3人のダンサーと2人のサックス奏者で構成され、「ダンス×ライブ演奏」という、独特の活動スタイルで話題を集めているユニットEMPTY KRAFT。
ストリートセッションでの出逢いが結成のきっかけだったという彼らは、ダンスと音楽の新たな可能性へのアプローチを発信することを目標に掲げながら活動している。 そのパフォーマンスの特徴は、ダンスと演奏のどちらか一方をメインにするわけではなく、両方がフロントマンとして積極的に前面に出てくるスタイルだ。 彼らの個性的な表現は多くの注目を集め、2012年には1200組から選ばれて「SUMMER SONIC」に出演し、その知名度を一気に高めた。その後も東京を拠点に、精力的なライブ活動を行っている。
音楽面でもダンスの面でも、様々なスタイルを積極的に吸収しながら進化しつづけているEMPTY KRAFT。まずは、そのパフォーマンスを実際に見て、彼らの魅力を体感してみよう。
●SHAFT
まず、EMPTY KRAFTの活動スタイルが目に見えるプロモーション作品として、3rdアルバム『SHAFT』より、表題曲「SHAFT」のMVを紹介したい。
ジャズを基調としたエモーショナルな演奏とダンスの2つの基軸で表現が展開される彼らのパフォーマンス。どちらか一方が前に出ることはなく、ダンサーチームと演奏隊それぞれが互いに肩を並べて、フロントマンを務めているのが分かる。
思わず体がノッてしまうような情熱的な演奏を軸に、3人のダンサーが感情を爆発させたようなパフォーマンスをくり出し、2人のサックス奏者も全身を動かしながら、ときにはダンスの絡みの中に飛び込んでみせている。
ライブシーンの中でも唯一無二の表現に挑戦しているEMPTY KRAFTの、確固たる個性や魅力が伝わってくるMVだ。
●LIVE DIGEST
ダンサーと演奏隊のWフロント体制という特徴から、音源作品だけでなく「ぜひライブに来てほしい」という思いをもって活動しているEMPTY KRAFT。そんな彼らのライブの模様を体験できるのが、このライブダイジェスト動画だ。
生の情熱がほとばしっているライブ映像での彼らを見ると、作品として洗練されたMVとは、また違った印象を感じられるのではないだろうか。
ステージ上を縦横無尽に走りながら観客を積極的に盛り上げ、一体となって熱いパフォーマンスをくり広げるメンバーたち。そこからは、ライブならではの熱量が伝わってくる。 映像で見てもこれだけの迫力を感じられるのだから、実際に目の前でこのパフォーマンスを見たらどれだけ熱い高揚感をもらえるのか想像すると、否応なしに期待が高まる。
彼らがパフォーマンスユニットとしてどれほどの力と可能性をもっているのかが分かる、迫力に満ちたライブ映像だ。
ダンスだけでも音楽だけでもない、どちらか一方だけが主役なわけでもない、ダンス×音楽という新しいかたちの表現をくり出して注目されてきたEMPTY KRAFT。ライブシーンに新たな可能性を持ち込んだ彼らは、これから間違いなくより大きな存在になっていくだろう。
彼らの真髄は、間違いなく生のパフォーマンスの熱量を体感できる「ライブ」にある。7月21日には逗子文化プラザホールにて、初となるホールライブも控えており、すでにチケットはソールドアウトしている。また9月14日には渋谷Gladでのワンマンライブも控えている。
これからの活躍が楽しみなEMPTY KRAFTの動向は、公式HPやTwitterで逐一追っていこう。
【公式HP】http://emptykraft.com/
【Twitter】https://twitter.com/EMPTYKRAFT