッド(O.A)
OPEN / START 17:30 / 18:00 ADV / DOOR ¥2500 / ¥3000(1d ¥600別)