幅広い歌唱スタイルを持ち、日本ならではの演歌、歌謡曲などを土台にし、現代のサウンドのエッセンスを取り込んだ現代版の歌謡ロックを基調とした音楽活動を展開。2023年6月『みずいろの雨』カバーMVにてデビュー。
約1年間のソロ活動を経て更なる飛躍をするべく2024年4月より、神咒まりあデビュー時からのサウンドの屋台骨を支えてきたGuitar&manipulator 渡邉幸啓(Yukihiro Watanabe)を迎え、様々な凄腕ミュージシャンを縦横無尽に起用し、唯一無二の神咒サウンドを構築。バンドという形でプロジェクトを新たに始動した。
現在オリジナル曲2曲をリリース。生配信が主流となった現在のバーチャル界では珍しい、歌ってみた動画中心の硬派なスタイルで活動を展開している。ジャンルも豊富で、トレンドとなっている曲から懐かしの曲まで取り揃えており、様々な年齢層、嗜好に対応することが出来るというのが一つの特徴。
「きっと刺さる曲があるはずです」
・『みずいろの雨(mizuirono ame)/八神純子』 cover by 神咒まりあ/Kajiri maria
「神咒まりあ、渡邉幸啓。どちらも好きな歌謡曲を大胆にアレンジした」というデビュー作『みずいろの雨』のカバー。
東洋的で神秘的な雰囲気的にラテンの要素を交えたような、独特な雰囲気が光る原曲。そんな印象的なサウンド感の良さはそのままに、硬派なハードなロックの要素、さらにはジャジーな雰囲気を加えて鳴らすのがこの、神咒まりあバージョンの『みずいろの雨』だ。
・『戒厳のシグナル』(Martial law signal) song by 神咒まりあ(from 神咒〜Kajiri〜)/Kajiri maria
神咒まりあソロ時代の曲『戒厳のシグナル』。「歌謡曲とメタルを融合した楽曲」というその言葉通り、メロディーラインや楽曲展開に漂うなんとも言えない懐かしさを、メタルの荘厳さ、迫力を持って鳴らす。
それはまるで、アニメ作品のオープニングやエンディング楽曲のよう。圧倒的な完成度の高さは、実はカバーだと言われても何も驚かずに受け入れられるほどだ。ハイクオリティな一作であるということは、自信を持って言える。
時折香る和の雰囲気も特徴的だ。それが、ただでさえ新しく聴こえる歌謡曲×メタルというサウンド感をさらに新鮮なものにしているといえるだろう。
・『追憶~Reminiscence~』song by神咒まりあ(from神咒~Kajiri~) #Kajirimaria
バンドユニットデビュー後の初オリジナル曲『追憶~Reminiscence~』。
メタル然とした、勢いと疾走感、重厚感が抜群のパンチ力に満ちたサウンド。クラシカルとすら言える美しいメロディーライン。そんなメロディーラインを歌う凛とした歌声。そこに加わる和の要素。それぞれに魅力的な音たちが、どれも違和感なく混ざり合い、さらに魅力的になって届けられるのだから、たまらない。この楽曲もまた、完成度の高さには疑いの余地がないといえるだろう。
また同曲では、静と動のコントラストもポイントだといえるだろう。パワフルに鳴らされていたかと思えば、ハッとするほどに音数が減らされる瞬間がある。その瞬間に、ぐっと引き付けられるのだ。細部まで丁寧に作られている1曲であることは、間違いない。
「チャンネル登録100,000人が目標。バーチャルアーティストとして世界に届くような活躍をしたい」と、この先の目標について話してくれた彼女。
高いオリジナリティとクオリティを両立させている彼女たちの音楽が、日本国内のみならず、海外まで届いていっても何も不思議なことはない。
今後に注目したいと思わせてくれる、稀有なアーティストだ。
【ライブ情報】
現在8月リリースに向けてニューシングルを製作中。