都内や千葉県を拠点に活動中の音楽ユニット、トンネルのむこう。
メンバーはVo./Agt.『りさ』、Ba.『黄場けん』の2名からなる。
結成は2015年9月。以降、
「聴いている間だけはトンネルのむこうがわへいけるような音楽を」をコンセプトに活動。
懐かしくも新鮮なアコースティックサウンドを、豊かな表現力によって彩り豊かに届けている。
結成9ヶ月にしてシングルを2枚、1年目にはミニアルバムを発売。
2年目には2日間にわたるライブを企画し満員御礼。
3年目では初めての関東ツアー、さらにツアーファイナルにてワンマンライブを行った。
4年目にはうつのみや花火大会のイメージソングを担当。
そして結成5年目をむかえ、ほぼ全曲の配信を開始。
初のバンドアレンジの楽曲も披露するなど、
現在進行形で常に新しいことに挑戦し続けている二人組だ。
・【完全版】「虹」-トンネルのむこう×Oswald kato-
「空のない町に住む少年が、あの日見た空を探しに旅に出る」というストーリーで、
素朴な味わいのアニメーションと物語の親和性が抜群な、見入ってしまう作品となっている。
サウンド的には華やかなポップチューンでありながらも懐かしさも感じられるのが特徴。
かと思えば3分10秒ごろ、転調前にはバキバキのベースが顔をのぞかせるなど、
オルタナティブなベースラインも存在感が抜群。
まさに懐かしくも新鮮な1曲だといえるだろう。
もちろんそんな音とアニメーションの親和性も抜群。
絵本を見る感覚で楽しめるはずだ。
・花火と僕の青い春MV for YouTube
2019年、うつのみや花火大会のイメージソングとして採用された1曲。
ファンの方から「地元である宇都宮にて『うつのみや花火大会』のイメージソング募集をしてるよと
声を掛けていただき応募したのがきっかけ」だ。
この楽曲では、ボーカル・りさの歌声の美しさが特に際立っているといえるだろう。
カラフルなコーラスに、強弱のつけ方が抜群の表現力。
夏の夜空に溶けていきそうな、センチメンタルな高音。
どんどんとその歌声に惹きつけられていく。
またやはりベースラインも秀逸だ。メロディックに歌うベースラインで、
二人組でありながらも音的な寂しさを全く感じさせない。
それぞれにレベルの高い二人が組んだユニットなのだということがよく分かる1曲。
・「夜空に描く夏の夢(BAND ver.)」【MUSIC VIDEO】
『うつのみや花火大会2020年』をはじめ、コロナにより、
全国的に花火大会が中止となってしまったことに思いを馳せて作った楽曲。
その思いを表現するように、歌詞の中には歴代の花火大会のテーマであったり、
歴代の歌手の名前だったりが散りばめられている。
また特筆すべきはこの楽曲が、初めてのバンドバージョンでの音源になっているという点。
二人でも高い表現力で厚みのある音を聴かせるトンネルのむこうだが、
バンドバージョンとなるこの楽曲ではまるで花火のように色鮮やかなサウンドを聴かせる。
メロディーやサウンド感にも弾けるようなポップさがあり、それもどこか花火的だ。
そんな楽曲や歌声の持つ明るさや力強さによって、
あるいはMVに咲く笑顔の花によって、
まるで花火大会の後のような、
力が湧いてくる感触を覚えるだろう。
2021年の活動について尋ねてみると
「ライブが難しいと思うのでYouTubeなどの配信コンテンツに力を入れていきたい。
楽曲のみならず、普段の活動を切り取るなど、バラエティに飛んだ内容にする予定。
また、まだ現状だと難しいのですが、去年コロナで配信に切り替わってしまった
5周年記念のワンマンライブを今年こそ有観客で実現できれば嬉しい」
と答えてくれた彼女たち。
3月ごろには新曲のMVも公開予定とのことなので、
YouTubeのチャンネル登録をして、楽しみに待っておこう。
【HP】
https://tunnelnomukou.amebaownd.com/
【Twitter】
https://twitter.com/tunnelno_mukou?s=20【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCP-62kE89Y8IH2Rl1WdY_YAYouTube配信にて「バーチャル47都道府県ツアー」などを配信予定