元PE’ZのトランぺッターOhyama”B.M.W.”Wataruと、日本におけるジャズマヌーシュの第一人者であるギタリスト 手島大輔を中心に、ベーシストのヤマトヤスオ、パーカッションの奥田真広らが集まって2014年に結成されたユニット「BimBomBam楽団」。 現在は、サポートとしてアコーディオンの竹廣類やヴァイオリニストのルリを加えた編成でライブ活動を行っている。

ベテランの実力派プレイヤーがそれぞれの個性とセンスを爆発させたダイナミックで情熱的な演奏で、ジプシー音楽やジャズ、ポップスなど様々な要素を取り込んだ楽曲を奏でて注目を集めてきた。

また、これまでユニークなイベントを開催してきたのもBimBomBam楽団の活動の特徴だ。 『食事と人と音楽が溶け合う空間』をコンセプトに持つ彼らは、レストランやバー、ダイニングといった場所を舞台に、音楽の生演奏と食事を併せて楽しめるライブをくり広げてきた。

音楽として聴きごたえがあって、それでいて耳にスッと入ってくる心地よさも感じられるBimBomBam楽団の演奏は、「食事」という生活に欠かせない日常の景色の中にゆったりと溶け込んでくる。

ここからは、そんな彼らの音楽をじっくりと聴いていこう。 



●Angelo's Caprice (Written by Stian Mevik) 

 


こちらは、ジャズ作曲家Stian Mevikによる名曲「Angelo's Caprice」をBimBomBam楽団がライブで演奏した際の映像だ。 

メンバー4人に竹廣類とルリを加えた6人による演奏は、スリリングで異国情緒豊かな雰囲気を生み出している。目まぐるしい展開のインストゥルメンタルサウンドは、迫力があり、それでいて決して食事の邪魔になるようなうるささは感じさせない。 

海外に多くあるようなライブバーやライブレストランを彷彿とさせるパフォーマンスで、ハイセンスでちょっぴり大人な空間を作り上げてくれるような音楽だ。 

演奏のみにじっくり聞き入るタイプの音楽とはまた違った、生活の中の一部として楽しめるこのようなサウンドも、日本ではあまりなじみがないが音楽のひとつの理想形だろう。 



●BimBomBam楽団 presents meal m(e)et music vol 0



次に紹介するのは、BimBomBam楽団の主催イベントmeal me(e)t musicの模様を記録した紹介動画だ。

『食事と人と音楽が溶け合う空間』という彼らのコンセプトを色濃く表したこのイベントでは、「ディナーショーの美味しさ」と「フェスの楽しさ」を融合させた、新しいスタイルのパーティーを実現するという試みがなされている。

映像では色味も鮮やかに目を引く料理の数々が振る舞われ、それと併せてBimBomBam楽団の演奏がくり広げられる様子が見てとれる。音楽と映像が無理なくひとつの空間に溶け合って、リラックスしながら楽しめる雰囲気が伝わってくるのではないだろうか。

東京や大阪を会場に、2か月に1回のペースで開催されているというmeal me(e)t music。音楽とおいしい食事、どちらも好きな方なら必見のイベントだ。


ダイナミックで軽快なジプシーサウンドを持ち味に、様々な風景の中に音楽をもたらしてきたBimBomBam楽団。アーティスト・プレイヤーとしての魅力はもちろん、音楽と食事を融合させた楽しい空間を作り上げるエンターテイナーとしても、大きな注目を集めつつある。

場所を選ばず様々な会場で演奏を披露してきた彼らは、2018年10月からは座って食事と音楽を楽しむスタイルの「GypsyDiningTour2018秋」の開催も予定しているそうだ。是非そのイベントに一度足を運んで、彼らが作り上げる時間を楽しんでみてほしい。 

BimBomBam楽団の活動情報は、彼らの公式HPやTwitterでしっかりとチェックしていこう。


【公式HP】http://bbbgakudan.tokyo

【Twitter】https://twitter.com/bbbgakudan