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ワンダフルボーイズ 進化を続ける話題の6人組が臨む、「メジャー」という新たなステージ【ライブレポート】

ワンダフルボーイズ 進化を続ける話題の6人組が臨む、「メジャー」という新たなステージ【ライブレポート】

New Album「We are all」リリースパーティ 

2019.04.14 BASEMENTBAR


2019年4月10日(水)に、メジャー・レーベルからは初めてのフル・アルバム『We are all』を発売したワンダフルボーイズが、東京と大阪でそのリリース・パーティを行った。

東京は4月14日(日)下北沢BASEMENT BAR、大阪は4月21日(日)心斎橋Live House Pangeaで、両日とも14時開演と18時30分開演の二回公演。昼はアコースティック編成で、夜は通常のロック・バンド編成。

東京の昼の部は、「エビバリスウィング」「Love Story」「サンセット通り」「ビューティフルグッバイ」「And Love」などの9曲をプレイした。


東京の夜の部は、まずSundayカミデ以外のメンバー6人がステージに上がり、インストゥルメンタルの「南青山Club fay」でスタート。2曲目の「Musicレボリューション」からSundayカミデが加わり、続く「ロックジェネレーション」「CULTURE CITY」で、ステージの上も下も早くも今日のピークを迎えたような熱い空気になる。

「Back to the ‘95」では、間奏でドラム:番長→ギター:アツムワンダフル→オルガン:岩井ロングセラー→サックス:ミッキー、とソロを回し、そのたびにフロアから歓声が飛んだ。


そのソロ終わりでSundayカミデ、「ちょっとごめんね、今からバンドの整理だけしたいと思います。お昼もこの事件あったんですけど、アツムのギター弾きながらのダンスが、なんか、しつこいというか……」「アツム、今何歳? 28歳? いちばんむつかしい歳頃やから、28歳って」などと、アツムワンダフルをいじり始める。「firefly」の途中では、23~24歳の頃、fireflyというクラブに落ち着く前に大阪のよく知らない箱で『Love sofa』(Sundayカミデが当時から現在まで19年間続けているパーティ)を行った時、店長にハコ代をふっかけられたが、自分が運転手をしている怖い先輩の名前を出して撃退した話をする。Sundayカミデがしゃべっている間もドラムを叩く手を止めない番長、彼が何か言うたびに爆笑。という合間に、Sudayカミデ+メンバー+お客さんの大シンガロングがはさまる、という、いろんな意味でワンダフルボーイズのライブでしか味わえない展開が続いていく。


「LOUVRE」では「I say wonderful,You say boys,Wonderful Boys! Wonderful Boys!」のコール&レスポンスが響いた。曲のシメでSundayカミデ、「LOUVREというのは銀塊です。誰もが金塊にはなれなくても、生まれてきたからには、全員、銀塊」と説明する。

奇妙礼太郎との天才バンド、やついいちろうとのライトガールズに続いて、今回でメジャー・デビュー三回目、今年で42歳、やついいちろうに「42歳でメジャーデビュー、そんな人います?」と言われる──という件から始まった、現在過去未来含めて本当にあっちこっちにとっちらかっては広がっていく、長い長いトーク。番長は終始爆笑、お客さんも爆笑。その末にSundayカミデ、メジャー・デビューにあたっての決意などを熱く言葉にする。

その上で本編ラストに持ってきたのは「天王寺ガール」「We are all」「Joy to the World!」という新旧の代表曲、三連打。「Joy to the World!」は番長とニーハオのソロ・バトルから始まり、「エビシンガソン!」「エビアンダグラン!」の掛け合いで、感動的に締めくくられた。

アンコールの1曲目は、ワンダフルボーイズ流ゴスペルの「A special song」。Sundayカミデ&メンバー&オーディエンスで大合唱。2曲目は、ここ数年ですっかり曲がひとり歩きしている名曲にして、天才バンドでもSundayカミデの弾き語りでもワンダフルボーイズでも歌われてきて『We are all』にも収められた、「君が誰かの彼女になりくさっても」だった。

誰が聴いても意味が受け取れる簡単な言葉で、本当に信じているとても大事なことだけを綴って、ややこしいコードは使わず、シンプルなメロディに乗せて、歌にする。ダンス・ミュージックの楽しさと、楽しいからこそのせつなさを人に伝える。クラブ・カルチャーのスピリットを、クラブに行かない人にも届ける。というワンダフルボーイズの音楽が、そこそこ長い時間とかなりの労力を注ぎ込んできた末に、いよいよ本格的に世に放たれようとしている、大きく広まろうとしている、そんな希望に満ちたステージだった。

「売れてる時も! 売れてない時も! 病める時も! 健やかなる時も! 音楽! やめた! 友達! の分まで! の分まで! やるのが! やるのが! ヒーロー! ヒーロー! アンダーグランド! アンダーグラウンド! アンダーグラウンド・ヒーロー! アンダミュゥアンッ・ヒーロー!」

「Joy to the World」の後半での、Sundayカミデ&メンバーのコール。最後「アンダミュゥアンッ!」ってかんでたけど、確かにその姿はアンダーグラウンド・ヒーローだった。ただ、そう遠くない時期に、「アンダーグラウンド」ではなくなるだろうな、とも思った。


 『Love sofa Tokyo』5月19日(日)の14:30から、代官山UNIT/UNICEの2フロアで開催。ワンダフルボーイズの他に、ライトガールズ、奇妙礼太郎、空きっ腹に酒、浜崎貴司等の10アクトが出演する。


※TEXT:兵庫慎司


【夜の部 SET LIST】

1.南青山CLUB fay

2.MUSIC レボリューション

3.ロックジェネレーション ! ! !

4.CULTURE CITY

5.Back to the '95

6.firefly

7.LOUVRE

8.天王寺ガール

9.We are all

10.Joy to the world!!!

E1.A special song

E2.君が誰かの彼女になりくさっても


【公式HP】http://www.wonderfulboys.net/


【イベント情報】 

 「Love sofa Tokyo」

日程:5月19日(日) 

会場:東京/代官山UNIT・UNICE

開場:14:00 開演:14:30


LIVE:

ワンダフルボーイズ

奇妙礼太郎

DENIMS

空きっ腹に酒

ライトガールズ

浜崎貴司

TENDRE

有馬和樹(おとぎ話)

浜田一平

PARIS on the City!


DJ:

アチャコプリーズ

Kouhei”king”Nozaki

komogi

まりりん

MA-1


FOOD:

スパイスカリー大陸


TICKET:

前売り 4000円(+Drink)


各プレイガイドにてチケット発売中!

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