東京都内を中心に活動している5人組ロックバンド・FeelAround。
「夢は武道館」という大きな目標を掲げている彼らの音楽は、きらびやかなサウンドと鮮やかな情景を描く歌詞が聴き手に様々な感情の変化をもたらす「七色変化のカメレオンポップロック」となっている。
バンドのロゴや曲のテーマに至るまで、この「カメレオン」「七色」というワードが意識されていて、彼らが音楽で様々な「色=感情・思い」を表現しようとしているのが伝わってくる。
そんなFeelAroundの音楽を実際に聴きながら、彼らの魅力に迫っていこう。
●EVE
まず紹介するのは、現在の彼らの代表曲となっている「EVE」のMVだ。
新ボーカルとしてWataruが加入してからの再始動シングルとなったこの曲は、エモーショナルなサウンドの中で感情豊かな歌声がまっすぐなメッセージを伝える、正統派ギターロックナンバーとなっている。
歌詞では「夢」に向かって突き進むという強い決意と意志が描かれていて、彼らの目標「武道館」を見据えた確かな想いが見える一方で、曲の受け取り手の感情を揺さぶって背中を押すようなメッセージ性も込められている。
とにかくひたすら前へと進む。そんな覚悟の言葉と音がぶつかってくる、壮大なキラーチューンだ。
●スタンドバイミー
現在の彼らの最新MVが、この「スタンドバイミー」だ。
切ない歌い出しから一気に感情が爆発するイントロ、そこから疾走感をもって描かれるストーリーは、聴き手の脳裏に一撃でこびりつくようなインパクトがある。
重厚なリズム隊、楽曲が描く景色や感情を彩るギター、そしてバンドの軸になるWataruのボーカルと、それぞれのサウンドが一体になって、きらびやかな世界観を作り上げていっる。前作「EVE」と比べても、さらにFeelAroundがバンドとして進化したことが伝わってくる一曲だ。
青春のストーリーを歌い上げる歌詞も印象的で、景色や登場人物の表情までもが思い浮かぶような繊細な表現は、サウンドのアンサンブルも合わさって、ノスタルジックな気持ちにさせてくれる。
FeelAroundの新たな代表曲にふさわしい名曲だ。
着実に進化を遂げて前進を続けているFeelAround。
現在は2ndシングル「Pastel Films」のリリースツアー「FeelAroundをもっとたくさんの人に知ってもらいたいの!ツアー2018」の真っ最中となっていて、バンドとしてさらに成長の真っただ中にある。彼らがこれからどんな風に躍進していくのか、今から目が離せない。
疾走感のある邦楽ギターロック好きなら要注目のFeelAround。
その活動は、公式HPやTwitterからしっかりチェックしていこう。
【HP】http://fee1around.wixsite.com/feelaround
【Twitter】https://twitter.com/Fee1Feel