大阪は高槻出身の4ピースギターロックバンド、TRACK15。


2020年10月結成。メンバーはVo./Gt.蓮、Gt.寺田航起、Ba./Cho.高橋凜、Dr./Cho.前田夕日。
Vo.蓮の唯一無二の歌声とメロディーセンスを軸に、メンバー全員による目新しいアレンジや演奏を武器とする。

蓮以外の3人は同じ専門学校の同級生で、3人でヴォーカル不在のバンド活動をしていたが、蓮がSNSにアップしていた弾き語り動画をドラムの前田が見て一発で気に入り、蓮にDMを送ったことがきっかけで現在の編成に。

バンド名は蓮が加入する際に、みんなでアイデアを持ち寄る形で相談し決定。前田は事前にまったくアイデアが出ない状態で打ち合わせにのぞんでいたが、集合場所に向かっている途中、電車から『15』という案内板を目に。それは大阪・天王寺駅の15番乗り場のホームの番号だった。


その場でひらめいた前田がバンド名として提案。その場では全員がピンと来ずに嫌がったが、本人は異様に激推し。引かない前田が「ジャンケンで決めよう」と持ちかけ、押し切られる形で他の3人が渋々同意した結果、なんと前田が勝ってしまい、結局はこの『TRACK15』というバンド名に決定。


ある意味で運命に導かれたようなエピソードが、バンド名にも秘められている。


若者世代はもちろん、年齢を問わずロックファンを魅了する4人の放つ個性と楽曲。次世代を担う06(o-six)records発のロックバンドだ。
2023年4月5日には、初の流通盤 1st Single『Three』を 06(o-six)recordsよりリリースしている。




・TRACK15 - ハルハル【Official Music Video】



「短い歌詞で、サビも同じなので覚えやすいが、そんな短い中で言葉一つ一つに意味を込められたので、注目して聴いてもらいたい」。

そんな風に話すのは、初の流通版single『Three』に収録されている楽曲『ハルハル』。


疾走感が心地よいバンドサウンドと、Vo. 蓮の透明感がありながら感情的で、琴線に触れるような歌声。そして≪ハルハル≫と歌う耳に残るキャッチーなメロディーラインと、その中に感じる夜の空気感。一人の夜にもそっと寄り添ってくれるだろう1曲だ。


空間的に広がっている音の気持ち良さも魅力的なポイントの一つで、日本のロックミュージック好きから、本格シューゲイザーや海の向こうのオルタナティブロック好きまで、幅広い人が、きっと良い感触で聴くことが出来るはずだ。


「いつもホームとしているライブハウス、OSAKA MUSEで撮影したが、一見ライブハウスには見えないような動画となっている。自分たちの活動で一番大事な場所で撮れたのが嬉しい」とコメントをくれたMVも、どこかエモーショナルな仕上がりになっているので、是非音と合わせて堪能していただきたい。



・TRACK15「夜と僕の話」Music Video



「MVは現在の事務所に所属する前に撮られた作品。夜中に、知り合いのカメラマンと大阪の奥の方まで行って、夜通し撮影をおこなった。楽曲的にはサビのメロディーが耳に残ると評判。韻の踏み方やメロディーの高揚感に注目してもらいたい」と紹介する楽曲『夜と僕の話』。


自身の言葉通り、サビでの韻の踏み方は印象的。それは、ただでさえ美しいメロディーラインにさらに心地よいリズム感を与え、思わず歌いたくなるような、聴き終えた後にもついつい口ずさんでしまうような1曲に仕上がっている。


センチメンタルな雰囲気の歌声とエモーショナルなバンドサウンドの相性の良さもぐっとくるポイントで、聴いているうちに楽曲の中に吸い込まれていってしまうという人も多いのではないだろうか。


・TRACK15 『眠れない』MV



「バンドでは一番古い曲。MVはそれまで撮り溜められた動画をつなぎ合わせて制作。ギターの寺田航起が編集を行った、思い入れが詰まった映像になっている。サウンド的にも耳に残りやすいらしく、この曲でバンドを知ってくれたという人が多い。歌詞の中で802(ハチマルニ)という大阪のラジオ局を指す言葉が印象的に使われている。ライブでも必ず演奏される定番曲」と話す楽曲『眠れない』。


どこをとってもキャッチーで大衆性を感じる美しいメロディーラインに、高揚感を覚えるコーラス。シンプルになりすぎずに、意表を突くキメがあったりして、音だけでもテンションが上がるバンドサウンド。伸びやかで煌びやかなヴォーカル。この楽曲が嫌いだという人はいないのではないか。そんな風に感じる、誰しもが好きになるような要素をそこかしこに感じる1曲。


1人で聴いていても気分が上がるくらいなので、ライブでの盛り上がりも容易に想像できる。ライブでの定番曲というのも納得だ。




この先の展望について話を聞いてみると、「コアな音楽ファンたちだけではなく、大衆に向けて音楽を届け、より多くの人に知ってもらえるバンドになりたい。誰でも知るような、できるだけ大きい会場でライブができる存在になりたい」と答えてくれた彼ら。


人を惹きつけるキャッチーなメロディーセンスと琴線に触れる歌声、そして表情豊かなバンドサウンドと、魅力的な武器を持つ彼らが、この先もっともっとたくさんの人に知られていく可能性は高いだろう。


期待して追いかけていっても、損のない4人組だと断言できる。

是非、今後の彼らの活躍に、注目していただきたい。


【リリース情報】



「Three」

2023.04.5 RELEASE
価格:1,100円(税込)
品番:OSRS-0001



【ライブ情報】


■5/6(土) 香川

高松TOONICE
LOCAL CONNECT Digital EP「DETOUR」Release Tour ー
act)LOCAL CONNECT
op/st 17:00/17:30
ADV/DOOR 3,500/未定

■5/7(日) 名古屋
GOLD RUSH 2023
act)出演者多数
op/st 11:00/12:00 ADV 3,500

■5/20(土) 神戸
太陽と虎
the paddles「余白を埋める -共闘編-」
act)the paddles / and more
op/st 18:00/18:30
ADV/DOOR 3,000/3,500

■5/27 (土) 大阪
茨木JACK LION
ラックライフ Presents GOOD LUCK 2023<後夜祭>
act)ラックライフ / アルコサイト / ヒグレノソラニ / レトロマイガール!! / PURPLE HUMPTY / the paddles
op/st 16:00/16:30
ADV/DOOR 3,000(10代割チケット¥2,500) /TBA

■6/15(木) 大阪
LIVE SQUARE 2nd LINE
HONNOU
act)シャイトープ / ブランデー戦記
op/st 18:30/19:00
ADV/DOOR 2,500(学割2,000) / 3,000

■6/20(火) 大阪
心斎橋BRONZE
明くる夜の羊 tour 2023 "cram a memory"
act)明くる夜の羊 / the whimsical glider / Hello Hello
op/st 17:30/18:00
ADV/DOOR 2,500/TBA

■6/24(土) 東京
下北沢近道
見放題2023 NEXT supported by Eggs 
act)アスノポラリス / からあげ弁当 / トンボコープ / パーカーズ
op/st 17:00/17:30
ADV/DOOR 3,000/TBA

■7/1(土) 大阪
見放題2023
act)出演者多数

op/st 12:30/13:00 ADV 4,500