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DaizyStripper ━━ ファンと創り上げた“最幸”の11周年の記念ワンマンライブ

DaizyStripper ━━ ファンと創り上げた“最幸”の11周年の記念ワンマンライブ

DaizyStripperが、6月5日に東京・マイナビBLITZ赤坂で活動11周年の記念ワンマンライブを行った。


この日は「KISS THE FUTURE~Perfect Request Live~」というタイトルからもわかるとおり、単純に11年間の活動を振り返るのではなく、これまでリリースしてきたすべての楽曲の中から、ファン投票によって選出された曲を一気に演奏してしまおうというもの。それだけに、会場内はライブが始まる前から熱気に包まれていた。


開演時間と同時に客電が消え、ステージを覆う真っ赤な幕にスポットライトがあたる。それはまるで、ライブというよりショーが始まるようにも見えた。

すると、幕の間からタキシード姿の男性が顔をのぞかせる。その男性とは、ラジオのパーソナリティーとしてもお馴染みの、DJ浅井博章氏。本日の進行役を務めるという。

「本日、DaizyStripperは11才の誕生日を迎えることができました」との挨拶から、今夜のライブはメンバーからトレゾアへ感謝の気持ちを込めてリクエスト投票で選ばれた上位16曲を、16位の曲から1位の曲まで順番に演奏していくことが発表された。

そのことから、「普段のライブではまず考えられないような曲順や流れが随所に出てくるかと思います」と注意喚起をしてフロアの笑いを誘う。「皆さんは自分がリクエストした曲が何位に入っているのか、いつ披露されるのか、ドキドキワクワクしながらセットリストを予想し今日のライブを存分に楽しんでいただきたいと思います。では皆さん、ライブを楽しむ準備はできていますか?」フロアからは大きな拍手が。

「というわけで16位からお送りするわけですが、いきなり予想を裏切る曲から始まると思いますのでご期待いただきたいと思います。

DaizyStripper 11th Anniversary「KISS THE FUTURE~Perfect Request Live~」No.16 「Bremen」!!」 


ライブのスタートが高らかに告げられると、曲のイントロが辺り一面に響く。

ミディアムなテンポに乗せて〈「また会いましょう」 花びら誓い 僕らは奏でていく〉と伸びやかに広がる歌声。

そのとき幕が開いた。

アクセントに黒のラインが入った白地のスーツスタイルに身を包んだ5人の姿がそこにはあった。




1曲目が「Bremen」という斬新なオープニングもさることながら、新衣装での登場という、我々の予想を次々と裏切る展開にまず驚かされる。“DaizyStripper”と大きく描かれたお立ち台に飛び乗り、相変わらずのハイトーンボイスで「会いたかったぞー!」と叫ぶ夕霧(Vo)。「11年、これからも愛してます」とトレゾアに感謝の気持ちを挟んだあとには、「罪な罰」と「白蝶乱舞~White Butterfly~」を演奏していく。




前者はキャッチーな部分を含みながら全体を通して威嚇するような空気感が漂わせており、まゆ(G)のエモーショナルな音色が曲を一層引き立てる。眉間をよせながらギターを奏でる姿は“顔で弾く”という表現がぴたりとハマるほど情感豊かだった。



また後者では、まゆと同じ下手側に位置するRei(B)のベース・ソロに目を奪われる。繊細な指先から作り出される分厚い音は楽曲の根本をしっかりと支えていく。ピック奏法ではなく指弾きという手法を取っているからこそ、聴く者の耳と心に1音1音を深く刻むことができるのだろう。 




このあとは、浅井氏が登壇し楽曲解説を行うというラジオ風な作りでトレゾアを飽きさせることなくライブが進んでいく。そして「BLACK DROPPer」が13位にランクインを果たすと、「飛ばしていこうか東京! 最強の11年、一緒に作ろうか!」と扇りを見せる。すると、フロアはたちまち戦闘体勢に。このたびドラムセットを新調した風弥~Kazami~(D)は荒くれた馬の手綱を操るかのような大胆な手つきと足さばきでドラムを操っていく。彼はドラム兼ピアノ、さらにはほとんどの楽曲の作曲をこなすというマルチプイヤーでもあるのだが、こうしてドラムを叩いている姿を見ていると、やはり本職はこれだなと改めて納得してしまう。それだけ説得力のあるドラムプレイを見せてくれた。




なお(G)に至っては、愛らしい風貌からは想像も付かないぐらい、暴れ曲と呼ばれる楽曲を演奏していると人格が豹変していく。まさに「BLACK DROPPer」のときがそうであり、この日は近くにあったマイクスタンドを曲中に高々と掲げたかと思えば、勢いよく後ろに向かって放り出すという自由気ままなスタイルを貫いた。




こうした個性溢れる楽器陣に囲まれてもひるまないのが夕霧だ。他のボーカリストとは違って、彼の得意とするのはロックでもバラードでも変幻自在に歌いこなせるところ。次に演奏された「切望のフリージア」では、自身の持ち味である高音を活かして歌い上げていった。ファンからのリクエスト投票をカウントアップ形式で演奏していくというお題を設けたことでDaizyStripperの楽曲の良さを改めて感じることになった。それが如実にわかったのは「36.5°C」でのこと。ここでは、風弥~Kazami~の鍵盤演奏に合わせ、弦楽器と今にも泣きそうな歌声が曲を豊かに彩る。加えて、背景にあたった光の粒が宝石のようにも見え視覚的にも楽しませてくれた。トレゾアからのたくさん拍手の中、再度浅井氏が演奏された楽曲を振り返る。そのなかで「リクエストの上位をカウントアップしていくという、自分たちで曲順を決められない状況というのはどうなんですか?」と夕霧に話を振ると、「非常にやりにくい。寝起きでステージみたいな感じ(笑)」と素直な気持ちを綴る。また、「初期の頃の楽曲が多く入っているのは個人的に嬉しい」とも言ってくれた。


だからといって、このあとに過去曲を演奏するのではなく、「ラビットファンタジーパレード」が入ってきたのは面白い。この曲はシングル「4GET ME NOT」のカップリング曲として収録されていたのだが、前回のツアーでは1箇所も披露されなかったのだった。それだけに聴けることを楽しみにしていたトレゾアは多い。また、この曲を作る際、作曲者の風弥~Kazami~は最高の曲ができたと自画自賛していたそうだが、そこにサウンドプロデュースを手掛けたKen(L’Arc~en~Ciel)のアドバイスが加わったことで、今までにないDaizyStripperの世界観を提示することができた。初披露となる今夜はマーチングバンドを呼び込み、パレード感を強めて演奏していった。さらに、ステージ後ろに球体のオブジェを配置したことや夕霧の吹くホイッスルの音色も手伝って、音源だけでは伝わりきらなかった幸福感がライブではより全面に出ていたように思う。おかげで、曲を聴き進めるうちに夢の国にいるような錯覚を覚えた。曲が終わり、マーチングバンドが去ると、「DEAR MY SIRIUS」「LIVE or DIE」「SHINE」が並べられていった。「DEAR MY SIRIUS」では冒頭部分でトレゾアが歌詞を口ずさむのをステージ上からジッと眺める夕霧。後のMCでわかったことなのだが、このとき彼は歌詞がポーンと飛んでしまっていたという。でも、それも生の良さ、ライブだからこそのヒトコマであり、レアな一面を見ることができたのではないだろうか。こうして、あっというまにライブは前半戦が終わり、ここからは後半戦に突入。


後半戦の1曲目に選ばれたのは、「ダンデライオン」。DaizyStripperの始まりの曲であり、今聴いてもまったく色褪せていない。むしろ輝きは年々増している。その後に続いた「Brilliant Days.」も相乗効果で活かされているように感じられた。一転して、「自慰的ショータイム」では、なおがアンプの上に置いてあったペットボトルを鷲掴みにし、中に入っていた水を頭からかぶり出すというロックなところを見せ付けるというパフォーマンスも。振り返ると、結成当初、DaizyStripperは周りの大人たちから“優等生”と言われていた。他のバンドと比べてライブの運び方が圧倒的に勝っていた彼ら。そのことに対して、何でもこなせてしまうという意味の褒め言葉として優等生と言われていたのだが、ロックバンドである彼らはその言葉をきらった。右を向けと言われても左を向くぐらいの精神でいたい、そうしたロックな気持ちだけで11年間戦ってきた。だからこそ、「自慰的ショータイム」のように魂を解放できる曲では優等生でいなくてもいい。でも、こうしていつまでも初心を忘れることなく、音楽を通して尖ることができるのは、応援してくれるトレゾアがいてこそ。それだけに、続く「トレゾア」ではすべての想いを旋律に乗せて歌い上げていった。「ジュリエットのナイフ」は、昔からの人気曲とあって、今日初めて彼らのワンマンに来たという子たちも存分に楽しめたのではないだろうか。


11年間、どの曲もトレゾアと一緒に成長してきた。それゆえ、リクエスト投票第1位に選ばれた「色彩ヴィヴィッド」が演奏されると、金テープ舞う中、満場一致と言わんばかりの表情でフロアは笑みを浮かべて聴いていたのだった。




そして、アンコールでは、ずっとやりたかったというKISS RECRDSというレーベルを立ち上げたことが報告。さらに、KISS RECRDS第1弾作品として、ミニ・アルバム『シン世カイ』を7月25日にリリースし、それに伴って全国ツアーを廻ることも発表された。また嬉しいことに、リード曲「コスモス」がこの日は逸早く披露されるなど、うれしいことが続いていく。尚この曲は、「4GET ME NOT」に引き続き、Ken(L’Arc~en~Ciel)がサウンドプロデュースに入っただけあって、またしても良い化学反応が生まれたようだ。これまでのDaizyStripperには珍しい、ファンクミュージックの雰囲気も盛り込まれており、音の隅々から大地のエネルギーを感じさせる。思わず、音楽最高!と叫びたくなるような曲に仕上がっていた。


また、彼らはしばしば、“最高”という言葉を“最幸”と置き換えて表現する。「BIRTHDAY SONG」「decade」「STAY GOLD」の3曲は、最幸という表現以外が見つからないほど、素晴らしく幸せな光景を作り出してくれた。

リクエストによるライブというこれまでにない主旨の下で行われた今回のワンマンライブは、いろいろなことに臆することなくチャレンジしてきたDaizyStripperだったからこそ成立したように思う。

「これからも俺たちがお前たちのこと幸せにしてやるから、しっかりと付いてこいよ!」と12年目に向けて希望をたくした夕霧。

その後はメンバー全員が手をつないでジャンプをし、この日のライブは締め括られた。




最後、ステージからはける際に夕霧はこう残した。「世の中は闇だらけだけど俺たちは光でありたいと思ってます!」闇を切り裂き光の先に見えるもの、それこそが彼らとトレゾアにとっての新世界なのだろう。


12年目に広がる景色とは――。


まずは、ミニ・アルバム『シン世カイ』に期待したい。


文:水谷エリ



【リリース&ライブ情報】

2018年7月25日(水)DaizyStripper NEW MINI ALBUM 「シン世カイ」 リリース決定!

 『未体験な新曲』とファン待望の『アコースティック楽曲』が収録された豪華MINI ALBUMの発売が決定!リード曲「コスモス」は前作「4GET ME NOT」に引き続きKen(L'Arc〜en〜Ciel)がサウンドプロデュース。 

 そして7月28日より全国9か所18公演のアルバムツアーの開催も決定! 

全箇所1日はアコースティックライブ、1日はカオスなライブの2days構成のスペシャルツアー! 


2018年7月25日(水)DaizyStripper NEW MINI ALBUM 「シン世カイ」

【A-TYPE】KISS-001(CD+DVD)¥ 3,685(税別)

【CD】全11曲(6曲バンドによるシン曲+5曲アコースティック)

【DVD】「コスモス」Lyric Movie / MAKING [A]


【B-TYPE】KISS-002(CD+DVD)¥ 3,200(税別) 

【CD】全6曲(6曲バンドによるシン曲)

【DVD】「コスモス」Lyric Movie / MAKING [B]


【C-TYPE】 KISS-003(CD)¥ 3,200(税別) 

【CD】 全11曲(6曲バンドによるシン曲+5曲アコースティック)


【D-TYPE】 KISS-004(CD)¥ 2,800(税別) 

【CD】 全6曲(6曲バンドによるシン曲)


【A-TYPE】【C-TYPE】共通 CD全11曲

1.コスモス Lyrics:Rei Music:風弥

2.TIME CRUISE Lyrics:夕霧 Music:まゆ

3.TOXIC PEOPLE Lyrics:夕霧 Music:なお

4.CHLOE Lyrics:夕霧 Music:風弥

5.CALLING U Lyrics:夕霧 Music:Rei

6.innocence Lyrics:夕霧 Music:風弥

7.Adam Lyrics:夕霧 Music:まゆ

8.罪な罰 Lyrics:夕霧 Music:風弥

9.BLACK DROPPer Lyrics:夕霧 Music:なお

10.STARGAZER Lyrics:夕霧 Music:風弥

11.MY WAY Lyrics:夕霧 Music:Rei


【B-TYPE】【D-TYPE】共通 CD全6曲

1.コスモス Lyrics:Rei Music:風弥

2.TIME CRUISE Lyrics:夕霧 Music:まゆ

3.TOXIC PEOPLE Lyrics:夕霧 Music:なお

4.CHLOE Lyrics:夕霧 Music:風弥

5.CALLING U Lyrics:夕霧 Music:Rei

6.innocence Lyrics:夕霧 Music:風弥


DaizyStripper Acoustic Live & Chaotic Live 2Days Tour

「エトス兎パトスの、シン世カイ」 9カ所 18公演 =Tour日程= 

07月28日(土)札幌COLONY Acoustic Live OPEN/START 17:30/18:00 

07月29日(日)札幌COLONY Chaotic Live OPEN/START 16:30/17:00 

08月04日(土)岡山IMAGE  Acoustic Live OPEN/START 17:30/18:00 

08月05日(日)岡山IMAGE  Chaotic Live OPEN/START 16:30/17:00 

08月11日(土)仙台MACANA Acoustic Live OPEN/START 17:30/18:00 

08月12日(日)仙台MACANA  Chaotic Live OPEN/START 16:30/17:00 

08月18日(土)新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE Acoustic Live OPEN/START 17:30/18:00 

08月19日(日)新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE  Chaotic Live OPEN/START 16:30/17:00 

08月25日(土)長野 LIVE HOUSE J Acoustic Live OPEN/START 17:30/18:00 

08月26日(日)長野 LIVE HOUSE J Chaotic Live OPEN/START 16:30/17:00 

09月01日(土)大阪MUSE Acoustic Live OPEN/START 17:30/18:00 

09月02日(日)大阪MUSE Chaotic Live OPEN/START  16:30/17:00 

09月08日(土)福岡DRUM Be-1 Acoustic Live OPEN/START 17:30/18:00 

09月09日(日)福岡DRUM Be-1 Chaotic Live OPEN/START  16:30/17:00 

09月15日(土)名古屋Electric Lady Land Acoustic Live OPEN/START 17:30/18:00 


【風弥~Kazami~BIRTHDAY】

09月16日(日)名古屋Electric Lady Land  Chaotic Live OPEN/START 16:30/17:00 

09月19日(水)渋谷WWW-X  Acoustic Live OPEN/START 18:00/18:30 

09月20日(木)渋谷WWW-X  Chaotic Live OPEN/START 18:00/18:30 


【TOUR FINAL】 *全箇所1日はアコースティックライブ、1日はカオスなライブの2days構成のスペシャルツアー!

[料 金] 

前売4,500円(税込) 当日5,000円(税込) 

オールスタンディング・入場時ドリンク代別途必要


[先行予約]

①OFFICIAL FAN SITE VIP会員先行受付  

【枚数制限:1人4枚】※抽選 ※整理番号:S番

受付期間:6月6日(水)12:00~6月10日(日)23:00 

抽選発表・入金期間:6月14日(木)12:00~6月17日(日)21:00 


②OFFICIAL FAN SITE通常会員先行受付  

【枚数制限:1人4枚】※抽選 ※整理番号:A番

受付期間:6月14日(木)12:00~6月17日(日)23:00 

抽選発表・入金期間:6月21日(木)12:00~6月25日(月)21:00 

[一般発売] 2018年6月30日(土) 

[公演名義] 企画:カワタケ商事株式会社/KISS RECORDS:制作:com agent

[備  考] 営利目的の転売禁止・未就学児童入場不可 


【HP】https://daizystripper.com

 

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