1990年生まれ、神奈川県出身の女性ヴォーカリスト・迫畠彩(さこはた あや)。
都内のライブハウスなどで精力的に活動しながら着実に注目を集めつつある彼女は、2009年にダンス&ヴォーカルユニット「Splash!」で音楽活動をスタートさせた。Splash!ではリーダーを務め、発売したCDがカウントダウンTVやオリコンウィークリーチャートにランクインするなど、実績を残している。
現在は「迫畠彩」名義でのソロ活動に力を入れて、全国流通CDをリリースしてオリコン週間インディーズチャートで10位を記録するなど、しっかりと結果を出しつつある彼女。「ワイルド姐さん」「彩姐(あやねえ)」などの愛称で親しまれながら、ライブ活動に作詞、振り付けと、幅広い活動で話題になっている。
ここで、そんな迫畠彩の代表曲を聴いて、その魅力を確認してみよう。
●ワタシノタタカイ ~元アイドルA~
「ワタシノタタカイ ~元アイドルA~」は、迫畠彩が2016年11月にリリースした2nd single「ワタシノタタカイ ~元アイドルA~/MY OWN WAY」の収録曲だ。
イントロから本格的なバンドサウンドが印象的なこの曲は、疾走感あふれる攻めのテイストで、聴いていると気持ちが高ぶってくる。刺激的なイントロからAメロやBメロまでかけぬけて、サビでは少し明るく、しかしセンチメンタルなメロディが希望を感じさせてくれる。
ポエトリーリーディングで語られる「強がりを見透かされて笑われて悔しくて、もうバカみたいって思うけどさ」という強い言葉は、聴いていてドキッとさせられる人もいるのではないだろうか。
そんな葛藤を吐露したワードから一転して、サビでは「あふれる衝動抱いて 研ぎ澄ます感情声に 今戦うから」と、しっかりと前を向いたメッセージが歌われている。 「自分の気持ちを綴った」という本人の話にもあるように、生きていくなかでの「戦い」から目を逸らさない迫畠彩の強さが感じられる歌詞だ。
そんな言葉を歌うハスキーなヴォーカルも、彼女の魅力のひとつだ。パワフルな一方で繊細さも持ち合わせた歌声は、確固たる世界観を作り出している。
シンガーとして確かな表現力を持ち、力強い歌声で一人のアーティストとして注目を集めてきた迫畠彩。作詞も手がける彼女の楽曲は、聴いていると勇気やポジティブな気持ちをくれる。
現在はバンド「MAZIC STAR」のヴォーカルとしても精力的に活動していて、ミュージシャンとしての実力も話題性もますます高まっている。 そんな彼女がこれからの音楽シーンの中でどんな活躍を見せてくれるのか、今から目が離せない。
迫畠彩のこれからの飛躍は、公式HPやTwitterでしっかりとチェックしていきたい。
【公式HP】http://sakohataaya.com/index.html
【Twitter】https://twitter.com/sakohataaya