2019年8月から本格的にライブを開始した4人組ロックバンドalcatrick。


高校時代から活動を始め、現在メンバーは大学生となった。

2020年に入ってからは次々とデモなどの音源を発表、瞬く間に期待のルーキーとなっていく。

その秘訣は、バンドが繰り出す音圧と、さらにそれを上回る説得力を持つボーカルスキルだろう。


数多くのライブを経て、着実に実績を積んだ彼らは2021年2月に

バンドとして初となるワンマンライブを開催。

大成功で幕を閉じたワンマンライブが更に彼らの活動を加速させた。


そんな中、多分に漏れず新型コロナウイルスが猛威を振るい、

alcatrickも活動の方針を変えざるを得なくなっていった。

しかし、逆境の中でもalcatrickは地道に音楽を突き詰めていく。


スタジオに入れない時期もそれぞれがリモートで作曲に励んだ。

各々の音楽に対するアプローチや、考え方が改めて磨かれていった。

そんな彼らの魅力に迫っていこう。




alcatrick『戦線を衝く』MUSIC VIDEO



2021年4月1日にアップロードされたオフィシャルミュージックビデオ。


疾走感のあるロックサウンド、ラジオボイスのようにエッジの効いたボーカル。

鮮やかで切なさのある映像。全ての要素が音を彩っていく。


シンプルであるがゆえに歌詞がスッと耳に入ってくきて、

込められたメッセージが力強く背中を押してくれる。



alcatrick『LUCY』MUSIC VIDEO



2021年1月15日にアップロードされたオフィシャルミュージックビデオ。

同年2月8日にデジタルリリースされた「L」から、シングルカットされたリードトラックだ。


「L」は、自粛期間を経て、制作に取りかかった今回の作品の背景には、

現代社会に於ける未来への期待と絶望をテーマに、その対比について言及している作品だ。


光を意味する「LUCY」では、メンバーの強い希望の想いを綴った。

楽器隊それぞれの攻撃的なフレージングにも注目だ。

リスナーを鼓舞するメッセージ性のある一曲に仕上がった。


デジタルリリース自体も彼らにとっては初めての試みであったが、

堂々とした本作品は、彼らの想いの通り、多くのリスナーに届いたことだろう。



alcatrick 『201』MUSIC VIDEO



2020年2月21日にアップロードされたオフィシャルミュージックビデオ。

2020年3月25日にリリースされた1st E.P.『 qualia 』より、シングルカットされた作品だ。


攻撃的なalcatrickとは対照的なロッカバラードに仕上がった「201」は、

alcatrickにとって渾身の作品であることが窺える。


小細工のない、シンプルなコードとメロディ、そしてドラムフィルやベースフレーズ、

オブリガードに至るまでどこまでもただシンプルに。


そんな構成だからこそ、歌詞の持つメッセージが強く耳に入ってくる。

眠れない夜に聴きたい一曲だ。




現在アルバムの制作も行っており、夏頃にはツアーも行いたいと語る彼ら。
メンバーそれぞれが音楽を突き詰めた自粛期間を超え、休養は十分だ。

ライブハウスで彼らの思いが音に乗る瞬間は、

きっと全てが爆発的な表現となってリスナーの心を揺さぶるだろう。

今後の彼らの活動に要注目だ。



【EGGS】

https://eggs.mu/artist/alcatrick_16/


【YouTube】

https://www.youtube.com/channel/UCwvm3Jk6Z3o0XMirh351Dug


【Twitter】

https://mobile.twitter.com/alcatrick?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor


【Instagram】

https://www.instagram.com/alcatrick_



【リリース情報】

2021年4月21日 配信開始 2ndデジタルシングル「戦線を衝く」

→2021年3月、alcatrickより3ヶ月連続デジタルシングルリリースが発表された。
その第一弾を飾るのは「戦線を衝く」。

これまでにライブのみで披露してきたこの楽曲が、待望の音源化。

インディーズロックバンドシーンの前線で、自身だけではなく、

戦ってきた仲間たちへの想いも込められているとVo.佐藤は語っている。

そんなバンドとしての指針を示す一曲と仕上がった。



【ライブ情報】

6/19 7秒とロック