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The Songbards 平成世代の新星が見せる、UKインディーと日本的歌謡ロックの新たな融合のかたち

The Songbards 平成世代の新星が見せる、UKインディーと日本的歌謡ロックの新たな融合のかたち

muevo編集部にリクエストが寄せられた「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回はThe Songbardsの登場です。


2017年3月、神戸で始動した4人組ロックバンド、The Songbards。

Vo. Gt.上野皓平、Gt.Vo.松原有志、Ba.柴田淳史、Dr.岩田栄秀の同い年のメンバー4人から成る彼らは、UKインディーロックなどのエッセンスを多大に感じさせつつも邦楽的なメロディセンスが光る軽快な音楽性によって、インディーシーン、サブカルチャーシーンの中で世代も国境も超えた支持を集めている。
「Songbird(さえずる鳥)」と「bard(吟遊詩人)」を掛け合わせたというバンド名にも表れているように、その個性のひとつが、メンバー全員が参加するボーカル・コーラスワークにある。ローファイでミニマルなサウンドと心地よく響く歌声のアンサンブルは、懐かしくも新鮮な印象を感じさせる。
結成1年後の2018年にはミニアルバム「Cages in the Room」をリリースし、リバプールやロンドンでの12本に及ぶライブ、日本7都市を巡るツアーなども経験したThe Songbards。その知名度はインディーロックファンのみならず、広く邦楽ロックファンにまで届いている。
そんな彼らの楽曲を、紹介していこう。

・春の香りに包まれて



The Songbardsの代表曲のひとつ「春の香りに包まれて」は、ミニアルバム「Cages in the Room」のリードトラックだ。

クリーンギターのコードとリフが絡み合うサウンド、木漏れ日のように優しく暖かなメロディとコーラスワーク、それらの絡み合いがまさに「春の香り」を感じさせるこの曲。歌詞では淡く繊細な感情が素朴な情景描写で綴られ、切ないストーリーを描く。
UKインディーなどのポップなテイストと、スピッツやandymoriをはじめとした邦楽的な歌謡オルタナティブミュージックの両方の遺伝子を感じさせながらも、それらを独自の世界観に昇華した一曲だ。
さらに、8ミリフィルムのような質感でレトロさを見せながらも、日本的な街並みがノスタルジーを生むMVも見どころのひとつ。サウンドや歌詞と照らし合わせながら、じっくりと観てほしい。

・太陽の憂鬱



メロウなミディアムナンバーだけでなく、疾走感のあるロックナンバーもThe Songbardsの持ち味だ。「太陽の憂鬱」はそんなアップテンポなキラーチューンとして、ファンの間で人気を集めてきた。

古い映画のような映像とミニマルなサウンドの魅力がぎゅっと詰まったMVも名作だが、その魅力は「ライブ」でまた違ったかたちでも発揮される。
生の熱量と勢いが弾ける彼らのライブでは、重厚なコーラスワークや軽快なサウンドが、より印象強く前面に押し出されている。何より、オーディエンスと近い距離で向き合う「ライブ」という空間を彼らが心から楽しんでいるのが伝わる表情や動作が、体を揺らして心のままに感じる「音楽」の本質的な喜びを伝えてくれる。
The Songbardsの音楽に魅入った方は、是非ライブまで足を運んでほしい。

・Time Capsule

結成となった2017年に会場限定でリリースされ、話題に火が付き2000枚が完売となったThe Songbards初期の作品「The Songbards First E.P.」から、今はライブ会場でしか聴けないというThe Songbardsらしいバンドの温かみを感じる名曲を紹介していきたい。

まず曲始まりはメンバーひとりひとりのカウントから始まり、「Time Capsule」というタイトルをイメージする懐かしいメロディーと、地に足を着けながらも跳ねるようなリズム、そこに柔らかな色合いを加えるギターの絡み合いだ。ローファイなサウンドは普遍的なインディーロックの風を感じさせながらも、メロディワークや詞の表現には、より現代的な要素が見られる。
歌詞は決して楽しく甘いだけではない世界を描きながらも、そのなかに小さな救いを見出して後味のいいストーリーを描く。「Time Capsule」というタイトルも合わさって、ワクワクするような不思議な魅力を感じさせるポップナンバーだ。


昔からの音楽ファンには懐かしく、若い世代の音楽ファンには新鮮なサウンドと世界観で、次世代の邦楽シーンを支える注目バンドとなっているThe Songbards。2019年4月5日からは自身初の東名阪ワンマンツアーも開催されるということで、その勢いは高
まるばかりだ。
さらに、このツアーでは既に2000枚が完売となっていた幻の作品「The Songbards First E.P.」もライブ会場で限定枚数が再販されるということで、こちらにも注目だ。
これからのバンドシーンで、より大きな存在になっていくであろうThe Songbards。その活動の最新情報は、公式HPやTwitterでチェックしていこう。

【公式HP】http://thesongbards.com/


【イベント情報】
The Songbards ワンマンツアー '19
『ウグイス放浪』
4.5 @ 梅田 Shangri-La                       open.19:00 / start.19:30
4.13 @ 名古屋 CLUB UPSET            open.17:30 / start.18:00

4.19 @ 渋谷 WWW                            open.19:00 / start.19:30

https://eplus.jp/sf/detail/2681940001


【作品情報】


会場限定販売
1st EP「The Songbards First E.P.」
レーベル:Nowhere works
NWWCD-001 ¥500 (tax in)

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