駆け出しのボーカロイドプロデューサー ハルカ・レンのプロデュースの元、

2020年12月29日、横浜1000clubにてデビューを果たしたアイドルグループ、Treble。
メンバーは『大天使るり』、『萌木ゆのん』、『恋舞姫まこ』、『八葉谷苑ジュリア』という4名編成。


ポップでキャッチーなだけではない、海の向こうのサウンドを彷彿とさせるような音楽性の高さを誇り、

デビューと同時に配布した会場限定無料配布DEMO CD『Dance of Death』ではそれを広く知らしめた。

楽曲が基本的に“実話をもとに構成”されているというのも一つの特徴。

ストーリー性・メッセージ性のある楽曲を、無垢な歌声で歌い上げる。


そんな音楽性やメンバーそれぞれの魅力によって、まだまだデビューしたばかりながら、

徐々に注目度を高めているアイドルグループだ。




・Dance of Death


会場限定で無料配布中の1st DEMOシングルの表題曲。

EDMとLAメタルのギターリフを掛け合わせたような1曲で、

EDM特有の高揚感・始まり感と、ロックなカッコよさを同時に感じることが出来る。


描かれているのは端的に言えば『自身の愛する家族を殺されてしまった人の話』。

そういう状況では、どうしても相手を呪ってしまうものだし、

実際に描かれている歌詞でも相手に呪いをかけるような描写がある。


しかしその実ここに込められているのは

「どんな恨みを相手に持ったとしても、そのまま仕返しをするのではなく、

それを背負って自分が戦うべきステージで戦い、生きぬいていこう」

というメッセージなのだ。


音や歌声は、特にそんな前向きなメッセージを見せてくれる。



・Blue land (未発表曲)


ハードなギターサウンドも特徴的だが、

基本的には心地よいサウンド感の1曲だといえる先の楽曲『Dance of Death』。

しかしこの楽曲『Blue land』では、そのハードなギターサウンドを全面に押し出す。


「Nine Inch NailsのようなRockでパンキッシュな変拍子をやりたくて作った」というその言葉通り、

インダストリアルで重たく激しいギターサウンドが、独特の拍子感で突き進んでいく。

そこにデスボイスまで絡んでくるので、本当に同じアイドルグループの楽曲なのかと疑いたくなる。

その変幻自在さもまた彼女たちの魅力だろう。


歌われているのが『アルコール依存症で苦しむ親族の話』だというのもポイント。

愛らしい雰囲気の彼女たちが、重たいサウンドと時にキャッチーなメロディーの中で

そんな話を歌うのだから、面白くないはずがない。



・Beauty & Pentacles No.4(未発表曲)


70年代から80年代を代表するバンドの一つ、TOTOのような世界観を意識したという1曲。

特に楽曲『I’ll Be Over You』を強く意識し、ドラムパターンをパロディーしているとのことなので、

聴き比べてみるのも面白いだろう。


歌詞のもととなっているのはアフリカなどの大自然の中と、

多くの人が暮らす都会での『人が生き抜いていく様の対比』。

鳴らされているサウンドは、美しく壮大でもあり、ハードなロックサウンドでもある。

美しく壮大なサウンドとハードなロックサウンドが

上手く融合しているというところにも、メッセージ性を感じる1曲だ。


ここで鳴らされている音、そして描かれている世界観のどちらも、

一般的にイメージするキラキラしたアイドル像とは離れているといっても過言ではないだろう。

でもそこに違和感はないから不思議だ。




Trebleというアイドルグループの大きな目標は「SHIBUYA-AXを目指す!」こと。

アックス自体は2014年に営業を終了してしまっているが、「奇跡は起こせると思い活動している」のだ。

その目標を達成することはできるのか、是非追いかけてみていただきたい。

この2021年の目標は「ワンマンライブをすること」とのことなので、もちろんそちらにも注目だ。


【HP】

https://treble-official.com/


【Twitter】

https://twitter.com/treble_offi?s=20



【ライブ情報】
2021/04/28
Treble Presents
『Noise and Mythus』
@五反田G2
Treble×Aphroditeのツーマンイベント
TIME:開場 / 18:00 開演 / 18:30
TICKET:前売 ¥3,000 /当日¥ 3,500



【リリース情報】

2020/12/29 RELEASE

1st DEMO SINGLE 
『Dance of Death』
 
会場限定盤/ ¥ 0