2014年より、都内を中心に活動している「コハクノアカリ」。
ライブやラジオ出演、作品リリースなど積極的に活動しながら、YouTubeチャンネルの総再生数が10万再生を突破するなど、着実に知名度を高めている期待のバンドだ。
2018年2月には自身の最大規模となる渋谷マウントレーニアホールでのホールワンマンを成功させ、バンドとしてさらに成長を遂げた。 その最大の特徴はなんといっても、サポートヴァイオリンを擁する6人編成という、大所帯のバンド構成にある。
Vo.fumiの伸びやかで優しい歌声と、表情豊かなサウンドを奏でるキーボード、爽やかな高揚感をもたらすヴァイオリンが合わさって、ファンタジックな世界観を作り上げているのが、コハクノアカリの楽曲のポイントだ。
さらに、そこに軽快でタイトなギターとシンプルながら地に足の着いたドラム、ベースが合わさって、バンドとしてのしっかりとしたアンサンブルが構築されている。
そんなコハクノアカリの音楽を、実際に聴いていこう。
●パレードがやってくる
2017年3月に公開された「パレードがやってくる」は、コハクノアカリの代表曲として知られる一曲だ。 fumiのしっとりとした歌声で幕を開けるこの曲は、ヴァイオリンやキーボードの音色が前面に押し出されていて、聴いているとまるでファンタジーの風景の中に迷い込んだかのような気持ちにさせられる。 メルヘンチックで爽やかで、コハクノアカリの個性が存分に感じられる曲と言えるだろう。
子どもの頃の夢いっぱいの気持ちを思い出すような歌詞も合わさって、ノスタルジックな温かさに満ちた名曲だ。
●Live DVD『革命に花束を』全曲ダイジェスト
次に、コハクノアカリのライブの魅力が分かる動画も紹介したい。
Live DVD『革命に花束を』には、彼らの史上最大のワンマンライブとして開催されたホールワンマン「革命に花束を」のライブ模様が収録されている。 YouTubeに公開されているのはダイジェスト版だが、この動画だけでもコハクノアカリのライブの雰囲気が感じられるのではないだろうか。
冒頭の代表曲「パレードがやってくる」に始まり、疾走感のあるファンキーな「トハイエブルー」、歌詞の情景が浮かぶポップナンバー「ノスタルジアに会いにゆく」、高揚感たっぷりの「春の魔法」など、様々なかたちで彼らの魅力が発揮されている。
演奏やfumiの歌声も音源にまったく引けをとらない完成度の高さで、バンドとしての確かな実力もうかがえる動画だ。
ファンタジックな世界観と確かなライブパフォーマンス力をもって、バンドとして一歩一歩大きくなってきたコハクノアカリ。
その活動は4年目を迎えて安定感を見せていて、これからさらに大きな存在になっていくであろう期待を感じさせてくれる。
ポップでキャッチーな楽曲で、物語の世界に入り込んだような景色を見せてくれるコハクノアカリの活躍に、注目していこう。
【公式HP】https://akaneironisomaru.jimdo.com/
【Twitter】https://twitter.com/akaneiro01