Vo.Gt.豊島こうき、Gt.福島拓人の2人編成で、東京のShibuya eggmanを中心に活動しているバンドAmber’s(アンバーズ)。
2017年8月に結成された彼らは、その数か月後となる2017年12月には初のワンマンライブ「Special Night」を開催、170人ソールドアウトという華々しい結果を残した。2018年3月には2度目のワンマンライブを敢行し、そこで会場限定CDの発売もスタート。活動開始からまだ間もないバンドとしては、異例のスタートダッシュを切っている。
さらに、2018年6月16に関ジャニ∞の渋谷すばるがパーソナルをつとめるラジオ番組「スバラジ」でAmber’s が取り上げられ、ハイトーンボイスかつ中身のある歌うアーティストと大絶賛。まさに今波に乗っているバンドだ。
2人編成でのアコースティック形式のライブも多いことから、アコースティックユニットと思われることも多いAmber’s。しかし、そのスタンスはあくまでも「バンド」となっていて、リズム隊まで含めたアンサンブルで彼らの曲は完成している。
ここからは、実際にその楽曲を聴いて、その魅力に触れていこう。
●search light
まず紹介するのは、軽快な聴き味が印象的な一曲「search light」のリリックビデオだ。 ここ最近で流行りを見せたシティポップなどの要素も感じられるこの曲は、思わず体が揺れるようなダンスナンバーとなっている。
そのサウンドやビートにはイギリスの古き良き80年代ポップスのエッセンスも感じられて、「洋楽好き」を公言しているAmber’sの2人のセンスが現れている。 ダンサンブルなリズムトラックと味わい深いギターのカッティング、そしてVo.Gt.豊島のハイトーンボイスが織り交ざったアンサンブルによって、耳心地のいいキラーチューンになった一曲だ。
●name
もうひとつ、じっくりと聴きいられるバラードナンバー「name」も紹介したい。
リリックビデオながら公開から半年足らずで27,000再生を超えているこの曲は、Amber’sの代表曲的な存在となっている。
アコースティック編成のシンプルなサウンドだからこそ、メロディと歌詞、そして曲展開の妙が際立っているこの曲。限られた音数が生み出す緩急やストーリー性は、聴き手の感情を強く揺さぶってくる。
そして、その中で豊島の少年のような歌声は、力強いメッセージ性を帯びた歌詞をダイレクトに耳に突き刺してくる。
J-POPとして正統派な一曲となりながら、コードワークや福島のリードギターのフレーズにやはりUKポップスの影響を感じさせる、サウンド面にも注目だ。
Amber’sの魅力の真骨頂を知ることができる曲として、是非一度そのサウンドや歌に耳を傾けてみてほしい。
紹介した2曲で、Amber’sの音楽が持つ魅力は、存分に体感できたのではないだろうか。
まだ本格的なMVがなく、リリックビデオのYouTube公開や、音源のEggsへの公開などネット上での主な活動となっているAmber’s。
2人がこれからどんな飛躍を見せていくのか、今から期待が高まる。 彼らの今後の動向は、公式Twitterや各種アカウントでしっかりとチェックしていこう。
【公式Twitter】https://twitter.com/ambers_band
【Instagram】https://www.instagram.com/ambers_band_jp/