「バンド」と聞くと、ギターやベース、ドラムなどによるサウンドをイメージする方が多いのではないだろうか。そんな既存の編成にとらわれず、和楽器を大胆に盛り込んだサウンドで注目を集めるバンドがいる。
それが、都内を中心に活動する「寿BAND」だ。
その活動のスタートは2001年。バンドのリーダーである佐藤”ミッチェル”通芳(Vo&津軽三味線)を中心に結成され、メンバーチェンジを経て2011年に志も新たに再スタートし、現在まで勢いを止めることなく活動を続けてきた。
これまでに渋谷QUATTROや赤坂BLITZでワンマンライブを行うなど、その注目度は着実に高まり続けている。
寿BANDの最大の特徴は、異色のメンバー編成からもうかがえる、独特のアンサンブルだ。ギター、尺八、サックス、ダンサー、コーラスなど「ロックバンド」の枠にとらわれないパートが並び、ライブではそこにベースやドラムといったサウンドも加わる。
そんな編成から生み出される音楽は、J-ROCKなどの現代的でキャッチーな疾走感と、味のある伝統音楽の空気を併せ持っている。唯一無二の世界観で魅せる寿BANDの楽曲に、迫っていこう。
・音舞汰囃子
寿BANDの代表曲「音舞汰囃子」では、彼らの個性をダイレクトに体感できる。
力強いドラムと厳かな尺八からはじまるイントロ、バンドサウンドと伝統楽器の響きが混ざり合う新感覚のハーモニー、現代の音楽シーンにもなじむキャッチーで熱いメロディ展開。それらが違和感なく融合して、思わず体が揺れるような盛り上がりを生み出している。
三味線や尺八といった楽器がロックソングの中でここまで存在感と表現力を示せることに、驚く方も多いのではないだろうか。
MVでは寿BANDのライブの模様が映し出され、アッパーなサウンドによって熱量の高まるステージの様子が見てとれる。まさに「祭り」と呼べるような彼らのパフォーマンスの魅力を知ることができる映像だ。
・寿BAND 8/1ワンマンライブ「祝宴音礼祭」CM
そんな寿BANDだが、2019年8月1日には、以前もワンマンライブを開催したマイナビBLITZ赤坂(旧:赤坂BLITZ)にて再びワンマンライブ「祝宴音礼祭」の開催を予定している。
結成から18年、再始動から8年。長い年月を止まることなく前進し続け、個性と実力を磨いてきた彼らの大きな節目となるこのステージ。確かなクオリティの楽曲たちと熱いパフォーマンスによって、大きな祭りの炎が上がることは間違いない。
イベントタイトルにもあるように、彼らとファンの「祝いの宴」となるであろうこのワンマンライブでどんなステージがくり広げられるのか、今から期待が高まる。
これまでの活動で積み上げてきたものを見せる集大成であり、これからの寿BANDの船出となる8月1日のワンマンライブ。是非その会場へ足を運んで、彼らの生演奏の熱量を体感してみてほしい。
さらに、このワンマンライブを映像に残すためのクラウドファンディングも現在実施されている。ライブに足を運べない方や、気持ちだけでも支援したい方向けのプランも用意されているので、こちらも要注目だ。
寿BANDにとって大きな挑戦となるワンマンライブを通して、彼らがどんな活動を展開していくのか。そのさらなる情報は、公式HPやSNSからチェックしていこう。
【Twitter】https://twitter.com/KOTOBUKI_BAND_
【イベント情報】
寿BAND ワンマンライブ
『祝宴音礼祭』
・場所:マイナビBLITZ赤坂
・日程:2019年8月1日(木)
・開場18:00/開演 19:00
・前売 4,000円+1D/当日 4,500円+1D ※全席指定
・プレイガイド:https://eplus.jp/kotobuki_band/