2010年に結成されたロックバンドCzecho No Republicは、そんな魅力によって邦ロックシーンの中で強い光を放ってきた。

現在の活動メンバーはVo.Ba.武井優心、Gt.Syn.Vo.タカハシマイ、Gt.砂川一黄、Dr.山崎正太郎の4人。アルバム「Maminka」が第4回CDショップ大賞にノミネートされたことが飛躍のきっかけになり、2013年にアルバム「NEVERLAND」でメジャーデビューを果たした。

その後も数々のタイアップやラジオパーソナリティなどの活動を経て、音楽性はもちろんキャラクターやトーク力でも話題を集め、楽曲「Oh Yeah!!!!!!!」と「Forever Dreaming」がアニメ「ドラゴンボール」シリーズの主題歌になったことで新しい層にも知名度が拡大。日比谷野外大音楽堂や大阪城音楽堂といった大規模なステージでのワンマンライブも成功させ、その人気は邦楽シーンにおいて確固たるものになっている。

軽快でキャッチーに聴かせ、そこに確かな熱量やメッセージ性を込めた音楽には、間もなく結成10周年を迎える活動の歴史に裏打ちされた、Czecho No Republicならではの個性がある。


・Everything

2019年4月にリリースされた最新EP「Odyssey」。そのリード曲となったのがこの「Everything」だ。 

シンセサウンドを前面に押し出したポップなアンサンブルは、キャッチーな中にも壮大でスペイシーな情景を感じさせる。メロディには確かにJ-POPの遺伝子がありながらも、UKインディーやポップスの色が見られるのもCzecho No Republicらしい一面と言えるだろう。 

跳び回る遊び心の中にもバンドとしてのまっすぐな決意が感じられて、さらなる進化を見せつけられるキラーチューンだ。 


・EP「Odyssey」トレーラー

全4曲が収録されている「Odyssey」のトレーラーでは、EP全体の雰囲気を体感できる。作品タイトルの意味は「長い旅」。人生そのものを表すようであり、間もなく10周年を迎える彼らの決意を表すようでもある名前だ。 

リズミカルなインディーロック「STAR」からインパクト大のリードトラック「Everything」、多幸感あふれるダンスロック「Wake Up!」、そしてノスタルジックな表題曲「オデッセイ」と、それぞれにCzecho No Republicの個性が表れているこの作品。ポジティブなストーリーで前を向かせてくれる名盤だ。



軽快なポップロックバンドとして、また盛り上がりを生むライブバンドとして、着実に大きな存在になってきたCzecho No Republic。新しい境地に踏み込む10年目に向けて、今回の「Odyssey」リリースを経てさらに進化を見せてくれるのは間違いない。

邦ロックシーンでますます注目を集めるCzecho No Republicの最新情報は、公式HPやオフィシャルTwitterから要チェックだ。 


【公式HP】http://c-n-r.jp/


【Twitter】https://twitter.com/cnr_official


【リリース情報】

 Czecho No Republic EP「Odyssey」 

2019年4月3日 

1,400 yen (+tax)

品番:MDMR-2040 


1.STAR 

2.Everything 

3.Wake Up! 

4.オデッセイ