昨今の国内音楽シーンでは、R&Bやジャズの要素を取り入れたアーティストが大きく注目を集めてきた。

そんなシーンの流れを支えてきた女性シンガーが、NaoKawamura だ。

そして彼女は今、ソロアーティストとしても確かに注目度を高めている。


1992年生まれ、洗足学園音楽大学出身の彼女は、その音楽的ルーツにPOPSやJAZZ、R&B などを持ち、ハスキーでクールな中にも様々な表情を見せる歌声で圧倒的な存在感を示してきた。流れるようにメロディを描くそのヴォーカルはミステリアスでストーリー性豊かな世界観を生み、あらゆるジャンルの楽曲をを自分のものにして表現する。

これまでSuchmosのサンプリングコーラスやWONKのライブコーラス、SANABAGUN.やFIVE NEW OLD、AAAMYYYなどのレコーディンク ゙コーラスを務めてきたNao Kawamura。サポートしてきたアーティストの顔ぶれを見ても、その歌声がいかに多くの場で求められ、いかに多くの名曲や名演を支えてきたかがうかがえるのではないだろうか。

また、岩間俊樹 (from SANABAGUN.)やAmPmとフューチャリングを果たし、スマッシュヒットを記録するなど、表舞台でもその名前を着実に知られるようになってきている。

さらに、澤近立景(Gt)をプロデューサーに迎えて、ソロシンガーとして積極的に活動している彼女。2017年1月には初の全国流通 EP”Cue”を、同年7月には2ndEP"RESCUE"をリリースし、2018年3月には満を持してフルアルバム “Kvarda” を発表して話題を集めた。

これまでFUJI ROCK FESTIVAL '16“ROOKIE A GO-GO”やSUMMER SONIC 2017といった大舞台も経験し、アーティストとして常に進化を続けている。 



● Awake



ソロシンガーとしてのNao Kawamuraの魅力を体感するためにまず聴いてほしいのが、アルバム ”Kvarda”のリードトラックにもなっている彼女の代表曲「Awake」だ。

エキゾチックなサウンドの中に彼女の声が甘く艶やかに響くこの曲は、 洗練されたアンサンブルと表情豊かなヴォーカルが混ざり合い、高ぶる感情が静かな高揚感を生んでいる。彼女のルーツである JAZZやR&Bなどの要素を多分に含んだ色気のある一曲に仕上がっていて、上質な大人のポップナンバーとしてクセになるキラーチューンだ。 

ほぼすべての曲の作詞を自ら務め、自身が作曲をする際は「コンセプト・テーマ」を最重 要視するというNao Kawamura 。イメージをDTMに打ち込み、アレンジャーの澤近立景が楽曲が望む形へとブラッシュアップさせていく。楽曲ごとにある程度までどちらかが作り上げるスタイルをとっているそうだが、 コンセプトやテーマからはブレないよう、話し合いながら進めていくからこそ、その歌声を最大限に活かす世界観が生まれているのだろう。そんなAwakeのミュージックビデオは気鋭の映像制作チームmaxillaが担当。生命が湧き起こるイメージにスポットを当てた素晴らしい作品に仕上がっている。 



●2018.4.20 "Kvarda" Release party @Shibuya WWW Nao Kawamura 「Ego」



音源とはまた違った、“生”ならではの魅力を見せるライブにも注目だ。フルバンド編成でサウンドが形作られるNao Kawamuraのライブは、圧倒的な臨場感と壮大な空気感を帯びている。その最前面で放たれる彼女のヴォーカルは、凄まじいまでの迫力をもって聴き手に迫ってくる。ときには観客の感動や温かいレスポンスを受け取って、涙を見せることもあるというNao Kawamura。魂の底から感情を揺さぶるような歌声は、そんな彼女自身の感情・想いがまっすぐに込められているからこそ、これほどの熱量を生んでいるのだろう。



Nao Kawamuraの歌声は、もはや国内 R&B・JAZZ・POPS シーンにおいて、欠かせないものとなっている。自在な表情の中にも確かな芯の強さを持ったヴォーカルは、これからも多くの注目と支持を集めていくだろう。

現在はフリーランスという形で活動し、支えてくれる協力者への感謝を常に感じているという彼女。そのまっすぐな気持ちがあるからこそ、その歌声は聴き手の気持ちを動かすパワーを持っているのではないか。

12月14日には "Kvarda" のリリースツアーも控えている Nao Kawamura 。ますます前進していくその軌跡に、これからも要注目だ。



 【公式 HP 】 https://www.naokawamura.com

【 Twitter 】 https://twitter.com/4Naok



【イベント情報】




2018 年 12 月 14 日 ( 金 ) Kvarda Tour 2018 -final- 

会場 : 東京 WWW OPEN/START 18:00 / 19:00 
ADV./DOOR ¥3,500 / TBA ( 税込 / ドリンク代別 / オールスタンディング ) Guest Act: Black Boboi 
Guest DJ: 社長 from SOIL&"PIMP"SESSIONS 
TICKET: 
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1843512

ぴあ (P:128-929) 、 e プラス ( プレ :9/19 12:00 – 24 23:59) 、ローソン (L:72103) 



【リリース情報】 

2018 年 3 月 14 日発売 

"Kvarda"


1.Intro - 1 - 2.Awake


3.One more dose 

4.Ego 

5.Hermes 

6.Time is not on our side 

7.Hot shot 

8.Watching you 

9.Outro - 0 – 


NKVC-03 ¥2,000 + 税 

全 9 曲 

LABEL:Naked Voice 

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