2010年に結成されたスリーピースロックバンド「the knowlus」。 スリーピース・バンドとは思えない完成された演奏力、エモーショナルなサウンドに寄り添うメロディアスな旋律。そして、川野(Gt/Vo)が紡ぐ文学的でロマンチックな歌詞。これらがすべて絡み合いどこか違う世界の風景を切り取った様な少し不思議な世界観を生み出す彼らの世界観を咀嚼してみたいと思う。
空中都市の夕暮れ
まずは8月16日にリリースされたミニアルバム「theory of everything」よりMVが公開されている「空中都市の夕暮れ」。もうこの世界では会えない大切な人へのレクイエムだというこの楽曲。スロー・テンポで今までのイメージとは少し違った曲調が特徴で、曲の頭から川野の力強いメロディ、それを支える真っすぐなバンドサウンドに耳を奪われる。 どこか儚い荒野から現代のビルの屋上での演奏に移り変わる情景は楽曲の世界観にピッタリである。
フォールスメモリー
続いて、アルバム『不確定の原理』よりリード・トラックの「フォールスメモリー」。脳科学的な世界を表現したというだけあって、ドラマチックに展開していく楽曲には、ついつい聴き入ってしまう。「the knowlus」にしか表現できない世界観はさすがである。
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【リリース情報】
mini album「theory of everything」発売中
BRTK-005
レーベル:AFD's Music Entertainment
¥1800+税
1.dimension
2.brilliant noise
3.空中都市の夕暮れ
4.theory of everything