東京都江戸川区出身のシンガーソングライター、J"un(小久保隼)。
ハスキーで色気のある歌声を、時に繊細で美しく、
時に柔らかく温かみを伴って、そして時に力強く真っ直ぐに届ける。
2017年にはテレビ東京系の人気番組『THEカラオケバトル』に出演するなど、その歌声への評価は高い。
これまでにオリジナル楽曲として、『Drunky monkey』『long time no see』『ドングリ』『-Melody-』
『(G)Bless you』『Glas wen』『夜』『Lips』『からっぽ』『Stage』などを発信。
2021年3月には里見浩太朗や純烈らが出演した御園座3月特別公演『水戸黄門-春に咲く花-』に出演。
さらに同年7月からも明治座7月純烈公演に出演するなど、幅広く活躍中。
・『Lips』【J"un/小久保隼】
「恋愛の歌ではあるが、それぞれの捉え方で聞いてほしい」
と話すこの楽曲は、男女の≪メロウ≫な夜を描く1曲。
とはいえただただ甘いわけでもなく、どこかビターな匂いがするのが印象的だ。
≪膨らんだ不安を枕に 心の瞼が閉じれず≫
≪抱き合ってくすぐりあって 一番好きだよなんて怪しげな君の言葉に騙されに行くんだ≫
と、歌うパートにはそれが顕著。
歌声にも、温かみのある愛だけではなく、その中に不安や寂しさも感じられるのだ。
・『Glas wen』【J"un/小久保隼】
ウェールズの言葉で、“嘲笑い”“青い微笑み”といった意味を持つ『Glas wen』。
そんなタイトルがつけられたこの楽曲は、「いじめを受けた経験のある人の話を聞いて歌にした」という1曲だ
≪今日もまた目が覚め なんでもない1日が始まって終わって 気づけばまた明日に飲まれるのか≫
と歌う冒頭から、憂鬱な気持ちをしっかりと映し出していることが伝わってくる。
この楽曲では終始、そんな風に憂鬱な日々の気持ちを映し出すのだ。
そしてそこに無理やり光を見せようとはしない。
無理に光を見させられると、その瞬間に気持ちが冷めてしまうこともあるもの。
ただ共感出来るこの楽曲が、救いになる人はたくさんいるだろう。
「アコースティックギターを弾き始めてから初めて作った楽曲」だというのも、この楽曲の一つのポイント。
・『からっぽ』【J"un/小久保隼】
「同棲しているカップルが喧嘩をして家を空けた時の、残された方の感覚を歌にしている」
という1曲『からっぽ』。
誰もいなくなった部屋に漂う切なさや寂しさ、そしてやるせなさは、
冒頭の≪何もない部屋に 耳障りな鼓動≫というパートからしてすでに強く香っている。
そんな寂しい部屋の中で主人公は≪ああもうやめにして 戻っておいでよ≫
≪ああもう謝るから 一緒に帰ろう≫と、相手の思いを募らせる。
感情がこぼれているような力強い歌声にも、相手への愛は満ちているのだ。
しかし≪伸びてく独り影を 君に重ねても 重ねても もう戻らない≫。
リアルな切なさが溢れていれるのはやはり、心理描写の上手さ、
そしてそれを表現する歌声の表現力の賜物だろう。
「自分の歌は誰かの経験談を歌にしていることが多いので、聞いた人の胸に響いてくれたら嬉しい。
より多くの人に届けていきたい」と、その活動を通しての目標を話す彼。
この1年の活動に関しては「今年は配信、舞台、ラジオと活動の幅を広げてきたい。
新しく知ってくれた方も多いので、もっと自分の音楽を届けていきたい」と明かす。
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【出演情報】
2021/07/02(金)~18(日)
純烈(酒井一圭・後上翔太・白川裕二郎・小田井涼平)・星野真里・曽我廼家寛太郎
・磯野貴理子・上地春奈・小林けんいち・小久保 隼・かとう 唯
【リリース情報】

『Glas wen』